今日から早くも始動です。コロナ禍により、年末年始でご挨拶に伺えない方がほとんどでしたので、今日は夕方までに自身のメルマガ「やっさん通信」をお送りするつもりですが、その内容の主は昨日のブログに書いた内容です。

今朝は今年初の地元でのウォーキングへ。日の出も遅くなっているので、スタート直後はお日さまは見えず。この写真よりも暗めの景色でした。(最近のスマホ搭載カメラはレンズが明るい)
NugcpBd4st.heic

そして、住吉台を中腹以上まで登るとご覧の日の出☀️
正月は奈良で過ごしましたので、私にとっては初日の出です。
_var_mobile_Media_DCIM_104APPLE_IMG_4429.HEIC
夕焼けのような朱色ではなく、黄金色と言う感じ。金メダルの色ですね。
日本一を掴むのはそう簡単なものではありませんが、「和」をもって目標達成できるように頑張ろうと思う朝でした。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。コロナ禍の中での年末年始となり、例年に比べて静かな年明けを迎えたような気がします。手軽なtwitterやInstagramの発信に偏重してしまっており、ブログの更新がなかなかできない状況ですが、節目の年始ですので、今日はブログを書きたいと思います。

さて、皆さま方におかれましてはどのように今年のお正月を過ごされましたでしょうか?それぞれのお仕事や立場、抱える問題によって様々と存じますが、2021年は良い一年になることを心から願っております。

「一年の計は元旦にあり」の通り、今年の抱負や願いを誓ったり、計画を立てた方が多いと思います。私も類に漏れず、その一人ではありますが、今年の行動のテーマを立てました。それはズバリ
「和」
です。

「和をもって尊しとなす」と言うことわざがあります。以和為貴とも表現され、協力・協調・協和が大事であるといった意味で、聖徳太子が定めた十七条憲法の第一条に見られ、語源は聖徳太子だと言われています。

原文は
一曰。以和爲貴、無忤爲宗。人皆有黨亦少達者、是以、或不順君父乍違于隣里。然、上和下睦諧於論事則事理自通、何事不成。

現代語訳は
第一条 おたがいの心が和らいで協力することが貴いのであって、むやみに反抗することのないようにせよ。それが根本的態度でなければならぬ。

と言うことで、お互いを尊重する「和」の心で上下なく議論することが大切という意味だそうです。

twitterをご覧の方はご存知かと思いますが、昨年11月から減酒(11月の1ヶ月間は完全禁酒)、ウォーキング&ランニングをほぼ毎日続けておりますが、正月は妻の実家がある古都・奈良を東奔西走しましたので、きっと聖徳太子に触発されて「和」が降りて来たのではないかと思います。自分にも職場にも最も足らないのがこの「和」だと思いましたので、すんなりとこれを受け入れることができました。
Z1yc4cCxIa.heic
gtSjM0ZZBv.heic
(写真はいずれも春日大社)

ちなみに英語で
Harmony is to be valued.
Harmony is the greatest of virtues.
などと表現されるようです。


さて、ではなぜこの「和」をテーマを選んだかと言う背景を少し綴っておきたいと思います。私の仕事はプロサッカークラブの運営です。そこに携わるスタッフの職種を並べてみます。

【フロント】
役員(オーナー、会長、社長、取締役など)
事業部(スポンサー営業、グッズ、ファンクラブ、ホームタウン、広報、総務、経理など)

【トップチーム】
スタッフ(監督・コーチ・トレーナー・ドクター・主務)
選手(ベテラン、中堅、若手、新人など)

【アカデミー】
スタッフ(監督・コーチ・トレーナー、スクールコーチ)
選手(U-18、U-15)

そして、プロスポーツの仕事は
【競技、ファン、経営】
の3本柱に分けられます。

【競技】は戦績を求められます。特にトップチームはその傾向が大きくて当然で内容よりも勝利が必要です。どんな良い内容でも負ければゼロの世界。アカデミーは育成の割合が高いですが、それでもプロクラブ傘下では結果が求められます。

【ファン】とはチームを純粋に応援する方々です。当然、勝利や人気を求めますし、ファンクラブなどの売上はチームへの投資と言う見方もできます。

【経営】はスポンサー売上、グッズ売上など成績を求められます。その成績をどのようにチームへ運用するかを託されます。選手獲得や施設充実なども必要で、そのために営業をしたり、イベントをしたりしています。

実に多岐にわたる仕事に取り組んでおります。Jリーグ上位クラブとは違って少ないスタッフで手分けをして取り組んでいる現状。上記の全てがバラバラでやっていては成果が出るはずもなく、携わるスタッフ・関わる人々がやはり同じベクトルを向いてやることが必要です。世界の強豪クラブを見てもその精神を掲げています。
iYnns17_I4.HEIC
FuJUFbM4_a.jpg
(上:鹿島、下:バルサ)


INAC神戸は多くのスポンサーの皆さん、協賛者(社)の皆さん、ファンクラブ会員の皆さんによって支えられています。しかし、近年はその期待に応えられていない状態です。INACのクラブ関係者はまずはそれを認識し、理解せねばなりません。
次にそれを打開するために頭も体も使ってチャレンジしなくてはなりません。そのためには、心一つに「和」を持つことが重要ではないかと考えました。

選手は結果に責任を持たなければなりません。そして、監督やコーチはそれ以上です。トレーナーはけが人を出さないように取り組まなければならないし、ドクターは怪我した選手のケアを求められます。フロントは一人でも多くのお客様の賛同を得て、1円でも多く稼ぐ必要があります。そのすべてが重なって初めて「勝利」を掴むことができます。全試合勝つことが最大で、もちろんその通りにはならない。それがこの仕事の醍醐味です。

今シーズンからは日本女子サッカーもプロ化が実現し、より高いレベルが求められます。正直言って、「今のままではプロと言えるか?」と言うレベルだと健全に自己否定をし、「どうしたらもっと輝けるか?」「そのためにどうするか?」を真剣に考えてクラブ運営に取り組まなくてはなりません。もう待った無しです。

選手のみんなもこれまで以上に自分達の要因から成る結果に目を向けて、応援して下さる方々のためにも勝利へ向けてチームの和を作って欲しい。和は輪でもある。監督・コーチは選手を正しい方向に導いて欲しい。プロとなれば結果が出なかったら「終了」の世界ですから、それぞれが責任をもって取り組むクラブへ変革したいと思います。全ての責任は社長の私にかかってくるわけですので、言い訳しなくても済む結果へ向けて始動します。その心のベースとなるINAC MINDを育むことが大切だと直感しています。
_var_mobile_Media_DCIM_104APPLE_IMG_4428.PNG

敢えて厳しいことを書きましたが、これができていない(取り組んでいても完成されていない&一部の人しか取り組めていない)のがここ近年の我がクラブの現状です。だからと言って仲良しクラブを作りたいわけではありません。
新たなシーズンで本気でタイトルを獲得するために「和をもったチームづくり」に励みます。今シーズンも熱いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

私が女子サッカー最高峰だと感じるアメリカNWSL。そのリーグ所属するスカイ・ブルーFCから川澄奈穂美がINAC神戸に復帰することになり、その記者会見を行いました。

_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2805.JPG

数々の実績はご存知の通りかと思いますが、改めて見てみると以下の通りです。

■出場記録:
リーグ通算出場 155試合出場 / 60得点
リーグカップ通算出場 23試合出場 / 9得点
NWSL通算出場 95試合出場 / 19得点

■個人表彰/タイトル獲得歴:
なでしこリーグ優勝 3回(2011年、2012年、2013年)
皇后杯優勝 6回(2010~2013年、2015~2016年)
なでしこリーグカップ優勝 1回(2013年)
なでしこリーグ 最優秀選手賞 2回(2011年、2013年)
なでしこリーグ1部 得点王 1回(2011年)※大野忍とW受賞
なでしこリーグベストイレブン 4回(2010~2013年)
NWSLベストイレブン 1回(2014年)

■代表/国際タイトル獲得歴:
国際Aマッチ通算 90試合出場 / 20得点
2005年 ユニバーシアード トルコ(3位)
2011年 FIFA 女子ワールドカップ ドイツ(優勝)
2012年 ロンドン五輪(準優勝)
2015年 FIFA 女子ワールドカップ カナダ(準優勝)

人気実力を兼ね備えたヒロインの復帰に、コロナ禍の中で18社ものメディアの皆様がお越しになり、テレビのニュースや新聞各社の朝刊、オンラインニュースに掲載された記事は多数で注目度の高さを感じるニュースとなりました。その模様はINAC神戸の公式インスタグラムでライブ配信し、終了後にはINAC TVにアップしましたので、お時間のある方はどうぞご覧下さい

_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2806.JPG
INAC神戸レオネッサ オフィシャルイヤーブック2020
選手たちが表紙を飾り、巻頭特集は安本卓史社長と川澄奈穂美 選手による対談企画!INAC神戸の過去・現在・未来について、海外でプレーしている川澄選手による日本と海外のサッカー事情など必見です。 この他にも岩渕真奈キャプテンと今季新加入の田中美南 選手、東京五輪出場を目指す三宅史織 選手と杉田妃和 選手による対談企画が3本収録されています。 Jリーグで実績を残してきたゲルト エンゲルス新監督による新たな挑戦のインタビュー、定番の新加入選手紹介、選手プロフィールページなどボリューム満載のイヤーブックとなっております。   ■掲載内容: ○対談企画  ・安本卓史社長×川澄奈穂美 選手(スカイ・ブルーFC)  ・岩渕真奈 選手×田中美南 選手  ・三宅史織 選手×杉田妃和 選手 〇インタビュー  ・ゲルト エンゲルス監督 ○2020全選手&全スタッフプロフィール ○2020シーズン 新加入選手紹介 ○1996年生まれ”ねずみ年”の年女が紹介する「2020私の‟チュ~モク“ポイント」 など ■サイズ/ページ数:A4サイズ/カラー60ページ   ※2020年3月10日になでしこリーグより新型コロナウイルスの影響にで試合日程が変更されましたので、本誌掲載の試合日程と異なる場合がございます。最新の情報は日本女子サッカーリーグのホームページをご確認ください。
shop.inac-kobe.com

昨年、フランスで開催された女子ワールドカップを視察した時にアメリカ代表の試合を観戦しましたが、その強さに衝撃を受けました。パワー、スピード、フィジカルのどれもが強く、レベルが高く欧州の強豪の挑戦を全て跳ねのけて見事に優勝を飾りました。秋に一時帰国していた川澄選手と女子サッカーについて話し合う時間があり、サッカーに対する考え方、クラブに対する考え方が非常に近いと言う印象を受け、いつかはINAC神戸で現役選手としてプレーをして欲しいと考えるようになりました。そして、年初にイヤーブックへの出演をお願いしたところ快諾して頂き、クラブ創設20年目のシーズンの幕開けとなりました。

しかし、情勢は新型コロナウイルスにより大きく様変わりします。アメリカの女子サッカーは早々と活動休止を決め、選手や関係者は完全に自宅待機を余儀なくされていました。その頃に連絡をくれて、「日本はなぜ止めないのか?」「INACが先頭を切って見本を示すべきでは?」と言うようなやり取りをしました。それはオンライン記事にもなりましたが、彼女の助言は大きな参考となり、INAC神戸は女子サッカー界に先がけて活動休止を決めました。

その後に緊急事態宣言が出されましたので、我がクラブの動きがどれだけ早かったかと言うのは今振り返ってみると気付くことができますし、チームからは誰一人として感染者が出ていないことはしっかりと対応して良かったなと思います。

再開後、ようやくなでしこリーグのシーズン開幕が見えてきた頃、アメリカではユタ州に全チームが集まり1か月間でトーナメントを行うと言う連絡をしてくれました。それはコロナへの対策とスポンサーの理解があっての大会だったと思います。と、同時に秋口は公式戦が開催される見込みがないのでこのタイミングでINAC神戸への復帰は可能か?と言う話も出てきました。

私はかねてから彼女に「鹿島アントラーズの中田浩二さんのようなアンバサダーになって欲しい。そのためには現役としてもう一度神戸でプレーをすることが重要だ」と話していましたし、そのような機会が期せずして巡ってきました。様々な角度から検討を重ね、予算をどのように捻出するかを考え抜き、ご協力頂けるスポンサーさん(この件は後日)に相談し、実現できることが見えて来ました。大事なことはアンバサダーとして復帰するのではなく、戦力として復帰することでしたので、私はチャレンジカップの全試合をオンラインでチェックしました。同時にアメリカの他のチームの試合もかなり見ました。そして、監督・強化部長と議論し、獲得することを決めました。ゴールも決めていたし、攻守にわたって動き方を何度も何度も見ました。ですので、戦力補強としての獲得です。

ここからはアメリカの所属チームともやり取りを開始。もちろん英語です。でも英語よりキツかったのが時差です。ニュージャージ州は-13時間。昼夜が真逆です。試合が行われていたユタ州は-15時間。おかげでこの1ヶ月は時差ボケに近い状態ですが、昨日の会見では一つ仕事ができたとホッとした気持ちです。

これだけスムーズに事が運んだのは双方がINAC神戸のことを考えているからに過ぎません。話を進める中で「昼夜を問わずにやり取りをしよう」と言ってくれて、本当にその通り取り組みました。この案件を実現させるためのパワーがお互いあったのだと思います。だからこそ、この機会をクラブがしっかりと吸収し、チームはもちろんクラブ全体、ファンの皆さん、スポンサーの皆さんも含めて「タイトルを獲る」と言うことを改めて認識し、手綱を緩めずに突き進めるきっかけとなることを願っています。

昨日のラジオ関西「カンピオーネ!レオネッサ!!」では会見後に司会を務めてくれたなっちゃんこと赤﨑夏実さんとナホこと川澄奈穂美選手との終了直後のフリートークした様子も放送されていますので、ぜひ聴いてみて下さい。
カンピオーネ!レオネッサ!! | ラジオ関西 | 2020/08/17/月 18:30〜19:00
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2762.HEIC

最後に。川澄選手自身も何度も言ってましたが、一人加わっただけで何かが変わると言うことは難しいです。しかし、一人でも空気を変えられる数少ない一人が川澄奈穂美だと確信しています。強いINACを取り戻すきっかけとなり、選手達が激しくなるであろう競争の中で切磋琢磨しあって良いクラブとなり、7年ぶりのリーグ制覇、4年ぶりの皇后杯を勝ち取ることが、この夢の続きです。引き続き、応援よろしくお願いします。
_var_mobile_Media_DCIM_102APPLE_IMG_2768.HEIC

↑このページのトップへ