日本の戦国時代は約100年で終わった。
中国には春秋戦国時代という戦国時代が、
紀元前770~紀元前256まで続いた。
なんと550年に及んだのよ。
ジャニーズ事務所が商売上手なところは、
ジャニーズ世界の中で戦国時代的状況を作り、
傘下のアイドルグループたちに、
常に覇を競わせているところかな。
これについては詳述するので、
春秋戦国時代についてごく簡単に話しておきたい。


その時代が始まるまで周という統一国家があったけれど、
西北よりチベット系の異民族に侵略を受けて、
東へ走り洛邑(のちの洛陽)に都を置いた。
それを東周と呼んだが、
統一王朝としては形骸化して群雄割拠の時代に入った。
このときから長い戦国時代が続いて、
いろんな国に分かれて興亡を繰り返し、
最終的には秦によって統一された。

春秋戦国時代は春秋時代と戦国時代に分けられている。
前半の春秋時代は群雄が数多く出現したが、
次第に淘汰されて14カ国に絞られた。

さて、ジャニーズ世界の春秋戦国の春秋時代に当たる14グループは、
どんな顔ぶれになるだろうか。

まずは Snow Man を挙げておこう。
「タペストリー/W」  が初日で68.1 万枚だと。
オリコンデイリーシングルランキング1位。
こりゃスゲえ。
目黒蓮が主演する映画「わたしの幸せな結婚」の主題歌「タペストリー」、連ドラ「大病院占拠」の主題歌「W」のダブルAサイドシングルだ。
目黒蓮は「silent」の聴覚障害青年の役柄でも素直に演じていたが、それとは別のオーラも放っていて、オイラ好きなのよ。
このグループの推しではないんだけどね、売り上げでは他のグループ寄せ付けていないな。

King & Prince キンプリは、
平野紫耀、岸雄太、神宮寺勇太ら3人の脱退劇が CDの売り上げにはプラスに響いたか。
 2月に発売された12thシングル「Life goes on / We are young 」は、
初週103.2万枚はエモくスゲえ。
歌もダンスもジャニーズの平均LINEを超えている。
3人が去った後はどうなんのかな。

Six TONES は京本大我、松村北斗らが精悍に牽引している。
お母さん世代にも受けているのは、
薄絹に包まれたように控えめな母性本能を滲ませているからだ。

Hey! Say! JUMP はオトナになってる。
「狼青年」パズって翔んで元気がいいな。
山田涼介、八乙女光などの多様な活動がイタついている。

なにわ男子はアイドルアイドルしているのはいいけれど、
キラキラしすぎかも。

Kis-My-Ft2 キスマイは、脱アイドルへ向かいながら、
それぞれがズバッと個性を出したら面白い。

ジャニーズwestは、9枚目のシングル「星の雨」以来、
CDの売り上げが伸びる傾向が見える。
重岡大毅、桐山照史がドラマや、バラエティーなどのソロ活動のブルドーザーになっている。
神山智洋、中間淳太も後に続くだろう。
アイドルぶらない親しめる雰囲気が、
年若い層にはお兄さんに思えるのではないか。
トラジャと並んでオイラの推しでもあるのよ。

 KinKi Kids 堂本光一も堂本剛も、
そろそろ40代半ばか。
東方神起に負けるな!

Sexy Zone は、
マリウス葉が引退しちゃったんだよな。
ねえ中島健人くん。

KAT-TUN 

A.B.C-Z

NEWS
テゴの脱退、ソロ活動で少し寂しいかな。

Travis Japan  トラジャはオイラの推しの推し。

ジャニーズ8((_ _)横にできなかった)は、
ジャニーズアイドルグループでは大御所的立場に立ちつつあるのかな。

以上で14グループ。

さあ、春秋戦国時代の後半戦国時代には 七雄と称され7カ国が生き残り、
激烈なサバイバル戦を演じた。
秦、楚、斉、燕、趙、魏、韓の7カ国だ。
現時点でのジャニーズ戦国時代の7グループは、どういう顔ぶれになるだろうか。
やはり、アイドルグループらしくピチピチと活きの良さが求められる。ということで、オイラの独断が入るのはご容赦願いたい。

Snow Man
キンプリ
なにわ男子
Six TONES 
Sexy Zone 
 セクラバのメンバーは、
全員がA型の血液。オイラもA型。
温和な中に潜む過激性に興奮したい。

さて、あとの2グループは、
ジャニーズwestとトラジャということになる。
オイラの推しを入れたが、決して無理筋ではないと思う。
ジャニーズwestについては前述したが、
多様に力をつけているので、
今年はもっと出てくると確信している。
トラジャは「JUST DANCE」でデジタルCD世界配信をやってのけたし、
これはジャニーズ初の快挙だ。
Global  Excel US で5位にランクインされたからハンパない。
プチプチ細胞が爆発しているようなダンスを踊るだろ。
これだけでもいける。
J-Pop界の【魔王子ジャパン】だよな。

ジャニーズは自分の世界で戦国時代を出現させ、
しのぎを削らせている。
切磋琢磨を怠れば、ひしめいている後輩たちが、
続々新グループとして戦国サバイバル戦に参加してくる。
生き残るためには自分たちで磨かざるを得ないんだよ。
そういうジャニーズ戦国サバイバル戦を、
真上から観察している人たちがいる。
映画界の人、テレビ局の人、劇団の人、レコード会社の人、CM界の人、
その他諸々の世界の人たちが手網を片手に見守っている。
これはいけると思ったアイドルを手網ですくい取る。金魚すくいのようによ。
そのように戦国時代を作ることで、
様々な効用が生まれてくる。
何があってもジャニーズはびくともしない。
よそは真似をしたくても真似できない商売のノーハウを築いている。
さぁジャニーズ戦国時代の七雄はどうなるか。
七雄の一雄二雄を押しのけて、
新グループが興隆するか。

目が離せないぞ!