突然の発表で驚かせてしまってごめんなさい








わたしひなんちゅは

11年間活動してきたSILENT SIRENのドラム

そしてリーダーという立場から退きます









発表の次の日のライブで脱退という

心の準備ができない状態で

突然いなくなる形になってしまって

本当に申し訳ない気持ちです















SILENT SIRENはわたしにとって家族です








18歳ですぅに出逢い

19歳でバンドを組み

大学に通いながらスタジオの深夜パックが安い

という理由でみんなでスタジオに篭っていた












事務所にも入らず

それぞれ高校、大学、読モ、バイト、と多忙の中

水曜はバンドの日ね!

なんて決めていたし遅刻したら罰金もあった









いつだって思い出すのは

その時の根拠のない自信と

なにがあっても無敵だと思っていた

一切の迷いのないメンバーを信じる気持ち






あの頃の私たちは何よりも単純で

あの頃の私たちは怖いものはなかった
















誰が辞めろと言おうと関係なかった

続く気しかしなかった

ここにいることが正解だとわかっていた

必ず共に夢を叶えられる仲間だと知っていた



根拠のないパワーは本当にあった






このメンバーでバンドができて本当によかった







ガールズバンドなんて括りに囚われたり

変にこだわりを持った時期もあったけど

この4人(なおき含めた5人)の

化学反応はそんな言葉に縛られない

無限の可能性があった











 

すぅの描く歌詞が大好きだった





あいにゃんの誰も傷つけない優しさに助けられていた




ゆかるんの正義感の強さにいつも背筋をピンとさせられていた



もう16年くらい一緒にいる

サウンドプロデューサーなおきの

サイサイらしさの礎を築いてくれた才能にも感謝してる









すぅと出逢って

高校からの友達のなおきに会ってもらった




祐天寺のライブハウスだった







あの時から全てが始まった







何度も観た映画みたいに

今でも記憶の引き出しからすぐに出てくる






4人でたくさんの夢を叶えてきた








武道館には3回も立てたね

横浜アリーナもできたし

ワールドツアーもしたね

Mステも出れてよかったよね






雑誌の取材で思い出深いところを聞かれると

大体この辺のことを話してしまうけど

ほんとはもっともっともっともっともっと

細かくてでも大切な思い出がたくさんあるよ









香港のホテルは高層階すぎて

窓際とベッドが近すぎてベッドから落ちたら

下まで落っこちるんじゃないかって笑ったよね







インドネシアのよくわからない番組に

早朝から出て

よくわからないものを目隠しで食べさせられたね











地方でみんなでドンキ行って

コスプレ買って

着たままホテルの廊下歩いたり

恥ずかしい格好も何回もしたし

もうほんと何度も意味不明なコスプレ買ったよね












みんなで色んな人のライブを観にいかせてもらって

演出面を勉強して帰りの電車で

サイサイだったらどうする?って

考えてるの楽しかったよね











メンバーの誕生日1ヶ月前から

グループラインができてみんなでそのメンバーの

一挙手一投足気にしながら

サプライズとプレゼントを一生懸命考えたよね













バンドマンなのに

スーパー銭湯でコントやらされたり

ワニと対決させられたり

フェス期間に富士登山させられたり



無茶苦茶な企画もたくさんやらされたけど

全部が強みになって

結束力も固くなっていったよね















なくなることはないと思っていた家族











わたしはドラマーとして脱退しますが

メンバーのことはいつまでも大切に思っています

もちろんサイファミのみんなのことも

これからもずっと大切です






  





コロナ禍になり

当たり前にいた4人と同じ空間を過ごせなくなり

1人の時間が増え

自分の中心であり自分の一部であった

SILENT SIRENを離れることで

新しい道に進んでみたい

新しい景色をみてみたい、と

強く思うようになりました








たくさん悩み、たくさん時間をかけ

強い意志をもって決断しました







わたしはもうドラマーとして

みんなの前で演奏することはないです












ドラムを叩いてるひなんちゅが好き

と言ってくれるのが

本当に本当に嬉しかった







バンドを組んだばかりのとき

わたしが体調不良でサイサイのリハを休んだとき

メンバーが

「ひなのドラムがなかったから

リハが全然できなかったよ〜」

と何気なく言われたのがすごく嬉しかった






必要としてくれてる仲間がいる強さと

その仲間に尽くしていこう、と強く思ったのを

今でも鮮明に覚えてる

私はすごく弱かった

けどメンバーがいてくれて

強くなれた






4分の1のピースが集まった『バンド』が

何よりも愛おしかった











わたしはわたしらしく

11年間ドラムを叩けて幸せでした







すぅの背中を見ながらドラムが叩けて

すぅの背中越しの

笑顔のサイファミを見ながらドラムを叩けて

幸せでした





あの景色は一生忘れません








たまに4人が一列に並んで

ライブする時があるけど

わたしはすぅの背中を見ながら

たまに振り返って

後ろを向いてわたしと合わせてくれる

あのバンドやってるなぁ

っていう感じが大好きでした



KAKUMEIのイントロは

照れくさいけど一番好きだったよ







長くなりましたが





SILENT SIREN

唯一無二のバンド

本当にだいすきです



























































これからもずっと

SILENT SIRENの音楽を

愛してもらえたら嬉しいです









11年間


本当にありがとうございました!
















SILENT SIREN ドラム/リーダー ひなんちゅ