面接の受け方、といった類の本などを几帳面に読んだのかもしれない。
面接だけはね、個々の問題なんだ。
こう受けようなんて指導できるもんじゃないんだよ。
さぁ、それでだ。
きみの人間性を前面に出して、個性豊かにやってみようか。
面接官はいろんなタイプの人がいる。
面接官でも面接ではこうやって被面接者の人柄、性格、将来性などを判断する、
といった本を読んでいる人もいるし、
それぞれの会社にはそれぞれの基準で設けた被面接者の考査表のようなものがある。
そういうもので将来性ある若者が弾かれる例は少なくない。
大会社、老舗の会社には未だに無難な人を選ぼう、
という思いが強いかもしれない。
多分、そういう会社ほど永久就職のつもりで入社してくる新人を歓迎するだろうし、
面接官も永久就職途上の人たちなんだと思うよ。
どうやら、きみはそういうところからは敬遠されるタイプらしいな。
それなのに親たちはまだ多くが我が子には名の通った大会社に就職して欲しい、
と思っている。つまり、永久就職を望んでいるんだ。
世の中はこれかだどんどん変化するよ。
明治、大正、昭和、平成の時代と違うんだ。
これから先50年、どれだけの大会社が生き抜いていけるだろうか。
その物差しがない時代に入っている。きみらがその物差しを作るんだ。
世間的には名が知られていなくても、
斬新なことをやって未来とスムーズにコンタクトできそうな会社を選んでみたらどうだろう。
意外ときみには向いているかもしれない。企業を通して自分がどれだけ社会に貢献できるか。
それがきみの望みらしいな。
そういう会社なら面接官もきっときみをとると思う。
どうだ、面接する会社はきみ自身の斬新な考査で選んで面接を受けてみないか。
きっと、きみの将来にとって有為のかいしゃがきみをとってくれると思うぜ。
さあ、これからだ。

心機一転して実になる就活をしようじゃないか。