こんばんは。





僕です。



昨日、都城市内小中学校巡りの旅、全8公演を終えました。

昨夜はメンバー、一緒に回ってくださったスタッフさんたちとご飯を食べて、
ホテルに戻るなり眠りについてしまいました。

いやはや、なんだかんだ4日で8公演は疲れましたね。







今回もとても勉強になりました。



前回も書きましたが、普段と違う環境で歌うにあたり、改めて自分が歌う意味、ステージに立つ意味を確かめることができました。

今日も、そんな話をまたひとつ。







僕がアカペラを始めて、歌手を志すようになったのは、中学1年生のころ。
歌を好きになったのは、いつだったかな、もっと前のこと。



昼休みや放課後に、友達とハモるのにただ夢中になった。
中3で我が家にパソコンが来てからは多重録音の日々。

高校進学とともにアマチュアとして活動開始。
卒業後、一度は就職したけど、その仕事も辞めて、バイトしながら歌い続けて、チャンスを待っていました。

しかしまあ、チャンスもそんなにコロコロ転がっているものでもなくて。




本当に苦しかった。
歌っても認めてもらえない。
悔しくてたくさん練習しました。

歌うことも辛くなって。
それでもライブで、ほんの少しの人が喜んでくれるのが、ただ嬉しくて。
でも、喜んでくれる人は、そんなに増えていかなくて。



お金もないし、結果も出ない。
なんて無駄なことしてんだろって、もうやめようって何度も思った。


たくさん泣いたり、吐いたり、倒れたり。
もう苦しいのなんて嫌なのに、それでも諦められなくて、やめられなくて、
進むことも戻ることも出来ない気がして、
「だったらもう死んでしまおうか」と、飛躍した考えに至ったこともありました。


でも死ぬのも怖くて。もう俺何もできないじゃんって、朝の電車のホームで泣いて気が付いたら夕方だったこともありました。



そんな生活を5年続けて、24の春からJARNZΩのメンバーとして、ようやく「プロ」を名乗れるようになりました。




11年かかりましたが。
それでもなんとか、プロになれました。



プロとしてはまだまだ、有名でもなんでもない僕らですが、

それでも、中1の終わりから想い続けていた「プロになる」という夢を、叶えることができました。




先にも書いた通り、泣いたり吐いたり、僕は決して精神的に強い方ではありません。苦笑

そんな僕が、ヨレヨレになりながらそれでも歌うのをやめなかった、というか、やめることが出来なかったのは、
何より、中1の頃の自分のせい。



やってもやっても結果が出ない状況の中で、
もうやめちまおうと思ったその時に、

後ろのほうから、中1の自分がね、
ニコニコしながらこっち見るんですよ。

そこまで遠く離れたわけでもないんだけど、
歌い始めたその日の自分がね、見てるんです。

もしかしたら、「もういいよ、十分だよ」って言いたいのかもしれない。
でもなんか、毎回変に背中押されちゃってね。


もうちょっとだけ、これで最後。
何度もそう言って、結局今日まで続けて来てしまいました。


夢のない時代なんて言われて久しいですが、
いつの世も子供達は夢を見るものだと僕は思う。

大きな夢を持っていて、それでも人に話せないって子は、いつの時代にもたくさんいると思う。

その夢は絶対に叶うよ、とは、僕にはとても言えない。



僕に言えるのは、夢が叶うケースは確実に存在する、ということ。

そして、夢を叶えた人達は、みんな夢を持ち続けた人達だ、ということ。


叶うかどうかわからない夢を持ち続けられるか。
それだけ大事なものに出会えるかどうか。

僕はきっと、出会えたんだと思う。
中1の終わりに、とんでもないものに出会ってしまったんだと思う。
おかげで苦労しっぱなし。笑


でも、先にも書いた様に僕は心が弱い方なので、
もし出会えてなかったら今頃もう死んでんじゃないか、と思うことも、よくある。
実際どうだかは、知りようがないんだけど。


大事なものをひとつ、持っているだけで、人は強くなれるんだと思う。
綺麗事だけど、それは本当にそう思う。


人でもいいし、物でもいい。
僕みたいに、夢でもいい。
自分の大事なものに、出会ってほしい。

だから子供達には、色んなことに挑戦してほしい。
回りの大人たちには、それをサポートしてあげてほしい。

そして僕たちは、みんなが大事に出来る何かを発信できるように、
死ぬ気で努力する義務がある、と思うんですよ。

なんとか夢が叶って、好きなことを仕事と呼べてる今への感謝の意も込めて。




辛うじて夢が叶った人間として、子供達にはそういうことも伝えたいな、と思うんです。


夢が叶った先に、また新しい夢が生まれるんだよ、ってことと一緒にね。




僕もまだ、夢の途中ですから。



夢だのなんだのと、こんだけ沢山書くのも、なんか恥ずかしくなってきたので、今日はこの辺で。

んでは。





けい