ネット世界でわらしべ長者になった人は
世界的にはかなりいるだろうな
ラジオを聴いていたら
自分の利益のためではなく
コロナ禍に直撃され
困っている人を支援しようと
大阪市のNPO法人が
ネット版わらしべ長者を始めた
最初は100円ショップで買った赤い糸
交換が進んで
ついに一軒家を自由に使えることになった
しかし
困った人を広く助けられるものへ
ということで
物々交換はまだ続いている
一体
最終的には何に化けるか
楽しみにしている
20年以上も前
僕はカラオケで
勝手にしやがれ や
ブルーハーツの歌
とんねるずの歌などをよく歌っていた
あるとき 連れの1人が
気になるポップスを歌った
ポップスなんだけど
冬枯れの銀杏の木の
密な枝から洩れる日を額に浴びながら
内心の激情を抑え控えめに歌った
そんな印象だった
連れの歌い方ではなくて
そういう歌い方で歌われているのだ
と納得させられた
歌詞も心の琴線に
ゆるく纏わりついてくる
♪ 二人の隙間を抱いてまだ忘れず
このフレーズはだけは記憶に残った
歌い終えて
その本人から曲名と歌手名を確認したが
5年10年経つうちに
記憶から飛び出していたなあ
ごく最近
その曲名と歌手名を
メロディと歌詞で思い出したんだよ
話題になっているからネットで聴いてみたら
これはあのときの…
だって解ったの
松原みきさんの「真夜中のドア」
この1年で「SPO tify」では460万回以上再生
「APPle Music」では100万回以上再生
「APPle Music J-popランキング」では
47カ国でトップ10入りを果たしている
このうちの12カ国では1位だ
CDを出さなくても
ライブ・コンサートを積み重ねなくても
ネット社会の今は世界に配信され
聴いた人の心を打てば
ねずみ算式に支持が広がる
ところで
松原みきさんは
2004年に44歳の若さで病死している
それでも名前と楽曲は 今
ネット世界で独り歩きしている
さあ
きみもネットドリームを描いて
自分流のわらしべ長者になってみないか
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