「エリー、ロングアンドワイディングロードとオーダーリン、どっちの曲がいい?」と藤村先生に聞かれました。 エクスマセミナー私の講演のエンドロールに使う曲のことです。どちらもビートルズ。エリーとは、私のニックネーム。

オーダーリンがイイ! と即答しました。
でも、数年前なら確実にワイディングロードを選んでました。

実は私、会社に入ってから、キッカリ3年間、往復の道のり毎日泣いてたんです。(もちろん、会社に行ったらそんなの微塵も出しませんよ)

車で通勤。首都高目黒線から東京タワーが見える。芝浦から大きく左から下りると汐留。ここからトンネルに入ります。
今日はどんな1日になるんだろう」と、考えながら毎日運転してるんだけど、銀座、京橋、新富町…トンネルをいくつか越えながら、光と陰の曲がりくねった道が続きつつ渋滞にハマると、自然と涙が出てきてしまうの、そう、道路と人生がリンクして。
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その時頭の中にかかるのが正にThe long and widing road でした。曲がりくねった道、数々の困難を越えながらやってきたけど、もうボク達ダメだね、違う道に行こう、っていう歌詞。ビートルズ最後の曲。ポール・マッカートニーが切なく哀しく歌いあげ、オーケストラの挿入がドラマチックで一層涙をそそるんです。

辛かったり、上手くいかなかったり、誤解されたり、気持ちが伝わらなかったり、突然のアクシデントがあったり…なんで平和な日が1日もないの、もう今日こそダメ…毎日そんな想いに浸ってました。帰りの道は、今日あった出来事を思い返して泣いてた…

泣いて出勤して、なんで笑顔が出せるの? 泣いた後って引きずるでしょ、と思いますよね…
そこが首都高1号線の良いところ。

新富町越えた後、江戸橋ジャンクションに向かってグッと登り坂になるところで、気分も上がってくるの。登り坂の頂点の三叉路の真ん中、上野線を行くと長い直線に入るんです。しかも渋滞解消されて、道が空く。まるで障害物が無くなって道が拓けるんです。
加速しながら一気に「私、頑張る〜っ、今日も全力で向かいま〜す!負けな〜い、笑顔でいく〜」って切り替わるんです、そして、上野インターで降りて街が見えると現実に引き戻され、スッカリいつもの自分になって元気に「おはよ〜」と挨拶…ホントにこの毎日でした。

エクスマセミナーの講演は、エクスマに出会ってから、どう変わって今があるのか話す、自分の集大成みたいなものだから自然と過去が蘇ります。

ワイディングロードって藤村先生から聞いて、驚きました。
曲のチョイスですが、数年前の私なら、きっもロングアンドワイディングロードを選んでいたでしょう。朝のテーマソング的存在だったので。それに初めて聞いた時になんて素晴らしい曲なんだろう、と涙しました。
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それなのに、瞬時にオーダーリンを選んだのは、乗り越えられたみたい、過去を。そして講演は明るくハッピーな愛を聴いてくれる人に届けたかった。だから力強くて熱量を感じさせるこの曲を選びました。ちなみにこの曲は、アビーロードというアルバムに入ってます。メンバーの個性がぶつかり合い際立ってるメチャクチャカッコいい大好きアルバムです。(もちろん、イギリスに行って、この横断歩道で写真を撮りました)

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エクスマセミナー9月10日の講演は、a hard days night ! で始まりました。ここから既に盛り上がってたの。リハの時もセミナーの合間もずっとThe Beatlesをかけていただき、励まされました。
エンディング曲は、もう1人のゲスト講師、内藤勲さんのヘイ・ジュード、私のオーダーリン。そして、藤村先生からの締め括りでワイディングロード。うん、素敵な順番、最高だなぁ〜、としみじみできたし、自分のエンドロール読んで、自分で涙流してるし…案外涙もろい私です。

藤村先生、ありがとうございました!