今回の講義テーマは「多様な連絡手段のインフラ化」。
web上にメールアドレスをテキストでもHTMLでも画像でも載せてはいけない。迷惑メールを受信するきっかけになってしまう。
迷惑メールが来てしまっても、それ以上自分から送信者にアクションを起こしてはいけない。
さらに巻き込まれることになる。
Gmailではパソコン、スマホ、タブレットなどでメールを共有できる。
2009年には受けとるメールの9割がスパムメールだったが、2015年には5割以下にまで減少している。理由として考えられるのは、スパムメールの効果の薄さに気づいたのか、送信者が減ったこと。または個人のセキュリティが強化されたことにある。
Toにはメールの送り先を設定。
CCにはカーボンコピーの略で、Toで贈った内容を共有したい人を設定する。
BCCはブラインドカーボンコピーの略で、目的はCCと同じだが、BCCに設定した人の存在がTo,CCに設定した人に知られないという点でCCとは異なる。
Twitterには140字という字数制限がある。これはドイツの学者がした、絵はがき等の連絡では160字で十分という研究に基づいている。140と160の差は相手の名前分の文字数だ。
Twitterは日本で流行っているが、他国ではそれほどでもないのには、この事が関係していると考えられている。もともと日本には短歌や和歌といった140字よりもさらに少ない文字数で表現する文化がある。そのため、140字もあればしっかりと言いたいことは言える。しかし、他の言語では伝えたいことをそれなりに正確に伝えるには140字では足りない。それが流行らない理由だと考えられているそうで、英語圏では制限を280字まで上げる実験をしているようだ。
家族の掲示板はLINEに加えTwitterでも作っておくべき。何かの拍子にLINEのサーバがダウンすることがあるかもしれない。保険として大切な人との連絡手段は複数持っておいた方が良い。Twitterは世界規模のものなので、サーバがダウンする可能性が低い。