月別アーカイブ / 2018年02月

どうしたの?
さっきから
君の回りだけ溺れてるよ
うつ向いた人魚姫
その瞳からこぼれるのは
真珠じゃなく苦い涙
深海の底のもっと下の岩影で
膝を抱えて  後悔してるの?
恨んでいるの?
其処には一筋の光さえ届かない

夢見た物が全て
叶うなんて信じてた訳じゃないけど
考えていた事が全て
現実通りなんて思ってやしないけど
あの日見えた物が余りにも輝いて
眩しくて  優しく見えたから
ちょっと勘違いしちゃったんだ

でも  いつか魔法は解ける

ねえ  顔をあげて
まだ大丈夫
心が本当に溺れて  
泡になってしまう前に
岩影から抜け出して立ち上がって見てよ
舞い上がるヘドロに目隠しされて
何処を向いているのか分からなくても
今ある足で踏みしめた砂を
とん、とひと足蹴りあげて
両手を上に伸ばしてみてよ
逆巻く思い出達の間をすり抜けて
月と星と船の灯りが綺麗だった
あの波間に戻っておいで

どんなに不安で心細くても
君が方向を間違えないように
ぼくは此処で歌い続けるよ
声を目印に上がっておいで
君が見えるまで
君がぼくを見つけるまで
声の限りに
此処で歌い続けるよ





少し、「らしくない」物になってしまった…
書き始めの心が救いを求めてしまったのかな
あたしには、そんな風に歌い続けてくれる人など有りはしない
それ以前に、陸の上に眩しい何かを見つけたとしても、声と引き換えに足を貰おうなどと、恐ろしくて考えもしないだろう
何せ、石橋を叩き割るのが得意なのだから

今夜は少し睡魔と仲良くなれそうだ
今、眠っている全ての人が、悪夢と無縁でありますように…




いつからだった?
自分が周りより
違ってるって気付いたのは
足並みが乱れてるぞ!
周回遅れのランナー
急げ、急げ、急げ!

誰からだった?
「変わってるね」って言われたのは
変わってる=変なヤツ
勝手に自分でそう思い込んで
やたら焦った思春期
何が? 何処が? 分かんないよ!
ちゃんと教えて

見回して、窺って、考えて、悩んで…
そしたら益々分からなくなって
トモダチは離れて行ったよ

アタシノ  ナニガ  イケナイノ?

形を真似たら近付いて行けるのかな?
ファッション、アクセ、メイク
えとせとら、えとせとら
髪の毛先、爪先の1本1本にまで
完全無敵の防護装備
フルバージョンのモビルスーツ
意味分からなくても相槌打って
これなら何も拒否られないでしょ?

でも、装備が増えるたび
あたしはあたしじゃ無くなっていくの
無理の重さに耐えかねて
益々違って、変になっていく
歪んだ目で見た真似っこじゃ
同じ列には並べやしない

そしてとうとうぺしゃんこになって
無敵の筈のモビルスーツに潰された

アタシノ  ナニガ  マチガッテタノ?

誰からだった?
変わってる=個性的
それって素敵な事なんじゃないの?って
初めて肯定された気がした
焦らなくても
迷わなくても
同じ列に並べなくても

それからあたしは、一つずつ
モビルスーツを脱ぎ捨てて
身軽な自分に帰っていく

アタシハ  アタシデ  イインデショ?

100人の無理な列に並ばなくても
真似っこじゃ無くても
本当のあたしを見てくれる
一人の本当が居てくれるなら
あたしはそれで完全無敵

自分の歩幅で歩けるって
鼓動のリズムで歩けるって
こんなに体は軽かったんだね

オシエテクレテアリガトウ…





嫌な夢を見て、ズキズキする頭を抱えて一日過ごした。
最悪↘↘↘
仕事が有るのに、オーバードーズする勇気が無くて今夜も眠れない。
闇上がり=病み上がりの言葉遊びで、眠気が来るのを待つしか無いか。
眠れている誰も彼もが良い夢を見られますように…。

  



言い出せずに飲み込んだ言葉達は
心の底に塵積もって
消化不良を起こしかけてる

例えば些細な「ごめんなさい」や
小さな「ありがとう」や
勇気を振り絞った「好きです」だとか
精一杯の笑顔に込めた
声に成らない「想い」なんかが
行き先を無くして落ちて行く

意気地無しでごめんね
吐き出せない痛みがあたしを責める
このままじっと朽ちていくの?

諦め切れない涙の数だけ
何かがねじれた根を伸ばす
数え切れない細い細い根がやがて
心を突き抜け
体を突き抜け
絡まり合ってあたしを包む
あたしの中の後悔や哀しみを吸い上げて
繭のようにあたしを包む
決して美しくはない歪な繭の中で
あたしは何かに変態出来るだろうか

手足を縮めて丸くなる
陽の射さない闇の隅で
忘れていた呼吸と鼓動の音が
生きていることを
思い出させてくれる

孵化する事が出来たなら
陽の射す方へ漂って
自分の言葉を探してもいいかな…
もう一度  今度は声にして




一日中雨だった。
薄いグレーの空から降る雨は冷たいけれど、雨音は小さな雨蛙が跳ねるみたいで少し優しい感じ。
こんな雨は嫌いじゃない。
お陰でうつらうつら、嫌な夢を見ることもなくココロは久しぶりに安らいで過ごせた。
今日は雨は上がるが気温は下がると予報で言ってた。
人間も蛙みたいに冬眠出来んもんかな?
睡眠薬は今夜も役に立たないみたいだ。

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