もしきみが

 平々凡々ただ生きていいければいい

 という人生を歩みたいんなら

 心配は要らない

 きみの周りに10人いれば

 1人も敵はいない

 みんなきみに愛想笑いぐらい浮かべる

 でも 味方も1人もいないよ

 
 きみが青年らしい

 野心を抱いている場合のことだ

 誤解されるといけないから

 夢と言っておこうかな

 きみの周りに10人いるとするだろう

 みんな夢を描いているとしよう

 2人は夢の質がきみと同じで

 好敵手と思ってくれるのならいいが

 スポーツマンシップの世界じゃないんだ

 本心じゃ落伍してほしいと思ってる

 きれいごとは通用しない

 残る8人のうち

 2人は夢の質が違っても

 ライバル視してくれる

 きみの成功を願ってるわけじゃない

 夢の質

 つまり ジャンルが違ったほうが

 キリキリせずに

 ペースメーカーにしやすいんだよ

 残るは6人か

 このうち3人は

 きみを眼中に入れない

 夢の質に関係なく

 能力がきみより上だと思い込んでる

 そのときの能力がだよ

 きみは無視されるだけだ

 残るは3人だな

 このうちの2人は

 能力がきみより下だと思い込んでいる

 妬みがある

 きみの挫折を願ってるんだよ

 さあ残ったのは1人だ

 こいつは能力がきみとほぼ同等か

 ほんの少し勝ってる

 こいつはきみから見たら

 味方じゃないよ

 ただ向こうが自分のために

 きみを味方に欲しがってる

 きみを買ってるんだ

 夢は違っても

 いや違うからこそ

 同志になってほしいと思ってる

 支えあって違う夢に向かっていきたい

 解っただろうか

 信用できる味方は

 本心からきみを味方に欲しがっている

 そういう人間を味方にすることなんだ

 最初にきみが味方に欲しがった

 それでもいいんだ

 向こうが味方として受け入れるなら

 それぞれの夢を目指して

 支えあう同志なんだよ