今回の講義テーマは「ラジオと音声技術の未来性」
AMラジオは音質は悪いが電波が遠くまで届く。FMラジオは電波は遠くまで届かないが音質は良い。
東日本大震災の際、ラジオが注目される機会があった。テレビで震災の映像は見たくないが、情報は得たいという人達に支持されたらしい。
防災ラジオなる、災害の緊急情報を放送するときに自動的に電源がオンになるラジオが開発された事もある。
インターネットによるサイマル放送「radiko」が2010年に開始。過去の放送が聴けたり(タイムフリー)、有料コンテンツではあるものの自分が住んでいる地域以外のFMラジオが聴けたりする(エリアフリー)機能があり、私も使っている。
3.11のときにエリアフリー機能を無料で解放した。やむを得ない状況だったが、これにより、電波の価値が下がったとも考えられる。
ツイキャス、Twitterなど、誰でも手軽にラジオ配信することが可能になっている。
また、様々なデバイスやアプリなどで音声をAIが文字起こしてくれる機能もある。
自分の声を録音して機械に学習させることで、自分の声で指定した文章を読み上げさせることができる。これにより、声を使ったなりすましも容易にできるようになってしまった。電話の際などには気をつけないといけない。
読唇術についてもAIは発展しており、ある実験では専門の人間の倍も理解することが出来た。