ある人が、海外旅行に出た先で
全ての荷物を盗まれて途方に暮れたとき、
見ず知らずの現地の人が、
親身になって助けてくれたのだそうです。
当然、被害に遭った人は、
助けてくれた相手に
「何かお礼をしたい、お返しをしたい」
と思ったのですが、相手は
「いつか、ひどい目に遭った人を見たら、
あなたも、その人を助けてあげて下さい」
と言ったのでした。

こういう話はよく耳にします。
お礼が欲しくて助けたわけではないし、
相手もまた、
困っている人の助けになれば、
その「助け」が世界を回っていって、
全体として、少しでもいい世界になる。
そういう考え方があるのだと思います。

もし、あなたが過去に、
誰かに無償で助けてもらった経験があるなら、
2020年は
「いつかだれかを、
同じように、助けてあげて下さい」
という言葉を実行できる年となりそうです。
困っている人を救ったり、
誰かを支えたりできる年となります。
誰かに愛情を傾け、
それを受け取ってもらえる年となります。

「恩返しをするだけなんて、
なんだか面白くない年なのかな」
と思えるでしょうか。
多分、そうでもないと思うのです。
というのも、
「借り」は「借り」だからです。
目に見えないものでも
「助けてもらうだけ助けてもらった」
という「借り」を胸に抱いているとき、
私たちはなんとなく、
重荷を背負ったような状態になっているのです。
目に見えない不思議な荷物を抱えて、
ちょっと動きづらい状態になっているのです。

2020年は、
あなたが過去に背負った「借り」を、
何らかの形で返せるときと言えます。
この「借りを返す」相手は、
助けてくれた当の本人ではなく、
「めぐり巡って」の、
誰か別の人だろうと思います。
でも、「受けた恩を返す」ことには、
かわりがありません。
このことによって、
あなたの中にあった重荷や迷いが解け、
スッキリ自由な気持ちになれます。
同時に、あの時助けてもらったことの意味を、
完全に受け取り、肯定できるようになります。

あるいは2020年、
「貸しを返してもらう」
人もいるかもしれません。
私たちは人生の中で、
不当に大事なものを奪われることがあります。
意味もなく傷つけられたり、
理不尽な目に遭わされたりすることがあります。
これは言わば、
「世界に貸しを作った」
ようなものです。
2020年は不思議な形で、
その「貸し」を返してもらえるかもしれません。
どんな形でかは解りませんが、
「なるほど、これなら納得できる」
という気持ちになれるでしょう。
あるいは、過去の痛みがそれで精算されることはなくとも、
少なくともずっと自分を縛っていたある種の思いから、
解放されることになるだろうと思うのです。

2020年は水瓶座の人々にとって、
少々「不思議な年」と言えるかもしれません。
というのも、
一見関係のない出来事同士が結びついていて、
一方の問題が解消したとき、
他方の問題も連動して解消する!
といったことが起こりやすいからです。
複数の出来事は、
たとえば冒頭の例のように、
時間的にも、登場人物という点でも、
遠く離れています。
でも、あなたの心の中では、
両者は間違いなくつながっているのです。
ある種のボトルネックが解消したとき、
人生の全てが上手く流れ出す!
というようなことも起こるかもしれません。
この「ボトルネック」も、
意外な所で発見されるはずです。

普段、使わないガラクタを突っ込んでおいたまま、
滅多に開けない押し入れや物置を、
思い切って大きく開いて、
中のものを全部出して、
不要品を処分し、
忘れていたお宝を引っ張り出し、
スッキリと片付けたとき、
心の中もとてもさわやかになります。
2020年、そうした出来事が
あなたの世界の随所で起こるでしょう。
ずっと気になっていたことも
後悔のタネも、
2020年の中で、
きちんと整理し、向き合い、
解消し、あるいは「昇華」していけそうです。
その作業は、
すでに2017年の終わり頃から始まっていたのかもしれません。
2020年、その作業があらかた片付いたとき、やっと
特別なスタートラインに経つ準備が調います。


****

少し時期的なことを申しますと、
まず年明けから、
とてもキラキラした楽しい時間となっています。
1月前半はめいっぱい楽しい事が詰まっていて、
褒められたり誘われたりする場面も多いでしょう。
さらに1月から2月半ばは、
色々な仲間に会っていく時間となりそうです。
友だちと盛んに会う約束をしたり、
今の活動に参加してくれそうな人に
声をかけて回ったりすることになるかもしれません。
あるいは「これからの展開」の可能性を、
多方面に探っていく人もいるでしょう。
2019年に描いたビジョンを具体化するために、
ごく機動的に動いていけるタイミングとなっています。

1月半ばから2月頭は、
経済面でも嬉しいことが多いはずです。
欲しいものが手に入りますし、
2月半ばから3月頭は、
なくしたものが出てくる感じのタイミングです。

2月から3月は、
前述のような「ボトルネック」解消に向けて、
精力的に動ける時期です。
誰かを全力で助けたり、
あるいは逆に、
誰かからガッチリサポートしてもらったり、
という状況に成りやすいかもしれません。
ある意味で「我を忘れる」ような場面もあるでしょう。
日常的なしがらみや固定観念から解放され、
新しい世界観に出会う人もいるはずです。

3月末から6月にかけては、
かなり忙しい時間となっています。
これまでとはがらっと変わって、
何か新しい世界にポンと足を踏み入れた、
という感じがするかもしれません。
実は、この「新しい世界」は、
2020年12月後半以降の「新しい世界」と
地下茎でつながっています。
2021年からの流れの
「予告編」のようなことが、
ここで起こる感じがあるのです。
あるいは、ここで選択した挑戦や勝負が、
2021年以降のあなたの人生を変える可能性もあります。

4月から8月にかけては、
とても楽しい時間を過ごせるでしょう。
愛に溢れる時間ですし、
非常にクリエイティブな時間でもあります。
特に、創造的な活動に取り組んでいる人にとっては、
チャンスを掴みやすいタイミングです。
自分で自分の才能を摑まえて引っ張り出し、
どんどん鍛え上げて、外界に打ち出していく!
といったことが可能になります。
大恋愛に打ち込む人も少なくないでしょう。

6月末から年明けに跨がっては、
素晴らしいコミュニケーションの季節であり、
旅の季節であり、学びの季節です。
熱い対話を重ねていって、
行動範囲が大きく広がるでしょう。
発信活動に取り組んでいる人には、
とても力強い追い風が吹きます。
声が遠くまで届くようになりますし、
新しいアイデアをざくざく生み出せるでしょう。
あなたの知的好奇心が、
最大の武器になる時期です。

6月から7月は、
生活習慣などの見直しができる時です。
8月から9月はそれを受けて、
健康状態が上向くでしょう。

9月から10月頭は、
「人に恵まれる」時期となっています。
人に会う機会が増えるでしょうし、
人から受け取れるものがたくさんあるはずです。
通信手段を介した対話で満足せず、
この時期は「会いに行く」事が大事です。
生身の人間同士で相対するところから、
特別なチャンスが生まれるでしょう。

10月は面白いギフトを受け取れそうです。
受け取った瞬間は
「これ、どうすればいいのかな」と
少々戸惑いを感じるかもしれませんが、
使ってみるとだんだんに
「自分のもの」になっていくはずです。

10月末から11月は、
力強い「学びと旅の季節」です。
遠く旅行に出かける人、
懐かしい場所をたずねる人、
特別な資料や「師」を求めて遠征する人など、
知と移動が連動し、
あなたの世界が大きく広がりそうです。

12月は、ごく特別なタイミングです。
どの星座の人にとっても、
大きなターニングポイントとなる時期なのですが、
特に水瓶座の人にとって、
もっともダイレクトに「節目」を実感する時期となるでしょう。
人生が新しいモードに切り替わるような、
まったく新しい世界に飛び込んで行くような、
そんなスタートラインがこの12月に置かれています。
3月末から6月頃に体験したことを振り返ると、
その意味合いが多少、
立体的に感じられるかもしれません。
続く2021年は、
水瓶座が「主役」の年です。
特別な星の時間に向かって心を新たにする、
すこし神秘的な、凛とした年末となりそうです。

****

愛情関係については、
素晴らしい勢いのある年です。
水瓶座にとっての「愛の部屋」に、
「愛の星」である金星が、
春から夏にかけて長期滞在するのです。
愛の女神が愛を後押ししてくれる年、
ということで、
素敵なことがたくさん起こるはずです。
カップルは愛が大いに盛り上がるでしょうし、
フリーの人も愛に出会える可能性の高い時期です。

2020年の水瓶座の人々は
とてもやさしくて、とても機動的です。
行動力と思いやりがあるのですから、
多くの人に必要とされるに違いありません。
愛を探す場でも、
普段とは違ったアプローチが出来そうです。
コミュニケーションにおいては、
積極的に色々な質問ができそうです。
条件を確認していくような「質問」ではなく、
相手の心を開き、その中心に触れるような、
特別な「質問」ができるでしょう。
これは、技巧的なことではなく、
人生観や人間観の深まりがそうさせるのだと思います。
人生において何が大切か、
人と関わる時には何が大切か、
といった考え方の深まりが、
コミュニケーションのありかたをかえ、
愛の形を変えていくのです。
このことは、
カップルにもフリーの人にも当てはまります。

愛を探している人は、
学びの場や旅先での出会いが期待できます。
また、困っている人を助けるような場面で、
キッカケを掴む人もいるかもしれません。
助けてもらうシーン、助けるシーンは、
ほかならぬ「愛の現場」です。

愛に特に強い追い風が吹くのは、
1月前半、4月から8月上旬、
9月から10月頭、
10月末から11月半ばです。
さらに11月末は、
「愛のミラクル」が起こるかもしれません。

****

最近『キングダム』というマンガを
大変楽しく読んでいるのですが、
この中で、ある登場人物が
「自分の新しい人生を始めるために、
是非やっておかなければならないことがある」
といって、
一時的に姿を消す場面があります。
大切な姉妹を殺された敵を討つ
というのがその
「やっておかなければならないこと」
なのですが、
人生では、そういうこともあるんだろうな、と思います。
もちろん「仇討ち」のような
物騒なことではないのですが、
たとえば
「海外に留学に出る前に、
一度、親の墓参りに行っておこう」
といったようなことがあるものなのです。
目に見えている人生や道の他に、
私たちは心の中にも、
ある種の「ルート」を持っています。
この「ルート」の中で、
決して飛ばせないステップがあるとして、
そのステップをしっかり踏むのが
2020年の水瓶座のテーマなのかもしれません。
2020年の終わり、
水瓶座の人々は人生の大いなる転機に入り、
そのまま、2021年を大転換点として過ごします。
その前に「やっておかなければならないこと」は、
あなたの心の中にしか見つかりません。
それを見つけて成し遂げたとき、
「未来」もまた、ぐっと具体的に、
あなたのものになるのだろうと思います。


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