3回目の講義テーマは検索エンジンの変遷と進化。

Yahoo!Japanのホームページには沢山の選択肢があるが、その数の理想は5個で、それ以上与えられても多すぎて分からなくなるらしい。多くとも7個が限界だそう。


世界のウェブサイト数は2018年の19億をピークに減少するかもしれない。その理由として考えられるのがアプリの存在である。

検索エンジンで検索したとき、上位に提示されるウェブサイトは多くの閲覧者があるサイト。つまり、専門的な内容というよりは、大雑把に全体をまとめたような浅い内容のものだ。より専門的であるサイトは閲覧者が少なく、なかなか上位に表示されない。しかし、それでは検索者が欲しい情報に行き着くまでに時間がかかる場合がある。一方、アプリは専門性が高く、適切なアプリを使えば欲しい情報をすぐに得る事ができる。
これによりアプリの利用者が増え、検索エンジンの使用機会が減り、ウェブサイト数が減っているんじゃないのか?


検索エンジンのシェアはGoogleが圧倒的だ。この理由の一つにはスマホの普及が上げられる。
スマホ(iPhone)で検索エンジンを使う時、デフォルトではGoogleが立ち上がる。特にこだわりがなければそのままGoogleを使い続けるだろうし、そういう人が大多数だろう。


しかし、スマホが普及する以前の日本ではYahoo!Japanのシェアが1位だった。このサイトにはニュースや娯楽コンテンツなど、様々な選択肢や画像が画面全体に詰め込まれている。これが便利と捉えられていたのだろうか。

Yahoo!は人がサイトを審査し手作業でカテゴリにサイト登録している。これによりカテゴリ検索を可能にしていた訳だが、サイト数の増加によりさばききれなくなっていく。
そこで、カテゴリ登録するのにお金を請求した。が、厳密には登録料ではなく審査料。お金を払ったからって必ずしもカテゴリ登録される訳ではない。結局金かよ~。でもこの制度は2018年の3月29日に終了。


Yahoo!の検索システムはカテゴリをたどっていって特定のホームページにたどり着くというものだが、Googleは自動でウェブサイトを審査してキーワード検索でページを見つけられる。
Googleは広告収入で成り立っている。あるワードを検索した時にそれに関連した広告も表示される。検索者がその広告をクリックしたら、広告掲載者がGoogleに適切な金額を払う仕組みだ。
そこで、Googleはキーワードに価値をつけている。検索(閲覧)してもらって利益が得られるようなワードは高価だ(美容や金銭関係など。固有名詞は利益を得る人が限定されているから低い)。
しかし、このお金を払えば有利になるシステムに不信感を抱いたGoogleは、掲載位置を決める広告ランクに評価スコアを組み込んだ。評価スコアはそのサイトと検索ワードとの関連性やユーザの満足度などの観点によりつけられる。他に、他のサイトにリンクを貼ってもらえたら点数が加算されるシステムなども作った。こうして、Google内での広告掲載位置の優位性は、お金だけで決定されないようになっている。
しかし、リンクの共有方法が多様化し、Googleが把握出来ない場合もあるようで、掲載位置の精度が下がってしまうというピンチに直面している。


また、Googleの存在により、人間の記憶方法が変わるとされている。今までは情報そのものを覚えるという方法だった。しかし、検索すれば情報が得られる今、どこでどう検索すればその情報が得られるか、ということを覚える方法に変わろうとしている。

また、これにより懸念されることもある。
新しい記憶方法では、情報が自分の外にある。その状態では、ひらめき(インスピレーション)が生まれない。ひらめきとは、自分の内にあるものが繋がったり、相互作用によって生まれる。らしい。
分かる、理解するという感覚もこれと同じだろう。分かるというのは、新しい情報が今まで自分の中に蓄積されていた情報により説明がつく事だと思う。
新しいことを得たり、産み出すには内を充実させないといけないようだ。