音楽全般を担当した、知英さん稲葉友さん主演の映画「私の人生なのに」の完成披露上映会に行ってきました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180619-00010001-musicv-ent 

劇伴音楽とJYが歌う主題歌「涙の理由」の作詞作曲、稲葉くん演じる淳之介が劇中で歌う歌4曲も一緒に作り、撮影にも同行し、原桂之介監督と素晴らしいスタッフさん達とで全力で作った映画です。

舞台挨拶でも出たエピソードですが、僕んちで原桂之介監督と稲葉くんとの打ち合わせ初日に原桂之介監督にコーヒーどうぞと、熱々のコーヒーをぶっかけてしまい、監督の分厚い資料と、稲葉くんが演じる淳之介の歌詞が茶色に染まり、とっさに出た一言が「音楽で返します!」でした。
舞台挨拶で監督が「ちゃんと返してくれました」と言ってくれてよかったです。

この映画で主人公の瑞穂は車椅子生活になってしまうのですが、実は僕の友人で障がいで車椅子生活の友人がいて、彼の結婚式に出た2日後に、この主題歌の話をいただき脚本を渡されたので、本当に作りたいタイミングで、「涙の理由」という傑作が出来ました。

知英さんには今までいろんな曲を作らせてもらいましたが、今回は瑞穂として歌っているので、瑞穂の人生と、知英の持っている寂しさと温もりとの狭間にあるような歌が絶妙にハマり、撮影中も、これは瑞穂が泣いているのか、知英が泣いているのかわからなくなりました。でも僕は彼女にずっとこんな歌を歌って欲しいと思っていたのです。

稲葉くんは、今回本当に出会えてよかった俳優で、淳之介という人間の台本には書かれていない深い感情に向き合っている姿を見ていたら、すぐに曲のアイデアが出てきて、出たものメロディ案を渡したら、普通はそのまま練習してしまいそうですが、次会った時は全然生まれ変わって淳之介の歌にして持ってきたから、やられたーとなりました。

原桂之介監督や周りの映画スタッフのこだわりや熱量にも感動し、僕も何としてもいい映画にしたかったので、身内も総動員し、主題歌で僕のバンドAo-Neko渡辺さんやViolinとViollaであさいまりちゃん、仮歌で奈良ひより、ギター全般で平田崇くん、撮影時ギターの指導で川相賢太郎とハヴケイスケ、オープニングの編曲でSMP後輩の千葉“nachu-”直樹、と近い仲間に助けてもらいながら完成しました。

音楽をピアノで弾いているといろんなシーンが蘇ります。関わらせてもらって本当によかった映画です。

7月14日公開で全国で上映しています。ぜひ見てください。