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バルーンがプロジェクト名か

波が静かに寄せて
いきなり波高を上げて
襲いかかるようで
いいセンスだな

須田景凪
これもグッとくるな
去年の秋
この4文字のネームを初めて知って
へぇーっと思ったぜ

田と景が
僕の筆名と共通していたからな

それより
最終の字が凪だったんで
めちゃ喜んだよ
心がな

心が何かで騒いでいても

という字を見ただけで鎮まるんだ

この4文字
起承転ときて
凪という結で
ピッタリ収まっている

聴かなきゃ
って「シャルル」を聴いたのよ

歌い上げているというより
吟じてるんだよな
心の中で
ホンネの感情が自然にこもってさ

それが声帯の上を
忍び足で通って口を経て出てくると
心地よい湿り気を帯びてな
こっちのハートに密着してくるのよ

作詞作曲歌手の1人3役が
ばらしてえくらい完璧で
こいつ ただものじゃねえ
と 舌を巻いたぜ

非常事態宣言なんかが出て
何か世の中が険しくなったろ

思い出して
改めて聴いてみたのよ

聴いているうちにな
カラッとしてねえな
歌詞も歌い方も って思って
そこでオウと叫んだのよ

コロナ禍に降りこめられている
もっかの現実の風景が
念頭からすっかり消えていたのよ
シャルルに吸収されたようにな

別れの歌か 未練の歌か 恋の再生の歌か
なんてことはどうでもいいのよ

この楽曲には
現代社会が失っている
あるいは
これからくるかもしれない
ロマンがある

ジャケットのデザインや
公開されている
この楽曲のイメージ画にも
それを感じるぜ

19世紀の初頭ぐらいでいいか
ガス灯のある
ヨーロッパの高台の街並み

ネコの子1匹歩いていねえけど
充分に活きている小都市だな
もう少し行けば海が見下ろせそうな
道を独り歩いている奴の視線だから
他に人影はない

ハイネでいいかな
恋愛詩を吟じながらのな

シャルルからは
そんなロマンが透けて見える

コロナ騒ぎが終息すれば
社会が変容していることに気づくだろう
元には戻らねえよ

それが人の営みだ
社会というものの本性なんだよ

進化と言っていいだろう
変わるぞ

ただ ロマンがほしいな

嫌 否
という2字が
歌うときのアクセントになってるよな

シャルルに限って
嫌も否も
これからくる社会への期待に聴こえる

終息後
バルーン 須田景凪は
間違いなく若者の教祖になっていくぜ