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お陰様で新刊『何度も諦めようと思ったけど、やっぱり好きなんだ』が重版になりました。
感謝を込めまして、
本日は書籍の中から「はじめに」を公開致します。
良かったら読んで下さい。






はじめに


忘れられない恋ほど、気持ちは残る。 
諦められない恋ほど、想いは募る。

そんな切ない想いを何年も胸に抱えたまま、
忘れ得ぬ想いは何一つ変わることなく、
そのまま生きていることがある。

時には自分を見失う恋もある。 

それほど誰かを真剣に好きになる恋は人生にそう多くはない。
だからこそ、その記憶はずっと忘れることなく、何かの拍子でふと思い出し、切なく胸を締め付ける。  

落ちてはいけない恋もある。

想いを伝えてはいけないと思いながら、
気持ちは溢れて、こぼれてしまう。

一方通行でこんな気持ちを抱えたまま、
どこにも行き着けない想いはどうしたらいいのだろう。

恋に落ち、恋に破れた時、もう二度と誰かを好きになることはないと思う。

泣いて明日すら見えなくなる時がある。

人は恋をする時、いつもこれが最後の恋だと思う。
けれども時が流れ、人はまた誰かと出会い、
いつの間にか再び恋に落ちる。

本気な恋ほど記憶は鮮やかに残る。 

本気だからこそ思い出にできないこともあるかもしれない。
そんな切なくも愛しい想いは、ずっと消えることはない。

自分が選んで決めた道を振り返った時、
間違いじゃなかったと、いつもそう思いたい。

確かなその気持ちに、嘘は一つもなかったのだから。



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新刊
『何度も諦めようと思ったけど、
やっぱり好きなんだ』 (KADOKAWA)
好評発売中

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自分の好きなものが一つでもあると、
毎日は明るくなると思う。

例えば、好きな音楽や好きな本、
繰り返し見る好きな映画や、もちろん好きな人。
なんでもいい。

日常の中に自分の「好き」があるだけで、
落ち込んだときも、ふっとリセットしてくれる力があるように思う。

周りの意見に左右されない「好き」がいい。
人が好きだからとか、今流行ってるからとか、
そんな理由ではなく、何の疑いもなく自分が好きなものがいい。

自分の「好き」はきっと正しい。
心が動いて、求める好きは正しい。

自分の好きを貫こう。

「誰かが」じゃない「世間が」じゃない、
自分だけの「好き」は最高で最強だ。
それでいい。

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新しい大切な人を見つけると、
どうしてその人を失うことを想像してしまうのだろう。

それはきっと今までの別れの記憶が胸に残っているからかもしれない。

本当に好きな人、大切だった人との別れほど忘れられないものはない。

別れが辛いほど、また同じ気持ちになることが怖くなる。
新しい出会いがあったとしてもその先にある別れを思って恋をすることに臆病になる。

また裏切られるかもしれない。
相手が急に心変わりするかもしれない。
過去と同じように捨てられてしまうならと思うと、相手に心を開けなくなる。

疑うことが先になり、どうしても信じ切れなくなってしまう。
悲しい別れが多いほど人を信じ切ることは難しい。
新しく出会う人は、過去の人とは全く別の人だと分かっていても怖さの方が勝ってしまう。

心から相手を信じ切れたらどれだけいいだろう。

疑うことなく心のままに愛せたらどれだけいいだろう。

人を信じるということは、自分を信じてあげることかもしれない。

過去を変えるものは、いつだって他人ではなくて自分だ。
たくさん傷ついた傷みの中から見つけるものは人を疑う猜疑心ではなく、裏切られても人を信じる強さではないだろうか。

辛い別れのたびにバカだなと思っても、信じた自分が残っているのならそれでいいと思う。

未来を作るものは確かな今で、新しい出会い一つ一つがかけがえのないものだと思う。

愛されたいと思うなら、自分から心を開く方がいい。
変えたいと思ったなら、もう変わっている心がある。

恋愛のその先に別れがあるかもしれない。
同じことを繰り返すかもしれない。
それでも一生懸命な自分でいたい。

後悔があってもいい。
その辛さを引きずったまま幸せを見つけてもいい。
そんな姿はカッコ悪くなんかないから。



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新刊
『何度も諦めようと思ったけど、
やっぱり好きなんだ』 (KADOKAWA)
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