こんばんは。
こんにちは。
おはようございます。
僕です。
まえがきから随分時間が経ってしまいました。
この文章を書いている現在、まだ本文を纏めている途中段階です。
今度ブログにこういうの書くときは、全部書き終わってから前書きをアップすると固く誓ったのでした。
そうだ、本編に入る前に、お詫びがあります。😖
前回の記事、並びにツイート上で「セパタクロー専用ボール専用空気入れ」という表現がございましたが、
セパタクローのボールは、プラスティックをカゴ状に編んだものであり、空気は入れません。
誤解を招く発言をしましたことを謹んでお詫び申し上げます。
不快な思いをされた方、セパタクロー関係者の皆様、
大変申し訳ありませんでした。
誤りを謝りましたところでいざ本題へ。
大して声が低くない僕が、どうやってベースを歌おうとしているか。
また、何故そうしようと思ったか。
そういったことをお伝えしようと思います。
あくまで「僕の手法」「僕の思考」です。
「これが正解」とか、ましてや「こうしなきゃいけない」みたいに思われませぬように。
それだけは、よろしくお願いします。
人の数だけ正解があり、曲の数だけ正解があります。
その正解へ辿り着く、ルートの選び方の一つとして、お役に立てればと思っています。
前回、散々前置きを並べました。
ご安心ください。
残念ですが、今回も前置き的なものから始まります。←
「ベース声じゃない人」がベースを歌うことについてお話をする前に、
そもそもベースって何なの?
何のために必要で、何を求められてるの?
この辺について、今一度確認しておきましょう。
ベースと言えば「和音とリズムの要」みたいな、フワッとした感じの情報は、ネットを軽く漁っても沢山出てきますし、
何となく最初に知る、ベースについてのプロフィールなのではないでしょうか。
では、なぜベースが「要」になっちゃうんでしょうか。
ベースが「要」であるには、何が必要なんでしょうか。
そこについて説明してる文献は、案外ありませんでした。
どうやらあまり解明が進んでいないようです。
しかし、それじゃ困るんです。
極端に言えば、ベースが出来ない者がベースの役割の代用を何かしらでしなきゃならないわけですから。
ってわけで僕は、和音とリズム、それぞれの観点から、自分なりに「ベース」を考えるところから始めました。
ここから、僕の個人研究や推察が混ざってきます。
間違ってたら教えてください。笑
第1章 ベースのおしごと リズム編
「ベースは音程とリズム、どっちにとっても大事なパートです」
誰に聞いても、そういう答えが返ってきます。
だから、間違いなくそうなんでしょう。
何故ですか?
そう聞くと、あんまり答えは返ってきません。
本にもあんまり載ってません。
何故なら、そんなこと知らなくても、あんまり困らないからです。
世の中には、理由を知らなくても困らないことが、沢山あるんです。(哲学)
しかし!ベース声でない我々(俺)が、モンスター達と戦うためには少しでもいい、情報が欲しい!
そう思い、自分なりに色々調べて考察してみました。
今現在、僕の認識では、ですが。
逆に、コーラスやリードは、リズム気にしなくても良かったりするんだと思います。
って言うと語弊がありますねえ。笑
もちろん、最低限のルールとマナーは守った上で、守れる保証がある上で、の話ですよ!
「正しいリズムで歌うより、大事なことがある」という感じでしょうか。
あと、これを言っては元も子もないのですが。
音が高けりゃ高いほど、リズムは「ごまかし」が利きます。
逆に言うと、ベースは「ごまかしが利かないパート」なんです。
バンドの要!なんて言われたら、うっかり「リズムもピッチも、私が生み出すのだ」とか思っちゃうじゃないですか。
逆なんですよねー。
リズムもピッチも、間違えたらすぐにバレるんです。ベースは。
もちろん、人間のやることですから、基本全て間違いなんですよ。(哲学)
その中で、間違いが少ない方が好ましいパート。「創造神」っていうより「守護神」。
それがベースです。
たかしくん:でも先生!「音が低い」っていうだけで、何でそんなに扱いが違うんですか?これが差別ですか?訴訟の準備をした方が良いですか?
けい:てめぇ誰だ。
リズムにおける低音は「大きい」「重い」です。
はぁ?ですかね。笑
人の耳が、音の高低をどういう風に認識するのか?というのを調べたり考えたりしてみました。
わかったことをざっくり分けると
低い音:生命に関わる
高い音:情報量多い
って感じ。
はぁ?ですね。笑
自然界で発生する低い音って、
・大きくて重いものが動く(地鳴り、大波、落石とか)
・身体の大きな生き物(強い、怖い)
・自分の体を伝って聞こえる音(心音、足音)
低ければ低いほど「自分にはどうしようもないこと」だったりするんです。
逆に高い音って
・興奮した人の声(喜怒哀楽は問わない)
・赤ちゃんの鳴き声(気になる音代表)
・小さい生き物(倒せる、喰える)
・小川のせせらぎ、森の風音(平穏)
高い音は、大きさによって随分異なります。
高くて大きい音は、誰かの警報っぽいことが多いです。
高い音には情報量が多いので、聞き分けようとします。
だから、意識は高い音に反応しやすいです。
その分、無意識や体は、低い音の方に反応します。
僕の考察が理由として正しいのかはさておき、「低い音のリズムを無意識に追う」という事実は、科学的に確認されているそうです。
で、音楽のリズムって、低音と高音のリズムの組み合わせで、心地良さや違和感を演出するものだと思うんです。
で、どうやら
低い音が規則的に鳴る⇒それに付随した高い音が鳴る
が、気持ちいいみたいです。
自然界に置き換えると
大木が倒れてドォン(低い音)⇒葉っぱのバサバサ、枝のパキパキ音が付随する(高い音)
みたいな感じですね。
あと、自然じゃないですけど、
花火がドン⇒パラパラ
も、ちょっと近いかも知れません。
これ、高い音まで聞き終えた後に、「安心感」が付いてくるんです。
低い音が出る=一大事
高い音がなり終わる=無事を確認
と言った具合に。
これ、高い音と低い音の順番を逆にすると、結構怖いんですよ。
パキパキメキメキ聞こえ始める⇒大木倒れてドォン
火花がパチパチ⇒ドン
想像力を逞しくして想像すると、結構恐ろしい状況だと思います。
リバースシンバル⇒一拍目ドォーン!
とかは、この原理を利用して迫力を出してる訳ですね。
低い音の前と後、どちらに高い音がくっついてるか、
それを組み合わせることで、いろんなリズムパターンが生まれるわけです。
低い音と高い音が一気に鳴っていきなり止むと、何か大きなものがビタッ!と止まったように感じたり。
ブレークってやつですね。
で、だ。
低音楽器やベースモンスターズは、この「本能に訴えかける低い音」を意のままに操り、高音部と協力し、聞き手に安心や驚きを与えてるわけです。
そしてそれが、僕には出来ないわけです。
命の危険を感じるほどの低音は、僕には出せない……
せいぜい、ヒキガエルの最後の一撃程度。
これで生命の危機を感じるのは、仔猫くらいのものだろう。
さあどうする。
ここから、戦い方を考え始めるわけです。
つづく。
今回のまとめ
・低音は人の無意識に訴える
・リズムは見えない物が動いた足音、低音はその基準。
・僕の声にその力はない