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盧溝橋に響き渡る1発の銃声が、

長い長い日中戦争を引き起こした。


ナチスの謀略による国会放火事件が、

ナチス・ドイツの誕生につながった。


この事件を知ったとき、

僕の脳裏を高速でよぎったものは、

この2つの出来事だった。


任期切れ寸前でも、

トランプ大統領は現職大統領だ。

大統領選で敗退したのに、

また根拠がないにもかかわらず、

大がかりな不正選挙があったと騒ぎ立て、

訴訟戦術を繰り広げてきた。


ジョージア州の共和党出身の州務長官には、

結果を覆せる票を見つけるよう電話で迫り、

ペンス副大統領にも

バイデン氏の勝利認定を阻止するよう圧力をかけた。


しかし、

今回は民主主義の息の根を止めるような事件の

引き金を引いている。


ホワイトハウス前で、

自分の支持者の集会に出てきて、

どんな扇動を行ったのかは定かでないが、

煽られた1部の支持者が連邦議会内に

強引に押し入った。

外へ排除しようとした警備側の発砲で、

4人の死者が出た。


トランプ大統領のツイッターでの呟きを見ると、

扇動的な言辞に長じていると解る。


だが、

仮にもアメリカの現職大統領がここまでやるか、

と恐怖を覚えた。


民主主義の殿堂的な国だ。

子供の頃から自由で豊かなイメージに

憧れてきた。


その国はどこへ行ってしまったのだろう。

アメリカはこんなにも殺伐な分断国家になったのか。

第2の南北戦争勃発のきっかけになりそう

ではないか。


民主主義が根付いて生まれた良識がある。

そこまでの分断対立にはならないと思うが、

どのように収まるか。


僕はトランプ大統領が誕生したとき、

駄々っ子的で世界が扱いに困るだろうな、

と思った。


だけど、その稚気は嫌いではなかった。

その似顔が描かれたソックスを

4年間愛用してきた。


でも、

トランプさん、

もう充分でしょう。

ここらで年貢を納めましょうよ。