月別アーカイブ / 2017年12月


 男女半々ずつ合わせて30人の

 5歳児に読み聞かせを行った。

 子供たちの後ろには

 30人のお母さん方が椅子に掛けて

 見守っていた。

 子供たち全員のお母さんが

 参加しての読み聞かせ会。

 すべてがきちっとしているので

 ああ とピンとくる人も多いだろう。

 英才教育型の幼児教育施設

 に呼ばれたのである。


 1話すませて

 次のお話までの間に

 子供たちに質問を行った。


  クジラの好きなよい子は?
  キリンの好きなよい子は?
  ヒョウの好きなよい子は?
  ウサギの好きなよい子は?
  リスの好きなよい子は?
  カブトムシの好きなよい子は?
  セミの好きなよい子は?

 
 お解りのように

 大きな動物から小さな動物へ
 
 質問を変えていった。

 複数の動物に手を挙げた子供も

 7,8人はいたかな。

 最後に


  ゴキブリの好きなよい子は?

 
 と訊いた。

 男の子が1人 女の子が1人

 サッと手を挙げた。

 好きだというからには

 明確に理由がある。


 きみはなぜゴキブリが好きなの?

 と先に男の子に訊いた。


  飛ぶから


 と答えた。

 お母さんに追われて家具の下に逃げこむ。

 その子にとって

 ゴキブリはそういう認識だった。

 ある日

 開放した窓から虫が飛んできて

 白い壁に止まった。

 ゴキブリだった。

 飛ぶんだ

 と大きな驚きだった。

 つまり

 感動したのである。


 次に女の子に訊いた。

 
  きみはなぜゴキブリが好きなの?


  きれいな黒だから


 と女の子は答えた。

 その子にとって

 ゴキブリの体色は

 とても深みのある黒色で

 感動ものだったのである。


 ところで

 2人の子供が手を挙げたとき

 お母さん席のそこかしこから

 失笑が漏れるなか

 2人のお母さんが

 表情をひきつらせた。


 僕はお母さん方に言った。


  子供には先入観がありません。

  ゴキブリは汚らしいと思うのは

  先入観があるためです。

  叱ってはいけません。

  そこで終わってしまいます。

  なぜなのか理由を聞いてあげてください。

  それを認めてあげてから

  ゴキブリは病原菌をまきちらす

  衛生害虫なのよ

  と教えてあげましょう。



 ドブネズミを汚い

 と思うのは先入観なのです。

 ドブネズミを美しいという人がいても

 おかしくないのです。

 先入観で人や

 ものを見たら

 かえって誤るかもしれません。

  


 薬物と銃器というまったく異種の匂いを嗅ぎ分ける警察犬が

 暴力団組長事務所の柱に巧みに隠匿された拳銃を発見した。

 拳銃は柱をくりぬいてタオルに巻かれて隠されていたという。

 このお手柄警察犬は9歳のラブラドルレトリーバー。

 人が大好きで冷静沈着な性格が買われて

 盲導犬によく使われている。

 義妹の家で愛玩犬として飼われていた同種は

 休日に留守を任された~

 まではいいが 人好きが災いして

 空き巣が入ってきたのに吠えなかったらしい。

 好物の餌でも与えられたものか。

 空き巣は悠々と金庫その他を車に積み

 退散したとのこと。

 ラブラドルレトリーバーは頭がいいのか悪いのか。

 僕にはさっぱりわからない。


 大災害が起きて全壊した建物の隙間を縫って捜索にあたる

 小型種の警察犬も登場している。

 
 そのうち

 嘘をついた人間の呼吸 鼓動 脈拍の変動を捉え

 発汗 体温の変化も察知できる警察犬が登場するかも。


 ワン・ワンワンワン(お前 嘘言うな)


 などと吠えられたら被疑者は動揺するだろう。

 ウソ発見器より威力を発揮しそうだ。


 警察犬以上に各種デジタル機器の登場で

 警察の捜査は随分様変わりしてきた。


 足の捜査が重視された頃と比べ

 犯罪の検挙率はどうなっているのだろう。

 世の耳目をそばだたせない

 窃盗強盗などの一般犯罪の検挙率は

 低くなっているような気がするのだが… 

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