それにいま気づいたんだ


 何だか鉛のような感覚がある


 その内側で


 無熱の炎が燃えて


 僕をそそのかす


 えっ


 僕はご飯食べたいんだよ

 

 砂を食えというのか


  うまい砂がある海辺へ行こうって


 砂なんか食えるか


 って叫んだんだけど


 得体のしれない何かの心は


 砂だよ


 おれは砂が主食なんだよ


 早く支度をしろ


 って急きたてるんだ


 

 無熱の炎が


 熱を持ってきた気配がある


 時間が経つとな おまえ


 おれの心の殻は溶けて


 白熱の炎が吹きだし


 五臓六腑をヘドロにするぞ


 時間がないんだ


 さあ急げ



 僕は支度を始めた


 何のために


 解らない!!!!!


 だけど


 どこかへ奔る衝動がある


 奔りだす前に



 誰か僕を助けてくれないか


 誰か僕を助けてくれないか


 誰か僕を助けてくれないか


 誰か僕を助けて


 誰か僕を


 誰か



 誰かっ!