こんばんは。





僕です。









子どもから大人まで、それなりに盛り上がれる話題。



「ドラえもんの道具の中で、どれがいちばん欲しい?」



僕は未だに、ちょくちょくこの質問をする。





心理テストほど仰々しくはないものの、その人の考え方、物事の優先順位がわかる、ような気がするのだ。


何より、選んだ道具で何をするか、を聞けば、
その人の想像の世界に、共有の概念を一つ持って触れられる。
それが楽しいというか、嬉しい。





ちなみに僕は、小さい頃から決まって「もしもボックス」を選んでいた。



使い方の制限の少ないこの道具なら、あらゆる悩みを解消できる。

スペアポケットの次にインチキな道具だと思う。








「もしも」の世界に、人は思いを馳せるもの、だと思う。





僕みたいなのは若干、そのクセが強いのかもしれない。


もしも違う家の子どもなら、もっとたくさん遊べるのに、とか。

もしも違う場所に居れば、もっと伸び伸びと自分を活かせるのに、とか。



多分誰でも思うことだと思う。



そして「もしも」の自分と、現実を比較して、落ち込んでみたり、怒ってみたり。




これらは、「もしも」の使い方としては、悪い例だと思う。





もしも、あと少し足が早かったら。

もしも、あの資格を持っていたら。

もしも、あと少し貯金が溜まったら。




その先に起こることは、きっと自分の手で得られるものだろう。



「もしも」の運用としては、こっちの方がいくらか、素敵だ。






ただ、そんな教科書通りの真人間には、なかなかなれない。



悪い例の方ばっか考えて、いやこれはいかん、と思い直して。



その繰り返しばっかりしていて、だったら足元見ろよって、


自分で自分を薄ら笑いで眺めているような、



なんかそんな感じで、進歩がねえなあ、とか思ったりしながら、



なんだかんだ、それもそれで楽しかったりはするし、




とりあえず明日はきっと、同じ「もしも」は考えずに済むんだろうなぁ、なんて、



ちょっと胸を撫で下ろしてるくらいが、



いまの僕には、身の丈に合ってるのかもしれない。






なんにせよ、安心しながらいきましょ。


今日失敗したら、明日はしない。よかった。


それで充分素敵じゃない。



ね。






それじゃ。





けい