12月はなかなか忙しかった。
今月、IKIのリリースがあり、東名阪喋ったりサインをしたり、空想委員会のツアーに呼んでもらって岡山広島高崎でライブ、クラブロックンロールでアルカラとツーマン(はIKIの前だが)、O-crestでバズマザーズとツーマン。
気づけば色んなところにいて、色んなステージに立っていた。
まるで自分が日本の全てに存在しているのではないか、みたいな錯覚に陥った。
勿論錯覚でしかない。
それと並行して、6ページの漫画を描いた。
表紙(初めて描いた)込み、6ページ。
地球物語じゃないものだ。そのうち何かの形で発表されると思う。
されなかったら悲しい。
何かと並行しながら漫画を描く感覚が当たり前になってきたし、出先でネームを描くのが当たり前になってきた。
いいことだと思う。
地球物語の7話も描いたし、もうアップされた。
今回ネームの〆切が1日押したものの、クリスマスというカードを二枚ほど炉に焚べたらいい燃料になり、無事描けた。
いつも何に苦労するって、自分の描いたことのないものを描くことで、
なにしろ僕は大抵のものを描いたことがなく、
そもそも背景を描くのが苦手で、僕は一度苦手意識を感じてしまうと最強に苦手、みたいなとこまでいってしまい、
前回の空手道場を描くだけでもウギャーッとなり、
今回の「公園に突然現れたブルーシートのレストランと、そのシェフが作る謎の料理」なんてのはもう最悪で、
このネタは随分前から考えていたけど、思いついた段階では自分がもうちょっと強くなったら、刃牙でいうとガイア倒せるくらいのレベルになったら描こう、くらいの感じで一度伏せておいたんだけど
今回のネームで本当にアイディアが出てこなかったので止むを得ず描くことになった。
本当の戦いとは結局、自分の望まざる形でやってくるものなのかもしれない。
描いたことがないものが自然と描きたくないものに脳内変換され、そうなると逃避が生まれ、
やりたくないようやりたくないよう、そもそも何で月二本も漫画を描かなきゃいけねえんだよう(注:自分で決めた)とベッドの中で呻いている日もあったりしたが、
もうこれ以上呻くと本気で落とすという時間帯に食い込むと嘘みたいにシャキッとするもので、
描けてしまうもんなんだなあ。
skreamでやってるコラム「グルメトーキョー」が次僕の番なんだけど、それに書いた実体験諸々の話が漫画にも活きた気がする。
多分グルメトーキョー読んだら「何処が?」と思うかもしれないけど、活きてるんです。
しかしこうして漫画を進めているうちにふと、そういや調べてなかったけどホームレスのレストランって実在するのでは?と思い、調べてみたら、した。
したし、僕の漫画よりも100倍ちゃんとした料理を提供していた。
詳しくはこれを読んでください。
http://news.yahoo.co.jp/feature/100
レストランというと形は違うけど、
割と今年の頭に話題になってたっぽくて、フツーに知らなかった。
これを先に知ってたら7話の内容もだいぶ変わってたろうなあ。
調べものは本当に大事ですね。
今回は読んでくれた人達の感想、考察からタイトルの意味を考えよう、みたいなちょっとしたクイズじみた遊びも出来て楽しかったですね。もうなんか何でもアリだなって感じになってきました。

色んなところを飛び回っていたかと思えば、
漫画に取り掛かると本当に外に出ない。
飯を買うのにコンビニに出歩くことさえ気分的に難しくなる。寒いし。
そんなオンオフのやや曖昧な12月も、大晦日のCDJで仕事納め。
感覚的には忙しかったけど、実際はもう終わりか早いな、って感じです。
来年もきっとあっという間でしょうね。
だけども死ぬほど色んなことがあると思う。
今回も漫画の話しかしてないですけど、皆さん来年もよろしくお願いしますね。

シノダ