子供のころの怖い話。
お化けとか出てこないけど。
僕が小学校一年生の時
僕と友達の間で流行っていた遊び。
小学校のそばの交番の前を通るときに
黄色い看板の赤い数字を当てる。
今もあると思いますが、その黄色い看板は、
管内での交通事故数を表示するためのもので
赤い数字が、死亡者数で、
黒い数字がけが人の数。
で、不謹慎なちびっこどもは、
たいてい0か1、大穴で2という数を決めて
最後の角を曲がり、
当たった、当たんないと毎日大騒ぎしていた。
ある日の学校帰り、
たまたま友達が財布を拾って
いつもの交番に届けに行ったら
書類やらなんやらの手続きに時間がかかって
僕は退屈になり、ふと交番の中の棚をみたら
黄色い看板にセットする用の
赤い数字のプレートが積んであって
一番上の9を見た途端
「あ、一日に9人死ぬ日もあるんだ、、、
待てよ、9と8を並べて貼ったら98人、
いや、9876人だってあり得る」
と思ったら、急に怖くなって
涙が止まらなくなってしまい
逃げるように家に帰った。
不謹慎なゲームはその日で終わったとさ。
お化けとか出てこないけど。
僕が小学校一年生の時
僕と友達の間で流行っていた遊び。
小学校のそばの交番の前を通るときに
黄色い看板の赤い数字を当てる。
今もあると思いますが、その黄色い看板は、
管内での交通事故数を表示するためのもので
赤い数字が、死亡者数で、
黒い数字がけが人の数。
で、不謹慎なちびっこどもは、
たいてい0か1、大穴で2という数を決めて
最後の角を曲がり、
当たった、当たんないと毎日大騒ぎしていた。
ある日の学校帰り、
たまたま友達が財布を拾って
いつもの交番に届けに行ったら
書類やらなんやらの手続きに時間がかかって
僕は退屈になり、ふと交番の中の棚をみたら
黄色い看板にセットする用の
赤い数字のプレートが積んであって
一番上の9を見た途端
「あ、一日に9人死ぬ日もあるんだ、、、
待てよ、9と8を並べて貼ったら98人、
いや、9876人だってあり得る」
と思ったら、急に怖くなって
涙が止まらなくなってしまい
逃げるように家に帰った。
不謹慎なゲームはその日で終わったとさ。