_var_mobile_Media_DCIM_103APPLE_IMG_3544.JPG

20年30年前の大河ドラマでは
戦国ものに限らず
登場人物の衣装(服装)は
色目が地味だった

その頃は時代考証には
なるべく忠実でいこうとしたのかな

主人公をはじめ
主要登場人物の衣装は
近年になって徐々に
カラフルになってきたように思うが
今回の大河では
全般的にグッとカラフルになっている

今という時代を反映してのことか

大河はエンターテイメントなのだから
明らかな歴史的事実を違えなければ
その他のことは
少しでも楽しくやっていい

観て楽しむのは
今を生きている私達なのだから

かと言って
髪の毛の色までカラフルにやったら
やりすぎということになる

話は変わるが
僕個人として気になったのは
野盗の頭目が鉄砲を使用したことだ
光秀はその鉄砲を
あれは一体なんなのか
と とても不思議そうに見ていた

野盗といっても20人に足りない群れで
百姓の米を掠めとる連中である
その頭目が
まだ当時は高価であったはずの
鉄砲を所持している

このときの光秀が
何歳の設定かは知らないが
20歳としよう

光秀の生年は
諸説あって定かでない
もっとも有力なのは
1528年(享禄元年)である

この説をとると
20歳時は1548年ということになる

鉄砲の伝来は1543年
しかし
それ以前から倭寇は
鉄砲を使用していて
1543年以前に
日本各地に持ち込んでいた
という説もある

それはともかく
1543年の翌年1544年には
国友の鍛治は
時の将軍 足利義晴に
見本を示されて鉄砲を作ったという
「国友鉄砲記」が伝えていることだが
鉄砲の普及が急だったことが窺われる

日本は戦国の世だ
画期的な武器の伝来は
悪事千里を走るようなスピードで
広まるだろう

美濃は遠国ではない
京畿から近いし
国友村のある近江はもっと近い
つまり
当時の先進地域で
情報はすぐに伝わる

光秀は聡明で闊達で夢を抱く
若者として描かれている

その主君筋の
斎藤道三は油屋から身を起こし
名門の守護大名 土岐氏の
重臣長井氏に仕え
下克上で長井氏を放逐したばかりか
さらに土岐氏を呑み込む勢いにある

この曲者大名 斎藤道三が
国友村でも製造を開始した
鉄砲に関心がないわけはなかった
鉄砲隊はまだ先のこととして
1挺や 2挺は入手して研究していただろう

進取の気概が盛んで
好奇心が強そうな若者の光秀なら
尚更のことである

光秀は鉄砲の名手だった
と 伝えられている

野盗と戦う場面では
光秀が鉄砲を用い
野盗どもの度肝を抜くというほうが
自然で若武者光秀らしい

僕のこだわりでは
そうであってほしかったが
すでにスタートしたことなので
そのままでいい

光秀は堺で松永弾正久秀と邂逅
鉄砲を貰うが
このときの松永弾正は
三好長慶の重臣

主家を裏切るのは平気の平左で
のちに織田信長に仕えて裏切り
許されてまた裏切っている

戦国後期の特異な武将キャラで
この松永久秀と光秀の
今後の関わりが興味深い

今後も軽快なテンポと
痛快なストーリー展開を期待したい

視聴率は19%前後いったのではないか








昔は
登場人物の着衣は
地味な色目だった