暗い性格を直したいって


 まず言っとくけど


 暗い性格なんてないよ


 明るい性格もない



 暗く考える習慣があるだけなんだ


 明るく考える習慣があるだけなんだ


 きみの場合は暗く考える習慣を


 明るく考える習慣に変えていけばいい


 

 何でそんな習慣がついたかは


 家庭環境や


 幼いときの不幸な事件が


 影を落としている場合もある


 

 問題が複雑になるから


 ここでは今に絞って考えていこう


 目下の悩みは何だい


 暗く考える習慣は


 簡単に言えば

 

 常に悩みを持つということなんだ



 模試の結果が思わしくなかった


 これじゃ志望校は無理だ


 と悲観しているんだ


 志望校がどこかは知らない


 でも きみはいつも成績はいいらしいね



 最難関グループの


 次の難関グループの下位には


 滑り込めるほどだってじゃないか


 それで充分だ


 と思ってごらんよ


 気が楽になって


 消えていた笑顔も戻る



 暗く考える習慣の人は


 目標を高くに置きすぎる傾向がある


 本来は頑張り屋なんだね


 それで届かなそうだと思うと


 駄目だ駄目だこんなことでは


 と暗いほうへ自分を持ってっちゃう



 学校は別だったかな


 きみの元カレのことだよ


 あっ もっと暗い顔になったね


 そうか まだ引きずってるんだ


 


 きみが勉強を優先したい


 と言い出したから別れたそうじゃないか


 まっ 今更どうでもいいことだから


 話を戻そう



 元カレは部活に熱中してるよ


 私立の2流どころなら


 自信があるそうだ


 この余裕なんだよ


 明るさのもとは



 さっきも言ったように


 習慣なんだから


 暗い明るいはもとはどちらもゼロ


 最難関を志望して


 それが難しいとなると


 悩んで悲観する


 ここで初めてマイナスになる



 そのようなことの繰り返しが


 暗く考える習慣を生む



 難関グループで充分じゃないか


 そうきみが思ったとする


 余裕が生まれてゼロからプラスになる


 でも 余裕をもって


 しっかり勉強したら


 最難関もいけるかもしれない


 そういう期待が生まれて


 プラスがさらに増える


 

 でもでも やはり難関で充分かな


 と思いなおす


 最難関に入れたとしても


 凄い連中と競争して


 社会に出る頃には燃え尽きる



 それより難関でしっかり


 悠々と勉強して自分を活かしていこう


 そう考えれば


 将来は国境を越えて活躍したい


 というきみの夢に近づけるだろう



 悩みは消えて希望が生まれる


 明るく考える習慣がつくんだよ


 さあゼロからの出発だよ