月別アーカイブ / 2018年01月


 
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 真夏の昼寝は気持ちがいい

 空調が程よく効いた部屋の

 ベッドでの昼寝に

  一瞬 至福を感じる

 だが 待てよ

 もっと至福のときがあったぞ

 そうだ

 真夏の開放された日本家屋だ

 子どものときだ

 暑い日盛りに

 風通しのいい縁側での昼寝のひととき

 時間時間によって

 いちばん心地よい

 自然のポーズをとっている

 これこそ

 至福のときと言わずして

 何が至福か

 
 今は周りを意識しすぎ

 カッコや

 ポーズを作りすぎる

 本音をぶつけるときや

 寛ぐときぐらい

 行儀悪くても

 カッコ悪くてもいいじゃないか


 ◉ 写真は奄美パークで見かけた人形です




運はあると言えばある

 ないと言えばない

 だから

 運に捉われちゃいけないんだ

運が気になる

 というのなら

 どんなことでも

 いいことがあったら

 運がいい いい

 と思えばいいの

 気が楽だし気分がいい

 悪いことが起きたら

 そういうことが2度と起きないように

 その原因を突きとめ対策を練る

 似たような悪いことがが起きたら

 同じように

 その原因を突きとめ対策を練る

 もう起きないかもしれないけど

 と自分に言い聞かせながらね

 3度4度あっても

 それでいいんだよ

 悪いことがもっと起きても

 それに強くなる

 すると

 いいことがあって

 それが続くようになる

 自分は運がいい いい

 といつも気分をよくする

 たまに悪いことが起きても

 たまたまなんだよな

 と余裕だろ


 悪いことが2度3度続いて

 自分は運が悪いと思い込むと

 そんな運なんかないのに

 心に棲みつかれて

 トグロを巻かれてしまうよ

 追い出すのは大変だ

 だから だから

 自分は運が悪い

 と嘘でも思っちゃ駄目なんだ

 本当に駄目なんだよ

 

 

 

 

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 丹沢 鍋割山から見る富士山は美しく雄大だ。
 登りたければいつでも登れる。
 標高値も解っているし
 登山道もいくつかある。
 周りに富士登山の経験者は何人もおり
 いくらでも富士登山の情報は入手できる。

 それで登ろうかという気になる人は少数派だ。
 富士山は美しく雄大だ
 と賛美してそれで終わる人のほうが多数派だろう。

 デジタル派は情報でほぼ知り尽くせる
 富士山を自分の足で踏破したいとまではあまり思わない。
 これは譬えで言っているので
 デジタル派が富士登山をしないというわけではない。
 実際には富士登山を経験した
 また 経験してみたいというデジタル派は多い


   丹沢 鍋割山から見た駿河湾は美しく輝いている。
 駿河湾は最深部約2500メートルで
 日本の湾ではもっとも深い。
 生態系も含めて未知の部分も多い。
 いずれはすべてが解明されて望めば情報を収集して
 駿河湾のすべてを知ることができるようになる。
 今のところ駿河湾はデジタル的世界に近い。
 デジタル派にとって
 水平線まで海面が広がっているだけである。
 富士山のように全貌を仰ぎ見ることもできない。
 水深が浅いところだけでも知りたい 体験したい。

 その浅いところにあるデジタル世界の1つが
 仮想通貨取引所が演出する世界なのである。


 話は変わる。
 僕が学生の頃
 バイト先で知りあった他大学の学生の下宿に
 1度泊ったことがある。
 数十個の腕時計が棚に並んでいた。
 1個1個に何か書いた札がついている。
 「学生に腕時計をかたにしてカネを貸してるんだよ」
 彼は闇で腕時計専門の質屋業を営んでいたのだ。
 彼とはバイト期間だけのつきあいだった。

 それから約10年後
 僕はたまたま広げた経済誌で
 彼が経営者としてインタビューを受けた記事を見た。
 彼はサラ金業者として成功していた。
 従業員300人
 年商200億円超だった。
 世はサラ金がブームだった。
 彼が経営するサラ金の看板を数年はあちこちで見かけたが
 そのうちまったく見なくなった。
 ブームになって いっとき咲いた仇花だったのだろう。

 30年近く前
 あるところで学習塾を経営する人を知った。
 彼の経営する学習塾チエーンはぐいぐい伸びていた。
 彼はカジュアルな格好で年齢より大分若く見えた。
 リュックを小脇に置いていた。
 「あのリュックに今は入っているかどうか解りませんが
  現ナマを満杯にして証券会社の営業所を訪れ
  これで〇〇の株をください、とやったそうですよ」
 同席者が僕に耳打ちした。

 彼の学習塾チエーンはその後も伸び続けて
 今は全国でその名を目にすることができる。


 サラ金ブームに乗り
 いっとき成功して潰えた前者も
 成功し続けた後者も共に30代で名を成した。
 徒手空拳の若者のときは
 夢を描いて未来を見据えていたのだろう。
 アナログ世界にはまだまだ隙間のように
 空いた空間があって夢を描いて目指すことができた。

 しかし
 21世紀に入りアナログ世界にいては
 どこを向いても成熟した世界が見えるだけで
 夢を描けなくなった。
 若者はまだすべてが成熟していないネット世界に
 夢を馳せるようになった。
 生活の基本はアナログに置いている。
 でも 正社員の道は厳しく
 派遣や 契約での勤めを余儀なくされている。
 給料は少なく生活に余裕が生まれない。
 アナログ世界にいるだけでは
 八方ふさがりのようで先が見えない。
 30代40代の世代のかなりの部分は特に厳しくやっとこ暮らしている。
 絶望してデジタル世界に活路を求める人も少なくなかった。
 その活路の1つが仮想通貨への投資だった。

 コインチェックは仮想通貨ネムの被害者約26万人に
 日本円で補償すると約束した。
 その時点で補償総額は463億円に上った。
 しかし これはただの口約束で
 いつ実施されるのかまったく定かでない。
 
 そのあやふやさはまずおいて
 26万人という膨大な人数に注目したい。
 1人当たりの初期投資額は10万円20万円といったところだろう。
 なけなしのカネをはたいて億なり人の夢を描いた
 と容易に想像できる。
 年齢の統計は解らないが
 26万人の中心世代は30代40代だろう。
 次いで20代だと想像できる。

 デジタル世界でも投資は楽に儲かるとは限らない。
 アナログ世界あってのデジタル世界であることを明記して
 ひとまずこの稿を閉じたい。
 

 
   

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