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建物を新築されるお客様から、ご質問を受ける事もあります(*^o^*)。

新築に際して、金融機関よりお借り入れがある場合には、担保権の設定登記を入れるように、お話がなされます。
※担保権とは、債務者がその債務を履行できない場合に備えて、権利者(金融機関)がその債権を担保するために設定する権利のことです。

根抵当権とはどんな権利ですか。普通の抵当権とどのように違うのですか?
このようなご質問については、先ずはざっくりと、個人の方は抵当権、ご商売をされている方は根抵当権が多いです!と、お話します。

根抵当権も抵当権の一種です。それでは、根抵当権と普通抵当権との違いに関して。

抵当権は、既に発生した特定の債権を担保するものです。例えば「何月何日に貸し付けた金何円の貸金債権」といったものです。従って担保されている特定の債権が弁済などによって消滅すると、それを担保していた抵当権自体も消滅します。余談ですが、これを抵当権の附従性といいます。

これに対して、根抵当権は継続的な取引から生じる不特定多数の債権を一括して担保する抵当権です。従って(普通)抵当権のように、設定のときに特定の被担保債権が存在していることも必要としませんし、被担保債権となっている個々の取引によって生じた債権が弁済されて消滅しても、根抵当権自体は消滅することなく、次々に発生する債権を担保するために存続します。こんな関係で、ご商売や会社を経営されている方などには、大変便利な担保権であると思います。

なお、根抵当権を設定するときは担保する債権の範囲を取引の種類などによって特定する必要があります。債権者と債務者との間に将来発生する全ての債権を担保させること(いわゆる包括根抵当権)は出来ません。また担保する債権の最高限度額(極度額)を予め決めておく必要があります。

根抵当権は債権者と抵当不動産の所有者との契約によって設定されますので、債務者と設定者は同一人である必要はなく、例えばAさんとBさんの取引により発生する債権を担保するためにCさんが所有する不動産に根抵当権を設定することも出来ます。この場合Cさんは物上保証人ということになります。

土地や建物の登記簿を観ても、物上保証人となられている方は、結構いらっしゃるんですよ。親族の方が多いようですね(*^o^*)。