よく解るんだよ

僕だってそうだったんだから。


日記タイプのブログだった。

少年時代の嫌な思い出を書いた。

つけられた綽名が

とても心外なものだった。

綽名に嬉しいってものはあまりないけれど

これだけは勘弁してほしい

という気持ちがぺしゃんこになるものだった。

だから

綽名で呼ばれるといつも落ち込んだ。

すると

面白がられて余計綽名で呼ばれた。


いい意味で開き直ったのかな。

綽名で呼ばれると

嬉しがってひょうきんな行動をとった。

笑われたよ。


そのうち

綽名で呼ばれると

嬉しがってズッコケるのが癖になった。

みんな笑いたくなったら

僕を綽名で読んだ。

学芸会でクラスの劇で

いちばんキーマンになるピエロの役が

僕に回ってきた。

それがみんなの総意だった。


その役が全校生徒、教職員の爆笑を買い

僕は笑われる人気者になり

一部からリスペクトもされた。


その頃の僕は虚弱児体型で

それがだぶだぶのピエロの衣装を着て

めちゃくちゃなメイクをしたから

登場するだけで笑われた。

あとは面白いことでもないのに

言葉を言えば笑ってくれた。


後年 バラエティー番組に出始めた

僕と似ていたかなあ。


話を戻すけれど

そのブログをけなすコメントが

思いがけなく多かったの。

でも

強く好感してくれたコメントが

後から増えてきて折れかけた心を

しっかり立ち直らせてくれたんだ。


きみがSNSを始めたのが

寂しさを紛らわせるためだったか

どうかは知らない。


誹謗中傷する人は

自分は安全圏にいてのことだから

好き勝手にやるんだよ。

本来

とても弱い人間なんだろうね。


でも

きみの思いに大いに共感してくれる

人もいるんだよ。

いたんじゃないのかなあ。

誹謗中傷に打ちのめされて見過ごしたかな。


臭いものには蓋

という言葉があるよね。

蓋をしちゃものごとの本質が見えなくなる

と 僕は思うの。

臭いものが解るから臭くないもの

つまり

いい匂いのものも解るんだよ。


そのことを頭に刻み込んで

折角始めたんだから

続けてほしいんだ。


誹謗中傷の主を憐れむようになり

自分の思いに共感してくれた人の言葉に

強く励まされ背中を押されるから。