"希望校に受かったら何でも好きなものを買ってあげる"と母方の祖母が言ってくれていたので、一台のシンセサイザーを買ってもらいました。

YAMAHA SY77。僕のファーストシンセです。

この時代のシンセはそれ一台だと音しか鳴らないものがほとんどで、完成度の高いデモ音源を作る為にはリズムマシンやシーケンサーなど、複数の機材を揃えなければなりませんでした。

これは一台で完結出来る、オールインワンシンセの先駆けの楽器です。

とにかく曲が頭にあふれてこぼれ落ちそうな状態だったので、手に入れてからは取り憑かれたように曲を作り始めます。

デジタル機材はどんどん新しくなるので、買っては売りを繰り返すのですが、

この子だけは今も部屋の片隅にいます。

つづく