月別アーカイブ / 2017年04月


 見透かされる見栄は張るな

 例えば武士は食わねど高楊枝的な見栄だ

 楊枝を使うのは食後だ

 食事するカネもなく

 たらふく食べたふりをして

 高楊枝をくわえて歩いても

 腹がぐうぐう鳴っている

 これは舐められて小馬鹿にされる見栄だ

 百害あっても一利もなしだ


 3歳の女児が重い心臓病で

 ほっとけば1年後にはなくなる

 アメリカで最高水準の手術を受ければ

 命ながらえるが

 それには莫大な費用がかかる

 両親は蓄えもなく

 借金する当てもない

 そのことが新聞記事になった

 それを見た人が同情を深く催し

 粗末な家屋敷を抵当に入れて

 1000万円を作って

 ポンと寄付した

 そのことが美談として報じられた

 その人のことを知る人たちは

 質素な暮らしぶりなので

 貧乏だと思ったのに

  実はお金持ちで

 ああいうことには

 ポンと大金を出すんだ

 と感じ入った

 その人は力ある人に見込まれ

 その後 成功した

 こういう見栄は

 精一杯 気張ってやれば

 当の本人が思いもしない

 清潔な見返りがある

 実になる見栄を張れ

 

 


ありがとうの一言は

 口にするのも簡単で

 いろんなケースで使われる

 しかし

 それを発するときは

 状況によって

 かなりの温度差がある

 
 言われる側はどう受け取るか

 謝礼をあることが解っていて

 何かを手伝って終える

 
  ありがとう


 儀礼の響きがする

 でも

 感謝の心がこもっているときもある

 期待されていた以上の

 仕上がりになったのかな

 と気分がよくなる


 たまたま居合わせて

 何かを手伝い終えて

 
   ありがとう


 強い感謝の念がこもってる

 感動されたんだな

 と察せられることもある

 
 道を歩いていたら

 高齢者の男性がほどけた

 靴の紐を結ぼうとしていた

 右手の指や 甲に

 湿布薬を貼っている

 手指を痛めているようだ

 見るに見かねて

 しっかり結んでやったら


   ありがとう


  何度も何度も頭を下げられた

 深い喜びと

 恐縮した思いが

 ビンビン伝わってくる


 ありがとうを言う場合は

 いつも

 言われて自分が

 いちばん感動した

 ときのことを思い起こして

 いうことだ

 そのとき

 そのありがとうは

 鬼に金棒になって

 強く強く相手に伝わる

 その一言がいつか考えもしない

 かたちで返ってきて

 歓喜することもある


これでもか これでもか

 と新しいダイエット法が登場する

 浜の真砂は尽きぬとも

 世にダイエット法の種は尽きまじ

 ということなのだろう

 そして

 ダイエットを志した人の大多数が

 満足する効果は得られず

 新しいダイエット法を志すのだろう

 ダイエットが永遠の悲願になっている

 その悲願達成のために

 悲願はならずに

 ダイエット依存症が生まれる

  年若い人から高齢の域に入る人までが

 その依存症の虜になる

 女性のほうが多いが

 男性のダイエット依存症も少なくない


 数年前

 20歳前後の女性と知りあった

 スリムでタイツがよく似合った

 だけど

 会うたんびにスリムになり

 痩せすぎだよ

 どうして そんな無理をするの

 と訊いたら

 友達と競ってる

 という返事だった

 半年ぶりぐらいに会ったら

 いい感じでスリムで

 頬はふっくらして愛くるしかった

 競っていた友達が拒食症になったのを機に

 自分がいいと思う

 ダイエットに戻したという


 ダイエットは若い人や

 女性は美容のためにやる人が多い

 中高年

 特に男性は健康のためにやる人が多い

 度を過ぎたダイエットは

 美容と健康の大敵ではないか

 これでもかと登場する

 ダイエット法の中には

 心身の健康に有害ではないか

 と思わせるものも少なくない

 年若い人は

 それぞれに健康な体型なら

 それでいいではないか

  ほどほどに筋肉のある女性には

 クラっとくる魅力がある

 中高年の無理なダイエットは

 年齢より老けて健康にもよくないぞ

 さあ

 良く食べ よく働き よく遊んで

 心身健康人になろう

 

 

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