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本を出さないか?
そう言われたのはいつだったかな?

あれはドルトムントの時だったかと。
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自分は最初あまり乗り気ではなかったことを覚えている。

自分の本を出すって。
皆さんは興味あるの?

何を知りたいの?

この時代。
今はインターネットでなんでも調べる事が出来る。
自分が知りたい情報は 自分で調べる事が出来る。
そんな時代。

本を出す意味をしっかり考えなくてはいけないと感じました。

5年近く前の話だから、詳しく思いだすのは難しいけど、最初に自分の中で2つの事を大事にしてこの本を作った。

・自分の経験をしっかり、次の世代の選手につなげたい。
プロサッカー選手を目指している子供達や今選手として海外を目指している選手に知ってもらいたい事を本にしたと思っている。

・やるからには妥協はしたくない。自分自身の中で生涯1冊の本にする。
だからこそやりきたい。

そう思って、話をし続けて作りました。
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この過程はまたどこかで話が出来るといいね。

本が完成して思うこと。

ネットでも見れるようですが、実際本になってみると 本の良さ、紙でつくる良さを感じました。

この本を作るにあたり、数多くの方々に協力を頂きました。

まずこの本の為にインタビューをうけてくださった皆様
幻冬舎の皆さん
長きにわたり向き合ってくれたみむらさん

本当にありがとうございました。

本の厚さを見ても、内容を考えても間違いなく多くの時間をついやし、苦労があったのではないかと思います。

この本を読んで何を思うか。
サッカーには関係なくとも 皆さんが人生の中で何か 「心を震わせる瞬間」があると思う。
その瞬間を自分の中でどう考えるか?ぜひ感じてほしい。

海外にでて10年以上がたつ。
海外での生活
コミュニケーション
考え方
選択
交渉

自分の経験してきた事。

成功できた部分も、
失敗だと感じる事も話をしてきた。
だからこそ、自分の選択や考え方が誰かの役に立つのではないか?

スポーツ選手や、子供達に何か伝える事が出来れば

スポーツが好きな人に、スポーツ選手の考えている事を知ってもらう機会を与える事が出来れば

選択をする上で何かのきっかけにしてもらえれば

そんな事を思う人が一人でもいれくれればうれしいですね。



僕もあるタイミングで 朴智星選手やイチロー選手の本を読んで色々自分に置き換えて考えてみた事がある。

いつか誰かがそう思ってもらえる書籍になればいいなと。

最後に怪我の状況もよい方向にすすみ、試合に向けいい準備をしている。
サッカー選手として、PAOKでの残りのシーズンしっかりと頑張っていきます

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