伊東歌詞太郎です!




昨日、COFツアーから東京に戻ってきまして、
本日はギターヒーロー柴田さんと共に音楽ってました!


今年も大変、素晴らしい夏になった。間違いなく!!!



ここ数年、夏は大きな学びを得ることができてます。


2013年は「弱音は歌うことにまったく必要ない」
2014年は「歌とは声ですらない」


僕はいつも全力で歌をうたうこと、これを生きるうえでの当たり前にしています。

僕にとって歌とは、全力を出すことであり、それ以外はできないと思っていました。


でも実は一度だけ、昨年の夏に全力で歌うことができなかったライブがあったんです。
理由は、ライブで来てくれる人の前に立つことが怖くなったから。


問題のライブがある日の少し前に、
いろんな人の僕の前で見えている言動と、
見ていないところでの言動の違いを知らされてしまい、
ステージに立つのが怖くなってしまったときがありました。


僕自身、
そのようなことはステージに上がって歌をうたえば何も気にならないだろうと思っていました。
ステージに上がる瞬間までは今までどおり、
歌を好きな気持ちだけが心から出てくるものだと思っていました。


でも、いざステージに立ってみるとあまりにも不甲斐なかった。


歌が好きな気持ちはいつだってあるのに、
怖さもあって、二つの感情が心にあるまま歌ってしまいました。



僕の人生で一番不甲斐ないライブだったと思います。



そのライブで僕が悔しかったのは、
僕の歌に対する愛情が、怖い気持ちに勝てなかったことです。

今まで歌が好きだと自分が言ってきた言葉たちに、本当に申し訳ないと感じた。

次のライブからはまた、その怖いと思う気持ちを閉じ込めて歌うことができたのですが、
なぜあのライブでは封じ込めることができなかったのか。
とにかく悔しい。


その日からというか今日もそうだけど、
ずっとその日のライブの光景と気持ちが消えなかったんです。


それから幸せなことに、
また何度も歌わせていただく機会に恵まれてきましたが、
悔しい気持ちや怖い気持ちは封じ込めたままやってきました。



でもこの夏、克服できた瞬間がはっきりあったんです。
おとといの仙台公演の朝でした。


前日の青森公演のお手紙を読ませていただいていたのですが、
ふと、
もうあの日のライブを思い出すことはあっても、
悔しくても、
次に控えるライブに対して何も封じ込める気持ちがなくなっているな、と感じました。


絶対に一生忘れることはない光景、悔しさだけど、
未来に対して何も影響がなくなっていることを感じました。


半信半疑でしたが、
COF中においてソロ曲が3曲続いていたのですが、
2曲目が終わったときにはっきりと確信しました。

克服できたな、と感じたんです。

もはや封じ込めなくても大丈夫。


その瞬間に、歌に対して新しい考え方が出てきてしまいました。
これはいいのかどうかわからないのですが、
出てきてしまったものは仕方がない。


僕は歌うことを愛しています。大好きです。


理由なんかわからなかった。
好きになったきっかけもわからないし、いつから好きかも答えられない。

物心ついたときから歌うことが好きだったので、
雑誌のインタビューなどでこういうことを聞かれたりして
自分でもなんでこんなに好きなんだろう?って考えたことはよくありました。



もはや、やっとわかりました!


僕は、「歌が大好きだ!」という気持ちを、
どうして「歌」にぶつけ続けるのか。

それは、歌に愛されたいから、だということに気付けました。



僕は今まで、


「誰よりも、世界で一番歌が好きになりたい」


って言ってきました。それは、


「誰よりも、世界で一番歌に愛されたい」


という気持ちの裏返しだったんだなと思ったんです。


僕は歌に愛されたいって言う自己中心的な気持ちに目を向けることができなかったんです。
でも、
認めてしまったことは仕方がない。

僕はやっぱり歌を愛した分、歌に愛されたいと思っている、
見返りを求めているに過ぎない人間だった。


そこに気付けたので、
僕は歌をもっと大きな愛で愛せるように精進しなくてはいけないと思いました。

今までだって、振り向いてもらえなくても好きでいつづけたものが歌。

心のどこかで見返りを求めていたのだとしても、
見返りを求めない愛し方ができるようになれるんじゃないか。
僕はそうなれると信じてもっと歌を好きになっていきたい。


ここ最近、ずっとライブが、歌うことが楽しくてしょうがないんだけど、
これから先、もっともっともっと楽しめるように。



あなたのくれた言葉と、気持ちと、笑顔と!!
1ステージが終わるごとに心に入れ込んで、
限りなく大きくしていって、もっと歌が好きな人間になりたい!!!



このブログを見てくれた

歌を聞いてくれた

ライブで応援してくれた

生放送を聞いてくれた

手紙をくれた

リプライをくれた

握手をしてくれた

街中で声をかけてくれた

そのあなたのおかげで気付けたこと。


2015年 「本当は歌に愛されたい」

大きなことを学ばせていただいたあなたに感謝。