伊東歌詞太郎です。




今日は長くなっちゃいそう注意報出てます。




火鳥風月ツアーが終わりました。

この期間はわずか2週間ほどでしたが、

「集大成」にふさわしい活動してて一番充実したツアーになりました。



心をこめることができた実感が強くある。

ここまで手ごたえ感じられたライブは今まで生きてきた中でもそうそうない。



込めた心はしっかりあなたに届いた。

自惚れではなく本気でそう感じている。

ライブって、心動いたときに意味が生まれるんだって僕は思ってる。

その意味のために僕は命を、人生を賭けてる。



そんなライブだけで構成されたツアーだったんだから幸せっていうか超楽しいっていうか。

来てくれた人、一緒に作り上げてくれてありがとう。

大きな感謝!!


あえて言っちゃおうかな。

来られなかった人はもったいないぜ今回は(笑)!

ごめんよ、今回は見てほしかった!

このくらい言いたくなるくらい良いライブだったんだから(笑)!


来た人は忘れないでくれよ。



そして、チームに感謝。


まず音響、PAチーム。

僕の喉のコンディションをものすごい考えてくれて、

僕にぴったりな音響を超研究してくれました。
そうして下さいと言わなくても、そうやって動いてくれた。


後で触れますが今回のツアー始まる前は乗り切れるのか、かなり不安でした。



ステージの内側の音、通称「中音(なかおと)」。演奏してる側が聞く音です。

この中音の作り方が雑だと、

自分の声が単純に聞こえなかったり、不自然な別人の声に聞こえたりします。

そんな状態だと喉への負担がとても大きくなるのは想像しやすいことかと思います。

今の僕の喉だと、割と致命傷になりかねない(笑)。


ライブハウスの環境ごとに大きく違うものなので、

ここを整えることは最重要と言っても過言ではありません。



僕は普段、リハーサルで自分で中音のリクエストを出して、

できるだけ自分の描く音の理想に近づけようとするのですが、

今回のツアーは何も言う必要がなかった。


6公演すべて声枯れせずに乗り切れたのは、

まずはPAさんのおかげです。感謝。



そしてバンドのみんな。

今回はたるとPことタルタノリキがチームに再加入してくれてよりパワーアップしましたが、

他のメンバーおなじみの方々になってきました。



みんなイヤモニにしてくれました。

耳にイヤフォン型のモニターして、そこから中音を聞く。

するとアンプから音を大きく出さなくて済むから、

ボーカルの音量を出すことができる。

結果としてボーカリストが歌いやすい中音を作りやすくなる。

これも頼んでないのに!



特にyoshi柴田さんがイヤモニにするよって言ったときは心動いたよ...。

この人僕の横で絶対にギター弾いてくれた人で、

演奏も僕と息が合わなくするほうが難しい。

どうやっても合っちゃうんでたまに笑ってしまう。

僕の一番の理解者でもあります。



理解者だからこそ、音楽哲学も似通っていて、イヤモニ反対な人なんです。


僕はイヤモニが苦手だ。


だって、ライブの歓声が聞こえなくなる。拍手も手拍子も聞こえなくなる。


音に空気感がなくなって、よりレコーディングに近いステージ環境で歌うことになる。

メリットは自分の声の聴きやすさ。

とても大きなメリットだけど、失われるものは大きい。


とはいえ僕は自然な音で歌いたいタイプなので、

今のところは慣れないのでむしろ歌いにくいです。空気を介在しない音はどうしても声に関しては不自然な音に聞こえます。


1万人を超える規模になるとイヤモニ必須とは言われていますが、

山下達郎さんのように僕と同じ理由でイヤモニを使わないアーティストもいます。

彼は会場の大きさよりも音を優先させ、ホールクラスまででしかライブしません。貫いてるよね、かっこいい。


僕がイヤモニ使うようになったら、

何か心境の変化があったと思ってください(笑)。


柴田さんもこういう考えを持つギタリストだったんですが、

今回はイヤモニを装着することを選んだ。


バンド全体でも僕の喉のことを考えてくれてんだって思うと、

泣きそうになる。

メンバーに感謝。


今回のツアーほど周りに支えられてると感じてステージに立ったことはない。





長くなっちゃう警報に変わって参りましたー!




手術すると決めてから、自分でも意識していなかったのですが、
明らかに歌が変わった気がします。
8月ごろから僕の歌を生で聞いた人なら分かるんじゃないかな。

「からだ」がうまく使えないから「こころ」が磨かれていった。そんな感じ。
こんなに心で歌うボーカリストになれると思ってなかった。



自由に歌えなくなって分かったことはいっぱいある。


今の僕は湿度も気にするし、ライブ中のスモークも気にするし、
キーの高いところが出なかったらどうしようって考えたり、ライブ前に不安と緊張を感じる。


こんな感情生まれて初めて味わってます!
味わい出してから半年くらいだけど一切慣れないかな。


例えば川崎、新三郷など。
二天一流のイベントで毎回緊張もした。
しかし、ワンマンツアーは別格ね。超緊張よ(笑)!

全6公演、歌いきれるのかツアー始まる前は不安だった。
ツアー始まったら1公演17~8曲も歌いきれるのか。
そんな不安が緊張を呼び起こすってことも分かった。
緊張の正体は間違いなく不安だって全ボーカリストに教えてあげたい。


これらのプレッシャー他の人はいつも感じてステージ立ち続けてるとしたらすごいと思った。
以前の僕なら分からなかったし、わからないままだった気がする。

どんな環境でもあんまり変わらないしプレッシャーに強いねと言われてきたけど、
そうじゃなくて全く感じてなかっただけだ(笑)。


僕は僕の体と喉をよくわかっているから、
どんなスケジュールなら大丈夫なのかはしっかり把握していました。

他の人からしたら無理だと思われることも難なくできてしまうから、
だから無理してるって誤解されやすいんだけどね。
それは仕方ないよねって昔から思ってる。

去年の夏以降の埋まりゆくスケジュール。
毎日歌うのは平気なんだけど、僕の壊れない喉の最低条件は睡眠。
もともと徹夜大っ嫌いな人生を過ごしてきてるんですが、
眠れないほどの動き方だともしかしたらどこかで体を壊すのではないか、
と思ってきたけど予想通り結節出来ちゃったよ。
2016年は休んだ日ゼロ。

動画の投稿のためのレコーディングスケジュールがとれないのも自分のアーティストとしての出自的にすごくモヤモヤしてたし、
自分の手でコントロールできないスケジュールになるのはもう絶対に嫌なので、
嫌われようと脅されようとこれからは自分の身は真っ先に自分で守る所存。

改めてそういう心持ちになれたこともこれから先の自分にとってプラスじゃないだろうか。




以前の歌い方は、肩から上どこにも力が入らない。
これ当たり前にみんなできると思ってたけど、今の僕にはできないよ(笑)。

自分の歌はそれがみんな当たり前で普通だと思っていたけど、
思っていたよりも凄い歌をうたっていたんだってこと、
ちゃんと自覚してたらもっともっと楽しかったのかな?


だから完治への渇望感がすごい。
これも誤解させてしまっていたら嫌なんだけど、
リハビリ3か月と言われているところ1か月で帰ってくるからな!
ってライブでいったのは、
強がって無理して早くステージ上がりたいって意味じゃないからね。

僕は以前の僕の価値をもうよく分かったから、
完治しないとステージに上がるつもりはありません。

一生懸命リハビリした結果、
お医者さんの見立てた期間よりも早く万全の状態にするつもりでの言葉ね。


切りたくないからもはや散々悩んだけど、いまは前向きになれました!
もう心の磨き方を知ったので、手術して完治したらどうなっちゃうんだろう。
体が万全になったら、またさらに次元の違う歌がうたえるような気がしてます。
未来が楽しみです。


来年の1月半ばに手術を調整しています。
それまではしっかりと歌うつもりです。


11月10日まで黙ってくれてて本当にありがとう。
すごくいい人たちが僕の音楽を愛してくれてんだなってマジで思った。


変わらずにこれからもよろしくね!


ワンマン行けなかったところも行くことを画策中。
行く理由がいっぱいあるからね(笑)。
まだ確約できなくてごめんよ。

会いにいけたらいいな。