太平洋戦争の転機は
ガダルカナル島の攻防戦

日本軍はこの島に
飛行場を作った

それを待っていたかのように
1942年8月
米軍が上陸し
飛行場を占領した

奪回すべく日本陸軍の
一木支隊2000人が
派遣されることになり
その先遣隊900人余がまず上陸した

このとき
すでに米軍は兵力を増強しており
戦闘機隊まで配備済みだった

一木支隊はそれを知らず
飛行場奪還に向かい
待ち構えていた10倍以上の
米軍に迎撃されて全滅した

以降
日本陸軍はは逐次戦力を投入して
戦い続けたが
ガ島攻防に先立ち
ミッドウェーで大敗していた
日本海軍はその復讐に燃え
米軍機動部隊の撃滅ばかりを狙い
2次にわたるソロモン海戦を起こしたが
米軍の輸送部隊の捕捉 撃滅を
行わなかった

そのため
日本陸軍が逐次戦力を投入しても
米軍はそれ以上に増強されており
戦えば圧倒された

日本陸軍はジャングルに追いやられ
飢えと病で約1万5千人が命を落とした

結局
翌1943年2月
日本軍は撤退を余儀なくされる

ガダルカナル島の失陥は
太平洋戦争の転換点になった

ifはないが あえて
もしも
米軍に飛行場を占領された時点で
米軍に圧倒する戦力を上陸させ
一気に奪還を計ったら

また
陸海軍の共同作戦が破綻せずに
海軍が米軍輸送船隊の
捕捉 撃滅に集中したら
同島の失陥から始まる米軍の反攻は
1、2年は遅れたはずで
太平洋戦争の様相は
随分と変わったものになっただろう

我々日本人は
資源が乏しいせいもあるのか
それとも 島国根性からか
出し惜しみをすることが多く
小出しに出して
すべてを失うところがないか

一致協力と言いながら
縄張り争いを繰り広げがちではないか

与党筋からも後手に回っている
という声が出ているように
感染の広がりを甘く見て
その広がる勢いに泡を食って
対策を逐次投入的に行ってこなかったか

ウイルスは狡猾でしぶとい
一気に
1匹のゴキブリを退治するのに
10人がかりで殺虫噴霧器を使う
ぐらいの大げさな体制をとってもいい

もしも
東京 大阪 名古屋などの大都市で
未知の新型ウイルスが発生
感染を広げていったらどうするのか

武漢は対岸の火ではない

SARS の騒動に学んで
日本の大都市で新型ウイルスが発生した
という設定のもとに
官民挙げての
ウイルス撃滅大演習を行えなかったのか

いまの日本では無理だろうな
と思いつつ
逐次投入の虚しさを
なお虚しく思うしかない

ダイヤモンド・プリンセスで起きている
事態はまだ序の口かもしれない

大げさな言いようかもしれないが
日本列島がガダルカナル島の
二の舞にならないことを切に祈りたい

日本が何もかも失ったときの
状態から立ち直り
奇跡の復興を成し遂げた
日本人の賢さと勤勉さを
今こそ奮い立たせるときではないか

人類の敵は人類ではない

未知のウイルスだ!!!