アケオメー。
作編曲やってるGomﾀﾞﾖー。

昨日はコミケお疲れ様でした。
メンバー常時フル稼働でクタクタでしたが、
2015年最後の1日はとても充実した時間を過ごせました。
そしてファンの方々、関係者の方々のおかげでステキな1年となりました。
サンキューエッブリワン。

さてさて2016年しょっぱなです。
今年は映画もありますよー、色んなこと企ててますよー！！！
初ブログとして派手に書いちゃおうかなー！！！！
なんて一瞬思いました。

が、

ここは敢えておもいっきり地味にしたいじゃん？
ちゃんごむやっちゃうよー　イェーイ


あれは僕が18歳の時、ピュアっピュアなギターキッズだった頃、
チリチリのロングヘアーでヤングギターの表紙を飾るのが夢だった頃、
大学にいく前に一瞬ギターの専門学校に行っていたんです。

「うちの高校内でギターTOP5に入る俺様が、専門に行って本気だしたら世界のTOP取っちゃうんじゃね？ん？」
みたいな。（学内、同学年のギター人口は20人ぐらいかな？）

結論、早い話、Gom少年にはギターの才能はありませんでした。
そんなに甘くねー。

どんなに練習しても上手くならないんですね。
厳密には少しは上達しているんですけど、
そのスピードがプロとして活動できる人達と比べて明らかに遅いというか。

そこから何年も音楽にしがみついて、
ギターを弾き続けなぜか途中で歌ったりわめいたり作曲を披露したり。

そんな中、若くして素晴らしい技術をもったギタリスト達と出会い、
「なぜこの人はギターが上手いんだろう、自分と何がそんなに違うんだろう？」
って常々疑問に思うようになりました。
天才って呼ばれる人たちと自分の違いを、
残酷かもしれないけど知りたいと思いました。

いろーんな要因はあるんですが一番大きいのが
「爪」
でした。
自分の爪の形、実はけっこうキレイで気に入っていたちゃんごむ青年だったのですが、
それがスムーズな押弦の邪魔をしていました。 

無駄にキレイなGom様の右手小指の爪






何年もかけて自分なりに研究し、
深爪してお湯につけたり、
爪と指の間にマメを作るように弦をこすりつけたり。

試行錯誤して矯正して段々形もよくなって、
そのおかげで2015年、ついにギタースキルが急成長してきました！
なんかね、最近成長してるのが分かるんですよ。楽しい。僕嬉しい。

当時のギターの先生方は、
誰一人として爪と指先が原因というのを指摘できなかったんですね。
いや別に専門学校の先生とかdisってるわけじゃないんです。
個人差が大きい部分で中々難しい部分なんです。

だからそういった細かい部分に関して、
自分に対する「師」って結局自分でしかないんですよ。
「オマエはこれがダメ」って他人は自分が気づかない事を見てくれてはいますが、
10年単位で自分の事を研究してるのって自分しかいなくて、
すっごい細かい部分だけど、
それでも大切な事って自分でしか気づけないというか。 


　爪見てきたから今のHoneyWorksがあるっていうか。


うん、すっげーはしょったよね。
ちょっと長文になってくると飽きるクセあるよねちゃんごむ。

今ではすっかり人の手を見るのが好きになってしまって、
ベタベタと人の手を触るようになってしまいました。エヘへ。
ギターに向いている指みつけるとウットリしますね。はい。

爪・・・新年一発目から「爪」ってさ・・・地味すぎるだろってツッコミたいけど、
なんかそういう地味なのが大事だなって思うわけです。

　一年の計は元旦にあり

映画公開とかあって派手だなーなんて思うんですけど、
相変わらず僕は爪を気にして1年過ごそうかなって考えてます。 

今年もよろしくね。


うちのかわいい猿貼っとくね♪




Gom