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 日本の祭礼で使われる仮面は

 どのくらいあるだろう

 東京ドームを会場にした

 その展示会を見たいものだ


  仮面は恐ろしげなものから

 滑稽味あふれるものものまで

 地域に根づいて多様性に富んでいる

 恐ろしげなものには

 鬼面が多い

 秋田県男鹿地方に伝わる年中行事

 ナマハゲで使われる鬼面は

 実に恐ろしい

 その鬼面をかぶれば

 自分が本物の鬼になった

 ような気持ちにもなる

 それで以前は鬼になったつもりで

 酒でも入れば我を忘れて

 不届きな行状に及ぶ者もいたらしい


 鬼面をかぶって鬼になったつもりの人は

 仮面をとれば元の自分に戻る

 
  ところが

 世の中には素顔という

 仮面をかぶった人もいるから始末に悪い

 虫も殺せないような顔をして

 残酷無比の心を持った人もいる

 
 見た目の人相が悪くても

 とても誠実で優しい人もいる

 でも

 この場合はたまたま人相が悪いだけで

 素顔という仮面をかぶっているわけではない

 
 用心しなければならないのは

 素顔が周りに安心感を与えるものなのに

 心が悪意の塊の場合である

 整った顔立ちなのをいいことに

 素顔を仮面にしている

 そういう人間と関わりを持つと

 人生を滅茶苦茶にされる

 素顔が本物かどうかは

 その人の言動を

 注意深く観察すれば解ってくる

 仮面のほころびは言動に表れるものである


 SNSの世界では

一見イケメン風で

クールに優しそうな自分の顔を晒して

誘いをかける

そのように

素顔が鬼の心の者がいる

ネットの時代が

徒花のように生み出して咲かせた

鬼の申し子たちである

そして

SNSはまた

その鬼の申し子たちの誘いに乗る

心のリズムに変調を来たした人たちも

発掘するかのように生み出した

両者がネットで出会うことから

始まる犯罪は

相模事件を始め

いろいろ明るみに出ているが

SNSの闇は深くて底が広い

重大な犯罪も含めて

明るみに出にくいものも多いのではないか

奇妙な言い方になるが

需要と供給のバランスが取れている間は

明るみに出にくい

学校などでSNS の闇に

本腰を入れて取り組むべきときがきている

子供のうちに

SNSの闇に対する耐性をつける

教育が必要ではないか