内閣府の昨年9月の調査では

 15歳~39歳のひきこもりが

 全国で約54万人に上るという。

 推計ながら

 衝撃的な数字である。

 もう1つ驚きを隠せないことは

 その約35%が7年以上もひきこもっている

 という事実である。

 
 ひきこもりについては

 共同通信のアンケート調査によれば

 21都道府県が独自に

 実態調査などに乗り出している。

 このうち 

 茨城 山梨 島根 佐賀 長崎の調査では

 40歳以上のひきこもり数が

 39歳以下のそれを上回っているという。

 40歳以上は経験 能力が高く

 言ってみれば

 現代日本を牽引している世代である。

 また 15歳~39歳の年齢層で社会人世代は

 軽く過半数を超えるのではないか。

 ということは

 ひきこもっている社会人世代が

 働き出せば

 社会に貢献する大きな力になる

 ということである。

 
 ひきこもりの人達の

 何人かと話をしたことがある。

 殆どが働きたい意思を持っていた。

 2,3の職を体験した人もいた。

 概して高学歴だった。

 パソコンや

 オーディオ機器に習熟している人達が多く

 仕事経験以外のことでは

 働いている人達以上に

 知識や 情報を持っていることがある。

 この人たちの多くがなぜひきこもっているのか。

 簡単に言えば

 人間関係になじむことができず

 苦手なのである。

 苦手なことを得手にしろと言ったら

 更に苦手になるだろう。

 
 この人たちは働けば有用な働き手になり得る。

 ならば 在宅勤務でその能力を引き出し

 社会に貢献して貰ったらどうか。

 自治体や 体力のある企業が

 真剣に考えれば

 その道筋を作ることができるのではないか。

 充分に考慮して

 その道筋を開いてほしい。