泰西名画には
天使が描かれているものが多い。
大人だったり子どもだったり
男だったり女だったり。
みんな体の割に
翼が小さい。
丸々した体つきの天使が多いから
両翼を広げたら
10メートルはないと
飛び立てないだろうに。
そっか
あれは天使だという証で
実用の翼じゃないんだ
天使だから
翼がなくても
天上界から降りてこれる
って無理に納得。
ところで
成長しきった
アフリカゾウが空を飛ぶには
両翼を広げて
何メートル必要なんだろうか。
いずれにしても
翼を持ったゾウが
空を飛ぶのは
壮観そのものだろうな。
でも
地上で最重量のアフリカゾウが
空を飛んだら
杞憂どころじゃないなあ。
空を見て歩かなきゃ
高度1000mから墜落したら
小さなビルはペシャンコだろう。
地球上にあるものは
人が創ったものでないかぎり
みんな自然の理にかなってる。
そんなことは知らない
子どものゾウが
羽ほしいよう
天国に遊びにいきたいよう
駄々をこね
弱り果てたお母さんゾウが
布切れで羽を作って
つけてやりました。
さあ 行っといで
子どものゾウは
飛びたとうと力んだところです。
いつの間にか
童話の世界に---