月別アーカイブ / 2018年02月

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どこへ行っても人 人 人の世界

当たり前に思っているけど

ほんとは異常なんだよ

この地球という星に

いのちは無限に近く存在する

なのに

どこへ行っても人じゃ

おかしいだろ

人は自分1人

それで初めて

自己の存在が明確になる

木々といういのちが当たり前の世界で

自分は異端の存在だ

そのことを認識して

自分といういのちの

はかなさと貴さを思い知らされる

自分といういのちが

木々を縫って歩く

生きている

いま自分は生きている

裸になって

無垢になって

ごく自然に生きている

その自分を大切にしたい

自分

自分でしかない

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抄訳で紹介させていただくと
こんな物語です。
犬の放し飼いが珍しくなかった時代が
舞台です。

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上の姉ちゃんがお嫁にいった家で
ジョンは生まれた。
ジョンは我が家に貰われてきた。

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ジョンは僕とよく遊んでくれた。
原っぱで本を読みだすと
そばでじっと見守ってくれた。

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下の姉ちゃんの叫び声で飛び出すと
ジョンが大きな野鳥をかじっていた。


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ジョンは喧嘩が大好きだった。
ある日
右の耳を半分噛みちぎられて戻ってきた。

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「お前、川へ行かないのか?」
夏休み
体の弱かった僕は水泳禁止で
ジョンとセミをとって遊んだ。

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秋になって用水で魚を追っていた僕は
深みにはまった。

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気がついたら
ジョンが僕のシャツをくわえて
必死に泳いでいた。

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秋が深まると
夜更けにジョンは遠吠えをするようになった。
近所迷惑になるので
ジョンは夜も放されるようになった。

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ジョンは何日も帰らなかった。
雪の日の朝
ジョンは痩せこけて
ふらふら歩いて帰ってきた。

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学校でどこかの農家の鶏小屋が
襲われたことを知った。
それがジョンの仕業だと
僕にはわかっていた。


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農家の人が
ジョンをぶちのめしにやってきた。
僕は農家の人に
やめろと叫んで抱きついた。

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ある日
学校から帰ると
ジョンはリアカーにくくりつけられて
どこかへ連れていかれるところだった。
ジョンは悲しそうに泣き続けた。
「梨畑の番犬にしたいそうだ。そのほうがjpんのためなんだ」
 父が僕に言った。

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毎朝
ジョーン ジョーンと叫んだ。
何日目だったか
麦の穂を揺らし鎖を引きずったジョンが
飛びだしてきた。
「もう絶対離さないぞ」

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父はシートで犬小屋を覆うようになった。
それでもジョンの鳴き声は
布団にもぐっている僕の耳を貫いた。
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ある朝
ジョンの姿は消えていた。
僕は微熱をよく出し
学校をよく休むようになった。
ようやく元気を取り戻したのは
野生に戻リたくましく活躍しているジョンと
再会した夢を見てからだった。

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中学に進んでまもなく
僕は初めて上の姉ちゃんの婚家を訪れた。
ジョンのお母さんが
ジョンの弟たちにあたる3匹の子犬の
相手をしていた。
そのうちの1匹が子犬時代の
ジョンとそっくりだった。
「気に入ったんなら貰っていけば」
僕の心はゆれた。
でも
しばらくして
その子犬をそっと下ろした。

2度とあんな悲しい思いはしたくなかったから。

ジョンはいつも

僕の心の中にいるから。



 ときどき

 カラオケに行くが

 僕は幼時に耳を悪くして

 今もその後遺症でやや難聴である

 だから

 どんなに歌い込んでも

 音程通りには歌えない

 正確に聴きとりができないのだから

 正確に歌えない道理だ

 つまり

 僕は真性音痴なの

 耳が正常で音痴を自認している人は

 歌い慣れていないだけ

 恥ずかしがらずに歌い込んでいけば

 どんどん上達するよ


 ところで

 カラオケで上手に歌ってる人さ

 陶酔したような表情で歌ってる

 聴いてる人はうまいなあと思いながら

 しらけてる

 どんなにうまく歌ったって

 それを持ち歌にしている

 歌手には勝てないよ

 って内心で思ってるからね

 陶酔しながら歌ってる人って

 うまく歌おううまく歌おう

 寸分も外れない音程で

 節回しもぴったり重ねて

 などと神経をすりへらして歌ってる

 だから 表情とは裏腹で

 ストレスを凄く溜め込んでる

 そういう人に知りあいがいたら

 普段のその人を見てごらん

 納得いくことが多いから


 カラオケで歌うなら

 好きな音程で勝手な節回しで歌おう

 心にこびりついたストレスが

 さらさら溶けて外へ流れだす





 

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