まさか再会出来るとは思ってもいなかったT社長のお店で働く事になった僕は、その日から社長が来る時だけロイヤル担当となりました。

華やかなお客様達に粛々とお酒を作り続けます。

この時代のこの形態のお店は夕方〜朝方の営業時間は当たり前で、たまに閉店後にパーティー等が入ると、終わるのは昼過ぎだったりする事がザラです。

要は自宅にほとんど寝に帰る毎日です。

2ヶ月ほど経ち、この生活が続くと創作の時間が全く取れない事にもどかしさを感じ始めます。

このお店は辞めて昼間のバイトに変えよう。

そう決めて、お世話になったT社長にその旨を告げると、一本のデモテープを聴かせてくれます。

後のD-LOOP、MINAMIの歌声でした。

つづく