さて先日は久々の都内ライブでした
下北沢シェルター、やっぱり気持ちの良いハコだなぁ
この日はいつものセッティングと若干違い
普段使用している
ヴォーカルエフェクター及びDrのトリガー音源スネアのパッドを減らしたセッティングで行った
当日お気づきの方はいただろうか
目的はセッティングの遅延による時間超過の回避とトラブル等を未然に防ぐ為だったりする
ライブのタイムテーブル等によって危険を感じた場合、その場での変更をしたりもする
ヴォーカルエフェクターは俺のマイクに仕込んであり
イコライザー、ショートディレイを掛けてある
基本常にエフェクトは掛けっぱなしで、曲によってエフェクトを変えたりもする
Drはパッドで叩く事によって音源の電子的なスネアを出す、今のスカボロのライブサウンドのキモになっている効果である
まあとにかくも今のスカボロは機材も複雑かつ大量なのだ
この二つの効果を最大に発揮しているのが
マーチのベースを大きくフィーチャリングし、裏タイトル
「フルーツマーチ」
との誉れ高い
「X fruit」である
この曲はキックもパッド、スネアもパッドによる電子の音のみで生の音が聴こえてこない
歌も当然エフェクト入れまくりで無機質な雰囲気を作り出しているのだが
当日は変更により
キックもスネアも生+音源のほう
歌も生音声で行った
Dメロのところは普段声にファズを掛けて歪ませているのだが
今回は生声の為、いつもの4%増しに張り上げ、声を歪ませた
セッティングを減らす事はやもすると、単純に手を抜いた簡易な方法、とも思われがちだが
いつものライブとも違う「生々しいライブ」を作る効果がある
よって先日のシェルターは、より生々しいスカボロの迫力を前面に出したライブが出来たと思われる
「X フルーツ」も生々しい演奏によって
「生Xフルーツ」という生グレープフルーツサワーのようなプチ高級感すら漂う響きである
しかし、よくよく考えてみたらこの曲の生バージョンなんて
今までリハでもやってみたことなかったな・・・うん・・気が付かなかった
さて久々の都内のライブをやったと思ったら
明日は代官山でライブである
代官山・・俺にはなかなか縁の無い地域であるが初なので楽しみである
皆さんも「山ガール山ボーイ」となっておいで頂きたい
私はというと完全なる「海」派であるが。