開幕戦のセレモニー。
前日から春畑さんにはスタジアムに入って頂き、リハーサルを入念に行いました。WEリーグアンセム「WE PROMISE」を披露する、リーグの大切な開幕セレモニー。女子サッカーのために作り上げられた素晴らしいが楽曲をファンの皆様に初めて聴かせるシーンを一緒に演出したのは、INAC神戸サッカースクール生とアカデミーの選手たち。そこで戦うチームだけではなく、未来のWEリーガーをめざす彼女たちにとっても、それは「新しいキックオフ」の舞台となったのです。

下の写真は前日のリハーサルを終えた後のピッチで。この写真はきっと彼女たちにも宝物となることでしょう。開幕のピッチに立ったのですから。
春さん、ありがとうございました。いつも、一緒に仕事させて頂いて、嬉しいです。
そして、スクール、アカデミーのみんなもお疲れさまでした‼️



しかし、こここからが苦難の始まりでした。
セレモニーに使う旗を見て、ビックリ。

白地に各チームのエンブレム・・・。

「え?!」

が正直な感想でした。選手に個性があるように、チームにはそれぞれのカラーがあります。INACは赤、ベレーザは緑、サンフレッチェは紫と言うように。WEリーグは多様性をめざすのではなかったのか?93年のJリーグの開幕は見たのかな??もしかして知らないのかな。。。様々な思いが交錯しましたが、開幕セレモニーまで時間がない。今から作れるのか、間に合うのか。
前々日に懇意にしているジャミングの藤縄氏に連絡。
「フージー、今から旗作れる?」

フージーは私たちがこの開幕戦にかける並々ならぬ意気込みをしってくれていたので、「No!」とは言わず、できる方法を探ってくれました。ジャミングのスタッフの方々も全力を尽くして下さって、前夜に間に合ったのです。
それがこの旗。




そして、当日も子ども達と何度もリハーサルを行って、迎えた開幕セレモニー。






私も腹痛などと言ってられません。



スポンサーの皆様も多くご来場頂いていますし、何よりもこの開幕を楽しみにして下さっていたファンの方々、多くの神戸市民の方々がお見えになり、その数は

4,123人

となりました。5,000人をめざしていたので、試合後にスタッフは「目標に届かなくて悔しい」と口にしていましたが、それを見て、このクラブはきっと良くなる、チームも快勝で船出をし、優勝できると言う確信をもった一日でもありました。


一方で、WEリーグの取り組みに関しては、この時点で既に疑問を持っていたのも事実。あれだけ準備したのにも関わらず、5千人に届かなかった。私たちは自分たちの行動や発信の仕方に矢印を向けて、今後の運営の仕方を模索する道を選択し、その後の試合運営でも全力で取り組んできました。

何よりもその姿に呼応するかのように、チームは開幕から8連勝。第9節で初めて引き分けとなりましたが、9試合無敗で前半戦を終えた選手、監督・コーチ、スタッフには本当に感謝しています。

「競技と事業の両輪がきちんと回る」ことはプロスポーツで最も重要なことです。このバランスが欠けると良い成績は出ません。これが私の持論ですが、今シーズンに関しては、それが大きく崩れることなく、回ったことが優勝の勝因だと感じています。

しかし、皇后杯。なでしこジャパンの海外遠征に伴うオミクロン株の拡大により、第11節が延期となり、ここから少しずつ歯車が狂い始めてしまいました。

この続きはまた次回。
ご精読ありがとうございました。