こんばんは。


僕です。




声が高いけどベースです、のコーナーです

前回は、そもそもベースってどういうことなの?という部分から、

リズムにおける低い音、の話をしました。


今回は、和音について。



ちょっと理系な話がいっぱい出てきます。


難しいと思った人は、中学の頃の自分と微笑みを交わしつつ、

日本の未来をウォウウォウしといてください。


また、少しでも説明を簡単にするために、若干ぶっ飛ばしちゃってる理論もありますが、あんまり気にしないでください。

ちょっとでも「僕の感覚」を知っていただきたい、というのもありますので。

足からzoo。

では、トキメキを運んでいきましょうか。





第2章 ベースのおしごと ハーモニー編



音というのは、空気の波です。

ご聡明な皆さんなら、ご存知かと思います。



空気の振動を、我々は「音」として認識します。


つまり音は、「どこかで何かが動いた合図」であり、

「見えない場所であっても物が動いたことを感知する方法」なんですね。


だから大きい音にはビックリ=本能が自分を守ろうとしますし、

低い音は「大きなものが動いた」として、本能がより強くその存在に注意する、というのを、前回お話しました。




ところで音の高さというのは、空気の振動の早さで決まるんでしたね。

中学理科でやりましたね。
懐かしいなあ、そもそも勢いがハンパない理科室の水道が壊れて大変なことになったあの日。


ノスタルジックな思いに浸りながら読んでくださいね。




空気の振動が遅ければ低く、早ければ高い音になります。

1秒間に何回振動するかを「Hz」という単位で表します。ヘルツと読みます。


たかしくん:先生!そんなことは知ってます!早くベースの話をしてください!僕はベースの話を聞いている時が一番幸せで自分らしくあれる時間であり現世に於ける最重要項目と呼ぶに相応しく全身が歓喜しその甘美な快感を己の奇異性に対する背徳感が更に後押しするように森羅万象の

けい:怖い怖い怖い怖い!っつーか誰だテメェは。



1秒間に440回振動する音を、
A=ラ
ということに、人間はしてます。


では、ドとレの差、つまりいわゆる「全音」って、何Hzくらいかご存知ですか?


正解は、「そういう事じゃない」です。




Hzがちょうど倍になる音が、「1オクターブ上」の音になるんです。

逆に、ちょうど半分なら1オクターブ下。


440HzがAだから、220HzもAです。110HzもAです。

逆に、880HzもAです。1760Hzも3520HzもAです。


110Hzと220HzはAですが、330HzはAじゃありません。550Hzも違います。

倍じゃないからです。

つまり、音階で言うところの音の高さと、Hz数でグラフを作ると、
「2乗に比例」の形になります。

ちなみに「全音上」は大体、1.12倍だそうです。


この時点でついてこれてない方は、今回のお話、あんまり楽しくないかも知んないです。ごめんなさい。



誰か優しい人が図説を作ってくれることを願ってみます。笑




オクターブは、いわゆる「完全協和音程」ですね。

110Hzと220Hz(オクターブ違いのA)は、完全協和音程です。

音は空気の振動ですから、いわばプルプルしとるわけです。

プーループールー    110Hz
プルプルプルプル    220Hz

こんな感じになるわけです。
同時に鳴っていても、気持ちよさそうですね。

この「同時に鳴ってて気持ちいい」が、「ハモる」の原理になります。
すごく簡単に言うとね。


オクターブが気持ちいいのは分かりました。

じゃあさ、と。

その原理でいくと、110とその3倍の330(Hzって打つのがメンドくなりました)も、
一緒に鳴らしたら気持ちよさそうじゃね?と。

正解です。気持ちいいです。


実は330はE=ミなんです。

Aとは非常に相性の良い音ですね。

ただ110に対して330は、「オクターブ上のE」になります。
つまり音程は完全12度、これも「完全協和音程」です。


110の完全5度上のEは、165ってことになります。

これも完全協和。


先ほどのプルプルの原理でいきますと、「プルプルの足並みが揃う」のが、気持ちいい和音の条件。

1秒に何度かプルプルするうち、いくつかの「プ」が同時に鳴る二つの音は、キレイにハモります。

つまり、「二つの音のHz数の最大公約数が、低い方の音のHzに近ければ近いほど良い」ということなんです。


……図が欲しい。




オクターブ違いの音であれば、最大公約数は低い方の音のHz数になります。

完全5度は、さっきの110と165の例えだと最大公約数55で、低い音の半分になります。GJ。

完全4度は5度をひっくり返した形ですから、

Aをオクターブ上げて165と220。

最大公約数55は、低い方の3分の1。まだ完全協和扱い。



じゃあ、5倍の550は何の音になるんでしょう?


大体ですが、C#の音になります。

110に対して、2オクターブと長3度上の音ですね。

平均律のC#よりは、若干低めの音になります。

純正律ってやつがときどき話題に出るのはそのせいですね。


ちなみに7倍の770はGよりちょっと低い音。
短7度だと思っといてください。



これらの「〇倍の周波数の音」を「倍音」と呼びます。


音を鳴らすってことは空気を振動させるわけですから、何かしらのものを叩いたり引っかいたりして震わせるわけです。

人間は肺に溜めた空気を声帯に通すことで声帯を震わせて、震えた空気=声を出してるわけです。
もちろん、そんなこと考えながら声を出してる人は、多分あんまり居ないのでしょうけど。

また、音自体が空気の振動ですから、音が鳴ると他のものも釣られて振動します。共鳴ってやつですね。

その過程で倍音が鳴ったりします。

で、その倍音に近い音だったり、倍音のオクターブ違いの音を同時に出したり、もしくは同じ倍音を持つ音を同時に出すと、どうやら気持ちのいい「ハモってる」という状態が出来るようなのです。

で、昔の人が色々試して、その中でも取り分けて「これは気持ちいい!誰が聞いても!」っていうパターンをまとめてくれたのが、
「コード」というものなんですね。


うーん、便利な時代に生まれてよかった!
っつーか昔の人の感覚えぐいな。ド変態じゃねえか。(めっちゃ褒めてる)


つまりコードってのは、いわば「ある基準音に対する倍音の集合」です。


基準音が高ければ、もちろん倍音も高くなります。

でも実際演奏できる音の高さは限られてますから、

あんまり基準が高いと、実際に鳴らしてる音と倍音が、どんどん「遠い存在」になってしまいます。


だから、倍音集合体をまとめる「低い基準音」が必要になるんですね。

そう、それがベースです。

ベースがルートに居た方がいい理由が、ここにある訳です。




で、だ。

基本的に「ベースの倍音たち」である、ハーモニー(いわゆる上物)がおりまして。


ベースの音量が大きければ、当然倍音も大きくなるわけでして。

そうすれば、上の方々にものびのび歌っていただけるわけですよ。




ところが私は死に際のヒキガエル。


ベースがドンッといてあげられなけりゃ、その倍音たちに居場所なんて、当然提供出来ないわけです。


そのアンバランスさを演出として利用することは出来ます。


ですが、四六時中そうってわけには参りません。

誰だって安心できる居場所が欲しいし、それを求める権利は生まれながらにして皆が持っているのですから(哲学)。



さあ。


俺はどうする。




ここからまた、旅という名の不貞寝が始まるわけです。





今日のまとめ

・和音は基本的にベースの倍音ズ(本拠地:所沢)
・ベースの大きさで上が大きくなれるかがほぼ決まる
・俺はヒキガエル
・ガマなら油の多少も捻り出せたろうに
・岩城は今年初めて「これが夏バテか!?」と感じて焦っている








次くらいから、具体的な「僕はこうしてますの話に」なる、、かも。

何分ノープランでありんす。

ご容赦。



けい