月別アーカイブ / 2016年12月

ある時、知人がこんな話をしてくれました。

「子どもの頃、放課後に学校の校庭で
サッカーの試合みたいなことをして遊んでいたことがありました。
体育の授業でやって面白かったので、
少年サッカーをやっているような子たちだけでなく
運動が苦手な女の子なんかも混じって、
でも、田舎なのでけっこう広いスペースを使って
走り回っていたんですね。
で、一応、サッカークラブに所属しているような子達が
細かいルールやポジションの考え方なんかを教えてくれたり、
言わば『仕切って』くれるのですが
何しろニワカというか、シロウトがたくさん混ざっているので
なかなかまともな試合にならないんです(笑)」

「私も『シロウト』組で、
ゴールにボールが入ったら点が入る、
ということしかわからないので
とにかくボールがある方向に走る、みたいに、
何となく混ざってる感じになっていました。
足が速いわけでもないし、
何となく走っていれば、
がんばってるっぽくなるわけです。
そんな最中に、ふと、自分の近くにボールが転がってきて
敵がそれを追いかけてきたので
私も必死で追いかけて蹴ったら、
ボールが、外に出ちゃったんです。
私としては、それをひろって、上手な味方にパスをしてもどそう、
と思っていたので、
しまった、失敗した、と焦りました。
そしたら、ちゃんとサッカーを知ってる男の子達が
なんと、『ナイス!』みたいにいっせいに褒めてくれたんです。
つまり、外に出した方がイイ局面だったわけです(笑)
自分ではなにをしたのかわからなかったんですが
ああ、今ちょっと活躍できたんだ、と思って、
それは、嬉しかったですね。
その記憶があるから、詳しくはないですけど、
サッカーは嫌いではないです」

これを聞いていたもう一人の人が
こんな話をしました。

「そういうことってあるよね。
ちょっとちがうかもしれないけど、
他の人たちが自分の仕事をしていて
ふと、自分の前にぽっかり空間ができていて
そこが自分の仕事になっている、みたいなことが。
誰かに役目を与えられるのでもないし、
命令されるのでもないんだけど
みんなが自分の役割に必死になっている状況で
いきなり自分の前に、
ぽかんとあいた場所が見えて
そこが自分のポジションになる、みたいな」

人から「貴方はこれをやってください」と指示されれば
それを不満に思うかどうかは別として
何をすればいいか、明確にわかります。
でも、現実の世界では、なかなかそうはいきません。
就職活動で「やりたいことはなんですか?」と聞きまくられたり、
人に「何をすれば良いですか?」と尋ねても
その人自身、何をすべきかわかっていなかったりします。
自分が何をすべきなのか、何ができるのか、
見つけ出すのは至難の業で、
何歳になっても
「自分の真の任務とは、本当にやるべきこととは、
いったい、どんなことなのだろう?」
と首をかしげる思いから
完全に逃れることはできないのかもしれません。

そんな中でも
前述の会話にあるような現象が起こる場合があります。
目の前に不意に誰もいなくなって、
「ここに走り込んでいけばいいんだ」
と、身体でわかる瞬間です。
誰が言ったのでなくとも、約束されたわけでなくとも、
任命されたり指名されたりしなくても
味方全部が自分に今、期待していることがわかる
という瞬間が巡ってきます。
もとい「期待されている」のですら、ないかもしれません。
みんなが自分なりにできるポジションを選んだ結果
ひとつだけポジションが余っていて
それこそが自分のものだ
と感じられる瞬間がある、ということなのかもしれません。
自分も含めた関係者全員の関係性の網の中に
不意に炙り出される「自分のための空白」こそが
真に創造的な「使命」なのだ、と
その瞬間は、信じられるのかもしれないと思います。

私たちは、人から何かを頼まれたり、
任されたり、頼られたりすることを
純粋に「嬉しい」と感じられることもあれば、
少々迷惑に感じられる場合もあると思います。
「人の都合で振り回される」のは
あまり気持ちのいいものではありません。
自由にやりたいことがあるなら、尚更です。
でも、少なくとも2017年秋までの蟹座の人々は
「周囲の関係性の網の中で、
一瞬、自分のためにぽこんとあいたポジションを引き受けて行く」
ことに、面白さを見いだすようです。
これは「残り物には福がある」といった話ではありません。
「みんなが嫌がることを引き受ける」といった類の話でもありません。
その「ぽこんとあいたポジション」は
貴方の中にある何事かと
目に見えない赤い糸で繋がっているようなところがあるのです。
そのポジションは、貴方の方から立候補したいような
望ましいものかもしれません。
かねてから狙っていたポジションかもしれませんし
最初はぴんとこなかったけれど
やってみたら自分にぴったりだとわかる
というようなことかもしれません。
更に言えば、冒頭のサッカーの子のように、
「思いがけなくみんなを助けることができる」
ような活躍なのかもしれません。
多くの人を助け、守ることは、
蟹座の人の習性のようなものです。
この時期、貴方が半ば望んでで引き受けるであろう役割は、
ほかならぬ周囲の人のニーズによって、
堅牢に構築されている「居場所」なのです。

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[時期について]

1月は遠出する機会が多いかもしれません。
遠くから呼ばれたり、
自ら会いたい人に会いに出向いたりと、
長い距離を超えての愛と情熱の物語が展開するでしょう。
12日前後は、スケールの大きな転機が巡ってくる気配があります。
満を持して、思い切った決断をする人も少なくなさそうです。

2月は経済的に面白い動きが起こりそうです。
努力を重ねてきたことがあれば、
思いがけない形で「成果」が出るでしょう。
ここで得られる経済的果実は
さらに新しいチャンスを呼び込んでくれるかもしれません。
2月は、非常に忙しい時期でもあります。
大舞台で大活躍する人もいれば
重要なポジションに「抜擢」される人もいるはずです。
独立や結婚などを経て、
社会的な肩書きか変わる可能性もあります。
非常に目立つ立場に立つことになるようです。

3月は少し状況が穏やかになり、
周囲との調和やチームワークに心を配ることになります。
さらに、未来の展望をしっかり見据えて
計画を周囲と共有する必要も出てくるかもしれません。
自分一人の心づもりにとどめず、
意識あわせをすることが、
「その先」に繋がっていきます。

4月は懐かしい場所に「再訪」することになるかもしれません。
年明けに出向いた場所をもう一度訪ね、得るものがありそうです。
1月からがむしゃらに取り組んできたことがあれば、
この4月にきちんと状況を整理して
足りないものを足したり、過剰な部分をそぎ落としたりし、
この先の長い展開に備えることもできるでしょう。
月の前半、思わぬ「ブレイク」が起こる気配も。

5月は気持ちのいい忙しさに包まれます。
ここまで努力したことがきちんと形になって、
様々な果実を随所で受け取れそうです。
賞賛されたり、高い評価を受けたりする場面もあるかもしれません。
キラキラしたチャンスに恵まれるでしょう。

6月は「熱い」時期です。
気合いを入れて自分と闘い、
確かな結果を出せるでしょう。
奮闘して「一皮むける」ようなタイミングです。
この時期は仲間のサポートに恵まれるため、
自分の闘いに周囲を巻き込んで
「みんなの成果」を目指すこともできそうです。

7月も6月の熱気が続きますが
月の下旬には一段落するでしょう。
人から見えない所で支えてもらったり、
逆に、人を無償で助けてあげたりするところから、
新しい信頼関係が生まれるかもしれません。

8月は経済面での動きが大きそうです。
誰かが貴方に素晴らしい贈り物を授けてくれるかもしれませんし
あるいは、この先長く使っていける水路や水車を
自分の手で作りはじめることができるのかもしれません。
「あたりまえのこと」として続けて来たことを
誰かが思いがけない形で評価してくれる気配もあります。

9月はコミュニケーションの輪が大きく広がります。
いろいろな人と語り合い、様々に学んで、
価値観を勢いよく育てて行けます。
宝物のようなメッセージを受け取る場面もあるかもしれません。

10月は「愛と創造と自己表現の部屋」に
木星が入って行きます。
2016年秋からここに至るまでの
「居場所・住処の構築」が一段落し、
こんどは自分の好きなことをめいっぱいやろう!
という気分が漲ってくるかもしれません。
これまで「誰かのために生きる」ことを最優先していたなら
ここからは「自分のために生きる」ことが
視野の中心に置かれるでしょう。

11月はとても楽しい時期となっています。
やりたいことが次から次へと出てきますし、
人からたくさんの愛情を受け取れそうなタイミングでもあります。
また、引越や家族構成の変化など
環境が変わる可能性もある時期です。

12月は、好きなことをするための「調整」に
力が入るかもしれません。
これまで周囲のために背負ってきた任務の一部を手放したり、
先にやるべきことを片付けてしまって2018年の「時間を確保」するなど、
周囲の協力を要請して、自分のための道筋をつけることができる時です。
これは、貴方の「ワガママ」ではなく、
むしろ周囲の人々の方が、それを強く望んでいるかもしれません。
2015年頃から背負ってきた重い任務から、
年末、解放される人も少なくないでしょう。

[愛について]

2017年の愛は「10月以降」が本番です。
では、10月まではなにもないか、というと
決してそんなことはありません。
むしろ、貴方が2010年頃から見つめ続け、
考え続けて来た「愛のシナリオ」を、
2017年10月から実現していくことになる、と考えると、
2017年の前半も、非常に大きな意味を持つことが
おわかりいただけると思います。

恋とは病気そのものである
と看破(?)する人もいるほどに、
恋愛感情には怖ろしいほどの威力があります。
欲も悪くも、第三者に
「いつものあの人とは違うね」
言わしめるほど、
恋の感情が人柄を変えてしまうこともあります。
そうした、ハッキリした暴風のような恋の感情とはまた別に
心の奥底で、誰にも、自分自身にも悟られないまま
ずっと燃え続けているような「思い」も
世の中には存在します。
それを愛と呼ぶのか、恋と呼ぶのか、
名前をつけようもないままに、
ある人を
「特別な存在としてどうしても無視しがたく感じる」
「自分と相手が決して切り離せないように感じる」
という現象が起こることがあります。
2010年頃から、貴方は自分の中に、
あるいは誰か身近な人の中に
そうした思いがずっと燃え続けているのを
うっすらと感じていたかもしれません。
もしそうなら、2017年秋までの時間の中で
貴方はその、密かに燃え続けた燠火のような思いを
注意深く見つめ、取り出して、
適切な「かまど」を与えることが必要になるかもしれません。
そうすれば、2017年10月以降、炎は新たな燃料を得て
勢いよく、かまどのなかで燃え始めるでしょう。

2017年、愛に追い風が吹くのは1月、4月、8月、
そして10月以降です。
特に11月から12月にかけては、
非常に熱い愛の時間となっていくはずです。
さらに2018年にまたがって、
蟹座の愛はスケールの大きい成長期を迎えることになっています。

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人生は生活で作られていて、
生活は習慣で作られています。
2017年は、最もベタな「生活」と「習慣」を
人生の理想というような大きなスケールの観点から
じっと見つめていくことになるでしょう。
さらに見つめるだけでなく
忙しく手を入れ、調整を続け、
自分に最もぴったりくる形に、カスタマイズを繰り返せるはずです。
このプロセスはすでに2015年の後半くらいから始まっていて
2017年に「完成」します。
2018年以降の貴方の人生がどのように展開して行くか、が
2017年の「生活設計」「習慣の設計」にかかっている
と言ったら、大袈裟だと思われるでしょうか。
毎日10分15分の活動が
10年20年で大きな成果に繋がっていくことは
誰もが知っている事実でありながら、
なかなか実践できない営為です。
2017年は、足元で、手元で、一番身近な所で
そうした長期的な仕込みができるタイミングと言えます。

「人生の理想のために、生活習慣を構築する」
などというと
ストイックでしんどい、ジミなつまらないこと
と思われる向きもあるかもしれません。
ですが、2017年という時間を包んでいるのは
もっと楽しく、わくわくするようなムードだと思います。
なぜ「ワクワクする」のかと言えば
それは、前述の「ポジション」が関係しているのかもしれません。
この時期貴方が活動する舞台は
前述のように、
ある程度以上に「周囲の人々の都合」で作られています。
ところで私たちは、
「全くフリーハンドの状態」よりも
多少枠組みが決まっている状態の方が
「自由」に振る舞いやすいようなのです。
たとえば、小学生の頃など、
短い休み時間に大いに盛り上がった遊びを、
一日中休みの日にやってみたら何となくダレて盛り上がらなかった
というようなことがあったのではないでしょうか。
あるいは、家庭科の実習などで
「どんなメニューでもいいので、自由に作ってください」と言われるよりは
「サラダを作りましょう、サラダの基本はこうです、
あとは各自、何を付け加えても良いので、
ツナサラダでもフルーツサラダでも、自由に作ってみてください」
と言われる方が、工夫したい気持ちが容易に湧いてくるのではないでしょうか。
もとい、どちらがモチベーションがあがるかは、
人による、としか言えないわけですが、
少なくとも2017年の
「人生の理想のために、生活習慣を構築する」
という営為は、全くのフリーハンドのもとに行われるのではなく
「今目の前に在る周囲の事情の組み合わせ」
の中で営まれていきます。
いくつかの枠組みがあって、その中で
「どう工夫するか」を考える場面が多いだろうと思うのです。
この「どう工夫するか」という試みに、
ひとつひとつ、効果が出てくると
日々が俄然、面白く感じられるようになるでしょう。

あるいは、2015年頃から仕込んできたそうした積み重ねの真価を、
2017年10月以降、試してみることもできそうです。
2017年秋以降は、
貴方の内なる創造性や情熱を爆発させる場に恵まれる時期です。
「日々の積み重ね」が舞台の上でどんな威力を持つものか、
貴方自身が、もっとも驚かされることになるのかもしれません。

NHKのテレビ番組で
横尾忠則さんが、小学生に絵を教える
という企画があったそうです。
https://www.1101.com/essay/2011-11-09.html
以下は、上の記事に紹介されていることの「又聞き」です(すみません)。
横尾先生はまず、子どもたちに
「好きな絵」を一枚持ってくるように、と指示しました。
横尾先生は、子どもたちが持ってきた絵を
忠実に「模写」させました。
次に、今度は何も見ないで
記憶だけを元に、その絵をもう一度描かせました。
すると、子どもたちは
「絵に変更を加えたい」
と言いだしたのだそうです。
横尾先生はそれを承認し、奨励しました。
すると、子どもたちの絵はどんどん変化して
個性溢れるものになっていったのでした。

これは大変おもしろいことだな、と思いました。
「自由に、好きなように絵を描きなさい」
と言ったとき、
子どもたちはだれもが「似たような絵」を描いたのだそうです。
青い空、白い雲、緑の草原。
「自由に」描いた絵は、予想に反して
無個性的な、
まるで誰かに「こう描きなさい」と指示されたような絵だったのです。
一方、ある絵を「模写しなさい」と、
言わば「自由を制限」されたとき
そこで初めて、その子だけにしか思いつかないやり方が
ふと、出現したわけです。
制限がないときは自分を制限するけれど
制限がある時はむしろ、どこに自由があるかが、見えてくる。
これは、そういう現象なのかもしれません。

もっと言えば、これは
「コミュニケーション」の真髄
とも思えます。
コミュニケーション、と言えば、
「人と人とが上手く意思疎通すること」
をイメージする向きもあるでしょう。
でも、コミュニケーションとは、もしかすると
なによりも
「お互いの違いを確かめ合い、違いの中から自分を発見する」
ことなのではないかと思います。
互いに違っているのでなければ
そもそも、話し合う必要がありません。

子どもたちが「好きな絵」を横に置いて、
じっくり見つめながら忠実に模写したとき、
それはいわば
「相手の話を懸命に、全部聞こうとがんばっている」状態です。
そうやって、すべて相手の話を聞き終わった後
もう一度相手の話を心の中で反芻するように
「記憶を元に、絵を再現」しようとしました。
すると今度は、
「自分からも言いたいこと」が出てきたのです。
これが「コミュニケーション」でなくて、なんでしょうか。
子どもたちは、「好きな絵」と、
もっと言えばそれを描いた画家達と、
独自のコミュニケーションをしたのです。

ある対象に興味を持って、
それを「自分のもの」にしようとしたとき、
自分と対象との違いを見つけて
そこではじめて、新しいものが生まれます。
これはたとえば
恋愛や子どもを育てることなどにも通じるかもしれません。
自分以外のものと深く関わるとき、
その最初の一歩は
まるで「好きな絵を忠実に模写する」かのように、
対象から受け取る刺激に対して無防備になります。
でも、そのうちに
対象と自分のあいだにあるなにごとかが見えてきて
「絵に変更を加えたくなった」子どもたちのように
「自分」の個性が自由に解放されていくならば、
それこそが愛の体験であり、創造の体験といえるでしょう。

2017年は、双子座の人々にとって
「愛と創造の季節」です。
愛や創造という言葉は、
とても自由で楽しそうな、
どこか「無制限」なイメージをはらんでいます。
「好きなもの」「やりたいこと」は
自分の中から生まれる衝動のベクトルです。
でも、2017年の双子座の「愛と創造」の世界には
横尾先生が子ども達に課したような
ちょっとした、賢い「制限」がもたらされるのではないかと思います。
なんの制約もなかったときには決して出てこなかった創造性が
そこで初めて、顔を出すわけです。
更に言えば、子どもたちにとって
「好きな絵を模写する」
ことは、それほど嫌なことではなかったろうと思います。
なにしろ「好きな絵」なのですし、
マネをすれば良いのですから、
あれこれ悩む必要もありません(上手く描けずに悩むことはあったかもしれませんが!)。
2017年の双子座の人々が引き受ける「制限」も、それに似て
別に嫌なことでも辛いことでもないはずです。
もとい、途中で余計な口をはさんだり、あれこれ考えたりせず
ひたすら
「人の話を全部全部『聞ききる』」
のは、辛いと感じる人もいるかもしれません。
それでも、「好きな話」なら、苦痛も少ないでしょう。
おそらく、こうした「制限」は、
2017年にはじめて降ってくるようなものではなく、
2011年頃からそれにずっと向き合い続けている人も
少なくないだろうと思います。
2017年は、もしかすると
横尾先生の指示した
「記憶に基づいて模写をする」段階
であり、
そこで初めて
「自分なりに付け足したいもの・色」が見えてくる
という人も、多いのかもしれないと思います。

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[時期について]

1月は年明け、懐かしい人に会えそうです。
一度途切れたと思った人間関係も
復活するかもしれません。
1月は更に、非常に忙しい時期でもあります。
大きなチャンスが巡ってきたり、
自らミッションをスタートさせたりできるタイミングです。

2月は力強いメッセージを受け取ることになるかもしれません。
これは言わば、「合格通知」か「表彰状」のようなもので
それを手に入れることによって一つのプロセスが終わると同時に
ある肩書きや名誉を手に入れ
それ自体が一つのチケットとなって
新しい世界に踏み込むことができるようになります。
この「メッセージ」を介して
人間関係も大きく変わる可能性があります。

3月は「和む」ことがポイントです。
仲間や友だちと仲良くしたり
自分自身、自分を痛めつけすぎていないか、
チェックして「ゆるめる」ことが必要になりそうです。
ガンガン先を急ぐ前にまず
きちんと細部まで見つめておくべきことがあるようです。

4月は仕事や対外的な活動の面で
自分の「強み」を面白い形で再発見出来るかもしれません。
人から褒められたり、うらやましがられたりすることがキッカケで
「これは自分の武器になるかもしれない」
というポイントを見つけることができます。
また、4月は隠れたコンプレックスや心情的なハードルを
面白い形で「粉砕」できるときでもあります。
苦手分野の克服にも向く時期です。

5月は非常に忙しくなるでしょう。
バタバタと駆け回るような状況になります。
これは、誰かから大変なことを命じられる
というわけではなく
貴方自身が内なる情熱の命ずるままに動いた結果
忙しくなっていく、ということなのだろうと思います。
自分との闘いを試みて勝利できるタイミングです。

6月は少しほっとした雰囲気に包まれるでしょう。
交友関係を大いに楽しめますし
欲しいものを手に入れる機会も巡ってきます。
仲間とのつきあいに多少散財しすぎる傾向もあるかもしれません。
自分の未来への投資についても
少々楽観的になりがちですが
目標の確かさを見定めることができていれば
大きな問題にはならないはずです。

7月はとても楽しい時期です。
貴方の才能や魅力が注目され
褒められたり、誘われたりする場面が増えるでしょう。
恋愛もとても盛り上がりそうです。
経済面でのゴタゴタも、
月の下旬には片付きます。

8月はとても大事なコミュニケーションが起動します。
新しい交流の場に恵まれたり、
対話の相手を得たりする人もいるでしょう。
不思議な縁を伝って、会いたかった人に会えるかもしれません。
今までなかなか解ってくれなかった人が突然
理解を示してくれるようになるかもしれません。

9月は居場所や家族に関して、
慌ただしい動きが起こりそうです。
9月から10月に跨がって
引越や家族構成の変化などを経験する人も少なくないでしょう。
10月は特に、
今まで「遊び相手」だった人と
生活や仕事の場で真面目な「役割分担」をしていく
といったシフトが起こるかもしれません。
また、ここまでは比較的「やりたいこと」に注力できていたなら、
10月以降は他の人の「やりたいこと」をサポートする
というような動きにシフトしていく人もいるでしょう。
これは「やりたいことができなくなる」ということではなく
たとえば、自分が好きで始めたことが
次第に周囲のニーズを集めるようになっていく
といったような変化なのだろうと思います。

11月は自己主張が通りやすいタイミングです。
非常に忙しい時期ですが
同時に、創意工夫が周囲に受け入れられる、
楽しい時期でもあります。
人から熱いオファーを受けたり
必要とされていることを実感させられる場面もあるでしょう。

12月は人間関係における2015年頃からのプレッシャーが
すうっと収まっていくタイミングです。
緊張感が消えていくと同時に
「この関わりの中で生きていける」
という、土台を得たような安堵を感じる人もいそうです。
「再会」の気配が強まりますが
過去2年ほどの思い出話をしつつ
これから一緒にやっていけることを語り合えるはずです。
さらに、新年以降の「任務」の中味も
ぎゅっと濃く計画されるでしょう。
12月は全体に非常に忙しい時期ですが
人と協力し合って乗り越えていけそうです。

[愛について]

2017年は双子座の人にとって
文字通りの「愛の季節」です。
恋人を得る人、結婚する人、子どもを授かる人など、
あらゆる意味で「愛を得る」「愛が膨らむ」季節となるはずです。
2015年頃から孤独感や人付き合いの難しさを
ひしひしと感じ続けている人もいるかも知れませんが
この時期は「人」と関わることの難しさが
決して意味の無いものではないことがわかってくるのではないかと思います。
なぜその人との関わりが難しいのか
ということを、
相手に振り回されるような形ではなく
貴方の意思や愛を元に捉えなおすことができますし
その「捉えなおし」が不思議な影響を相手に及ぼして
関係全体が変化していくはずだからです。
2017年の人間関係がじわじわと温まっていくのは
決して「この時期だけ幸運だから」ではなく
あくまで、過去の貴方の努力の積み重ねがあるからです。

ただ愛を伝え合ったり、
あたたかな時間を過ごしたりするだけでなく
この時期の双子座の人々は
愛する相手と手を取り合って
「共同作業」に臨むだろうと思います。
一人では成し遂げられないような大仕事を
相手と一緒に完成させていくプロセスこそが
愛を育てる最も大きな養分となるはずです。

2017年が終わる頃には、
人間関係の難しさや、
パートナーがいるからこそ成し遂げられるいさおしなどは
静かに「一段落」していくでしょう。
人に対してひたむきに働きかけ、あるいは待ち、
じっと見つめながら学び、時に自分と戦って、
まっすぐに愛することを選んできた貴方は
2017年が終わる頃、いつのまにか
自分が多くの愛を受け取っていることに気づかされるでしょう。

愛が大きく動きそうなのは、
7月、10月から11月、そして12月です。

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「創造性」「クリエイティビティ」
という言葉は、
芸術的な活動をしている人に関係がある
とイメージする人もいるでしょう。
「創造性」にも様々な定義があるはずですが、
少なくとも私は
「正解のないところで、
自分なりの答えを出すこと。
そうして出した答えが正しいかどうかも、
誰も教えてくれないようなこと」
という意味合いで用いています。
たとえば、子どもが駄々をこねたとして
「親はこのように対応すべきです」
という「答え」は、世の中にたくさんあります。
でも、その子に、専門家の「答え」が通じるかというと
これは決して「絶対通じる」とは言えません。
専門家の「答え」が子どもに通じなかった時、
どうすればいいでしょうか。
そこでは、自分自身で答えを出すしかありませんし
その答えが正しいかどうかは、
多分一生、わからないのかもしれません。

試験やゲームなどの「正解」がある世界や
競争して勝敗が決まる世界では
真の「創造性」は、あまり問われません。
でも、愛に関すること、自分がしたいと思うことの世界では
もはや「正解」などはなく
常に自分で答えを出していくしかない
それが正しいかどうかはわからない
という道を歩き続けるしかありません。
誰かに正解を決めてもらったり
人のマネをしたりする方が
多分、気楽ではあります。
でも、自分の「創造性」を用いない限り
人生はそれほど満足のゆくものにはならないのではないか
と思います。

2017年の双子座の人々は、
そうした「創造性の世界」「愛の世界」を
堂々と生きていくことになるでしょう。
私たちが愛や創造の世界に身を投げかけるとき
人生は、
ちいさな金魚鉢の中のような閉じた世界から一転して
一気に「無限」に向けて開かれます。
この扉を開くカギとなるのが
なぜか、他者からもたらされる「制限」だというのが
この時期の面白いところです。
双子座の人々はもともと、
激しい反骨精神の持ち主ですが
この2017年、なにかに微かな反発を感じたまさにそのときが
愛の物語の始まりなのかもしれません。



「出来のわるい手編みのセーターより、
買ってきたきれいなセーターのほうが
もらった人は嬉しい」。
そんな意見もなくはありませんが、
それでも、と意を決して、
試しに自分で編んでみたら、
けっこう上手にできてしまった!
という経験をしたことのある人も
牡牛座ならきっと、多いだろうと思います。
シュウマイやデコレーションケーキなどを自作して
「こういうものは、
プロが作ったのを買ってきて食べるものだと思っていたけど、
やってみるとけっこう、自分でもできるものだね!」
と、顔を輝かせている人をみかけると
「作れそうもない」と頭から思い込んでいたものを
自分も作ってみたいな、という気分になります。

「すでに誰かの手によってできあがったものを受け取る」ことは
失敗の危険がなく、安心です。
でも、そこにはなんの変化も起こすことができませんし
それを提供してくれる人がいなくなれば
自分の意志とは関係なく「途絶えて」しまいます。
一方、自分で作って行くものは、
育てて行けますし、変えていけますし、
それをずっと繰り返していくことができます。

自分が得意とすることを、
苦心してやっている誰かをみかけたとき
代わりにやってあげてしまえば話は早いようですが
ちょっとしたアドバイスだけをあげて、
あとはだまって見守っている
という方針の方が、
最終的に相手に「あげられるもの」は、大きくなります。
相手の代わりにやってあげたなら、
相手にあげられたのは「その瞬間の成功」だけですが、
アドバイスして見守ったときには
「その後ずっと自分で成功させていける力」を
相手にさずけたことになるからです。

2017年は、牡牛座の人にとって
「できあがった服ではなく、
ミシンや型紙をもらうような年」
と言えるかもしれません。
この「ミシンや型紙」とは、
たとえば「活躍のチャンス」なのかもしれませんし
何らかのレシピとか手法のようなことなのかもしれませんし
役割や役柄、ポジション等かもしれませんし、
あるいは、実践の中で得る経験を通した実力、
というようなものなのかもしれません。
いずれの場合も
「ここまでは決まっているけれども、
後は貴方の自由にやっていいですよ」
と、その内容を託され、それによって、
貴方は心からの創造的自由を楽しむことができるはずです。

「これさえ食べれば健康になれる」
「特効薬ですぐ治せる」
「この方法で簡単に痩せる」
といった情報に、私たちは強烈に惹きつけられます。
毎日少しずつ何かを続ける、なんて
とても難しそうだからです。
簡単に結果が出る、魔法のような方法を
私たちは心のどこかで願い続けていて、
ゆえに、今も幾多の「すぐ痩せる薬」のようなものが
売られ続けているわけです。
人間関係においても、たぶん
「簡単さ」「わかりやすさ」「扱いやすさ」
「甘やかし」「ほめ言葉」「受け入れやすい言葉」をくれる人を
無意識のうちにスキになってしまうものなのかもしれません。
でも、私たちはそうした「簡単」「安心」なものに
強烈に惹きつけられつつも
その後ろ側に欺瞞が隠れていることも
勘づいているのではないかと思います。
本当に自分のためを思ってくれる人や
本当に自分のためになる情報は
簡単でもなければ甘くもないかもしれませんが
面倒だなと背を向けたときに、妙に心に引っかかります。

2017年、牡牛座の人々の元に巡ってくるものは、
とても「役に立つ」のです。
ただ、心底貴方の役に立つものが、
貴方の手の中にどーんともたらされたとき、
貴方はそれを「めんどうだな」と
棚に上げたくなるかもしれません。
その面倒くささを乗り越えて、
手渡されたややこしそうなものを紐解き、
汗をかきながらとっくみあいを始めてみたなら
すぐにそれが、とてもおもしろく、
貴方の創造性を十全に活かせる素晴らしく自由なフィールドである
ということが解るはずです。
中には、きれいにラッピングされたギフトを開けて見たら
それが期待していた完成品のドレスではなく、
布地と裁縫道具だったことがわかり、
全て放り出したくなる
というような体験をする人もいるかもしれません。
そこを一歩踏み出して、
布と型紙を重ね合わせ始めたとき、
ワクワクした気持ちがあなたの胸にわき上がると同時に、
同じようにワクワクした目をしながら貴方の手元を覗き込む、
幾人かの人々の顔が見えてくるはずです。

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[時期について]

1月は熱い夢が広がる時期です。
情熱を共有できる仲間にも恵まれますし
たくさんの新しい計画が持ち上がるでしょう。
中旬、貴方の中で引っかかっていたことを「解除」するような
インパクトの強いメッセージを受け取れるかもしれません。
重苦しい気持ちが吹っ切れて、心の中にゴーサインが出ます。

2月は居場所において、
これまで積み重ねて来た努力が
面白い形に「羽化する」かもしれません。
家族の誰かが人生の転機にさしかかり、
それに伴って貴方の人生も、
より開放的で、伸びやかなものになるのかもしれません。
特に、家族や身近な人のために自分を犠牲にしてきた、
という意識のある人にとっては、
この2月は特別な変化が起こりそうです。

3月は非常に忙しい時期となっています。
少々苦手なことに取り組む必要も出てきそうですが、
それによって「一皮むける」貴方がいるようです。
「自分との闘い」を制する時期なのですが
この「自分との闘い」は決して
自問自答を繰り返したり、
ストイシズムを追求したりするようなものではなく
むしろ、心の中のハードルを越えて誰かに会いに行く、というような、
外向きの動きをともなっているはずです。

4月も引き続き忙しくなりますが
この時期は特に「人」に恵まれます。
過去に去っていった友が戻ってきてくれる、
という気配もあります。
また、貴方の具体的で地道な努力や
「汗を流す」営為が、
貴方の心の中にある鎖を打ち砕き、
精神的な自由をもたらす
というような変化も起こるかもしれません。

5月は少し落ち着いた状況になります。
走り回るような忙しさや焦り、
不安定な気分などが全て収まり、
今まで起こったことを落ち着いて整理し、
さらに、新しい軌道に乗るための段取りをつけていけます。

6月は非常に開放的な季節です。
真に「自分らしい自分」でいることができるでしょう。
外に出る機会は多くなりますが、
総じて楽しい冒険となりそうです。
ただ、コミュニケーションの上では
少し鉄火なところも出てくるかもしれません。
「売り言葉に買い言葉」にならないよう、
言葉の選び方を考えたいところです。
また、何事にも「スピードの出し過ぎ」にはご注意を。

7月は経済的に嬉しいことが起こりそうです。
また、新しい家に引っ越したり、家具を入れたりと
貴方を取り巻く「普段の景色」が
物理的に変化していく時期でもあります。
上旬には遠くから、貴重なものが届けられるかもしれません。

8月は星座を問わず、変化の大きい時期ですが
牡牛座の人にとっては特に、
家族や身近な人、居場所に関する変化が起こる気配があります。
7月から8月に跨がって、
引越や家族構成の変化の起こりやすいタイミングと言えます。
普段から家族と意思の疎通がうまくいかなかったり、
心がズレているのを感じたりしていたなら
この8月に、もう一度心の繋がりを再生するような試みが可能になるはずです。

9月はとても楽しい時期となるでしょう。
やりたいことに集中できますし
得意分野で実力を発揮できます。
夏の間に苦労した甲斐あって、
貴方の「居場所」が一つの美しい世界として完成し、
そこで過ごすことを大いに楽しめそうです。

10月は木星が牡牛座から見て
「人間関係・パートナーシップ」の場所へと移動します。
ここから2018年にかけて、
人間関係は一気に盛り上がりますし、
公私ともにパートナーを得る人も多いでしょう。
人と正面から向き合い、関わって、
お互いの関わりの中からしか生まれない何かを模索する
というプロセスが始まります。

11月は人と会う機会が多いでしょう。
重要な人物に紹介されたり、
何らかのテーマの元での集まりに招かれて
そこで重要人物として扱われたり
といった場面もありそうです。
一方で、非常に忙しい時期でもあります。
この時期に会った人から大事な役目を任される、
という展開になるのかもしれません。
自分に無理を強いるような生活を続けている人にとっては
そうした生活の条件を根本から改めることのできる時期です。
過去1年ほどの中で考え、準備してきたことを
ここで電撃的に実行に移す人もいるかもしれません。
場合によっては、この時期に出会った人の協力が
「最後の一押し」となって、
そのような行動が可能になるのかもしれません。

12月は「貸し借りの精算」のような動きが生じそうです。
誰かから託されていた重荷から解放されたり、
誰かに貸していたものが、利子付きで返ってきたりするかもしれません。
経済的・物質的なもののやりとりもさることながら
目に見えない「恩義・義理」のようなもののバランスを
今までよりもずっと気持ちの良い形に修正出来るでしょう。
過去数年、ずっとしかめ面で手伝い続けてくれていた人が
ここでやっと笑顔を見せてくれる
というような変化が起こりそうです。
誰かとの熱い協力体制を年末までに創り上げ
年明けからは強力なタッグやバッテリーで勢いよく動き出す
という展開になっていくかもしれません。

[愛について]

牡牛座の人々は感受性の豊かな人々ですが
人の「感情」には、少々鈍感な部分があります。
自分自身の感情が、
そんなにゆらゆら揺れないため
人の感情もそうなのだろうな、と思いがちなのですが、
多くの人は貴方よりもずっと揺れやすい感情を抱いていて
ちょっとしたことで喜びが悲しみに反転する
といったことが、けっこう起こるのです。
ゆえに、貴方は人の感情の変化の振り幅に、
しばしば大いにおどろかされることになります。

2017年、牡牛座の人々の「愛の時間」は
6月と9月以降に置かれています。
特に10月から2018年にまたがって、
「一対一の人間関係・パートナーシップ」の季節がやってきます。
従って、言わば10月までは、
パートナーシップの世界に向かうに当たって必要な準備
をしていく時期、とも言えるだろうと思います。
これは「10月まではパートナーは得られない」などということではなく、
それより前にチャンスに恵まれる人もたくさんいると思います。
ただ、10月までは正面から向き合うまえにまず
相手の感情や感性の「反応」を
注意深く見つめることを意識する時期なのではないか、と思うのです。

前述の通り、貴方の感情は変化しにくく、
ゆえに、他人の感情の変化をキャッチしにくいところがあります。
でも、この時期は人の感情を、
たとえば、光の揺らぎ、匂いの変化、音のハーモニーのように感じとり、
「受信」していくことがテーマとなるだろうと思うのです。
人のご機嫌なんかをいちいち伺っていたら疲れてしまう
と思う向きもあるかもしれませんが、
これは「ご機嫌を伺って機嫌を取る」「人の感情に振り回される」こととは
ちょっと違います。
たとえば、犬の訓練をするとき、
あるサインを送ったのに、
犬が期待したのとは別の行動パターンを見せたなら
「犬はこのサインを、どのように解釈しているのだろうか?」
ということを考えてみる必要があります。
自分が発したサインを、どう解釈しているのかわかれば、
その誤解を解くような対策が打てるわけです。
「コミュニケーション」と言えば、
言葉をやりとりすること
言葉の意味を考えること
と捉えられがちですが、
現実的な「コミュニケーション」には、
言葉にならない膨大な感情表現やサインが含まれていて
それらをキャッチするかしないかで、
心の交わり方は大きく変わります。
2017年9月くらいまでの中で、
貴方はかつてないほどたくさんの「気持ち」を受信し
受け取るだけでなく、自分からも
同じくらいたくさんの「気持ち」を、
打ち返していくことになるでしょう。
このラリーの積み重ねが、
10月以降の「パートナーシップの時間」の、
確かな土壌となります。


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たとえば、
開いているお店の店先に、「営業中」と表示されます。
お店をやっているわけではなくとも
私たちにも「営業中」の状態というのが
あるのではないかと思います。
たとえば、子どもを育てている人でも
自分が病気になったら、子育てを「休業」しなければなりません。
子育てはまさにそうですが、
「営業」は、日々繰り返されていかなければなりません。
単発のイベントのように「終了」することはなく、
延々繰り返されていくルーティンワークです。
しかしその一方で、「営業中」には、
思い通りにならない他人の意向がいつも飛び込んできて、
状況は常に変化し続けます。
営業を続けていく人は、
ずっと同じことを繰り返していくのと同じくらい、
毎日が千変万化の中に置かれています。
「繰り返されてゆく千変万化」
という、禅問答のような活動が
「営業する」ということなのではないかと思うのです。

「営業」は、自分一人の世界に閉じこもらず、
かならず外の世界に向けて開かれ、打ち出されます。
「営業中」と書かれたお店の扉には、カギはかかっていません。
一方、開かれた扉の中で営業している人々は、
ただお客さんや変化を待っているだけではなく、
開かれた扉を通して、間断無く外界に働きかけ続けます。
今日の営業、明日の営業と繰り返される営為は
樹木が年輪を重ねて大樹になっていくような
連続的でしぶとい、絶対的な変化のプロセスです。

2017年の牡牛座の人々は、
この「繰り返される千変万化」への道筋を
揺るぎなく創造することになるでしょう。
前述の「ミシンや型紙をもらう」というのは
そのささやかなきっかけに過ぎないのかもしれません。
この「ミシンや型紙をもらう」という出来事は、
もしかしたらすでに、2016年までの中に起こったことで、
2017年の貴方は「その先」を歩いていくことを
日々の「繰り返される千変万化」の中、
自ら選択し続けるのだろうと思います。

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