月別アーカイブ / 2018年01月


 余裕なんて幻想なんだよ

 人生はいつだって真剣勝負なんだから

 疲れるよね

 精魂を遣い果たすよね

 だから

 つかの間の休息をとる

 それは余裕なんかじゃないよ

 次の真剣勝負に備えるだけなんだ

 それを勘違いして

 余裕ができたなんて思ったらね

 油断に過ぎない

 油断なんだよ

 次の真剣勝負に負ける

 その人生の厳しさが解って

 初めて休息の中に

 余裕が生まれる

 油断と関係ない余裕がね


 友から裏切られた人の傷は

 一生癒えないよ

 裏切ったやつはどうだろう

 自分を責めるだろうか

 責めないやつなら

 ここで取り上げる理由はない

 友達のふりをしていただけだ

 下心を秘めてね

 裏切られた友も

 そいつが本当の友でないことには

 多少は気づいていただろうね

 ということは

 自分たちは

 本物の友同士ではない

 と意識していたと思うよ

 裏切ったやつに比べれば

 善良だったから

 裏切られるほうに

 回っただけさ


 ここで言いたいのは

 固い絆で結ばれた

 真の友同士の場合だ

 その友を裏切る場合は

 どういうときだろう

 一方が立てば他方が立たなくなる場合だ

 例えば

 名門大学の学長選挙に

 有力候補が2人立つ

 共に40代という若手で

 その大学が誇る頭脳だ

 全学部の准教授以上の投票で決まるが

 2人の有力候補は甲乙つけ難く

 票は真っ二つに割れる情勢だ

 候補の2人は無二の親友同士だ

 どっちも学長になりたい

 このまま投票に入れば

 白熱した票集めが行われ

 無二の友情にひびが入る

 そうまでして多数派工作に血道をあげ

 親友を裏切りたくない

 その場合

 学長になりたいという

 野心をたぎらす

 自分を裏切るしかない

 それで立候補を取り下げた

 友情にひびが入らずにすんだ

 この潔さは遠からず必ず報われる

 自分を裏切ってまで

 友を裏切らないという行為は

 最高位の友情だからだ

 

 

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