今回の講義テーマは「キュレーションが必要な訳」。

製品・サービスへの執着をなくし、購入前に入念な検討を行わない消費者が先進国にて出現。日本では既に6割弱の人々がこの状態だ。

購入時にストレスを感じる人は購入欲を失ってしまう傾向にあり、そのストレスには3種類ある。
一つは、沢山の情報の中から選択が出来ない「情報選択ストレス」。
二つ目は、新商品の発売や値下げにより買うタイミングを逃すという「買い物タイミング選択ストレス」。
三つ目は、商品の数が多すぎて、見ているうちに何が良いのか分からなくなる「モノ選択ストレス」。

通販がある今日では書店の存在が危ぶまれるが、リアルの書店でも工夫して生き残る事ができる。
例えば、一万冊を越える書籍を読破する店主が一万円分の本を注文主に選んで送るサービスだ。注文主が読むことにより明るくなれるような本や、好きなジャンルなどに合った本を選んでくれる。

Yahoo!ニュースのトピックスは人がキュレーションし、お金を出してコンテンツを作っているが、Googleはロボットが自動的にニュースサイトからお金を払わず引っ張ってくる。

ブログやTwitterから、面白いものをまとめるサービスに人気が出た。
togetter、やNAVERまとめなど。

キュレーションサイト、キュレーションメディアが2014年から急増。

Welqは検索したときに検索上位に上がってくるキュレーションサイトを多く投稿した。
しかし、いくつかのワードで検索一位に相応しく無い様なWelqによるサイトが発見された。
そんな問題から最終的にWelqはサービスを終了した。