月別アーカイブ / 2020年02月

懐かしい地元の景色の中を走っていると、思考がクリアになるような気がします。
ついつい屋内に篭りがちなので、爽やかな空気を吸いながら、走っている時はほぼ無心。
1日の中にあえて自由が効かない時間を作ることで、自分の中で物事が整理され次の行動がより冷静に行える、と良いなと思っています 笑

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先日、作曲科とピアノ科同時進行の一学期目が終わりました。
充実した半年間だったので、大学内の活動をいくつか綴りたいと思います。

副科の一つ、室内楽では二人のバイオリニストとのグループになり、Martinuの"Sonatine"を合わせ、最後にはコンサートで演奏しました。特に、会話という意味では割と自由が多いのだなと感じ、アクティブにセッションできました。

Wienmodern という現代音楽のフェスティバルにて
"OLD.FESCH@NEW.STEIL" というタイトルで作曲科生徒の曲が演奏され、
僕が作曲した"Your World, Your Tempo (120, 135, 150)" も無事初演されました。
これは打楽器と弦楽四重奏の曲で、テンポの異なるポリフォニーをリズムと音程に分解したようなものです。(弦楽のみの)指揮者と二人の打楽器奏者にそれぞれ異なるテンポのクリックを送り演奏してもらうという実験は、個人的にもワクワクしました。

オルガン科のコンサートではMessiaenのの"Apparition de l‘Église éternelle"を演奏し、僕の作曲した"Tokkata für Orgel" を初演しました。
この曲は、1オクターブではなく5オクターブで"主音"に戻る旋法で作り、大学にあるネオ・バロック式のオルガンにあるストップの音色・音程に合うように組み立てました。

現代音楽のアンサンブルでは、Olga Neuwirth の"Marsyas II"という曲を演奏しました。テンポも拍子もコロコロ頻繁に変わる曲で、難しいパートも多く初めのリハーサルまではどうなることかドキドキしていましたが、指揮者やフルート、バイオリン、チェロ奏者の方々と一緒に作り上げていく過程がより明確に感じられ、最後には一回のコンサートで終わるのが惜しくもったいないと思う程に楽しんでいました。

オペラ科の学期末のFragmentabendにて、シンセサイザー・作曲・アレンジを担当しました。
具体的には、Zimmermannの"Soldaten"という現代音楽のオペラの抜粋と、Beethoven の"Leonore Prohaska"という未完のオペラの部分を合わせ交互に演奏するために、Beethovenの曲の現代音楽風のアレンジと伴奏/演奏、場面とストーリー繋ぎやプログラム終わりの音楽の作曲、"Soldaten"という大変猛烈で巨大な現代音楽の中でピアノでは表せない楽器の音や環境音(戦車や飛行機、爆弾やミサイルなど)を作りました。
プログラムはLogic Pro Xを使いエフェクトはほぼ内蔵のもの、楽器はVSLと内蔵のオルガンやシンセサイザー、伴奏・演奏では自分のシンセサイザーを持ち込み生で弾きました。総トラック数が200を超えるという、僕の中では最大のLogicプロジェクトとなりました。
オペラそのものが衣装やライティング、小物までこだわられた素晴らしいもので、オペラ科の方々と刺激的な創作に参加でき、(コンピュータとの戦いも含め 笑)ドキドキで貴重な経験となりました。

他には、Improvisation mit Live-Elektronikという授業にて僕はエフェクトを自作しピアノで試したり、最後にはコンサートでグループごとに即興演奏しました。
僕は即興に比較的慣れているのですが、即興演奏は「自由に発言して良いけれど、そこには明確なクオリティが存在する(べき)もの」だと改めて思いました。グループでの即興演奏を心から楽しみました。

また、Live-Elektronikという授業の学期末コンサートでは、僕の作った"a Dream für Blockflöten und Live-Elektronik"が初演され、僕はStefan Prinzの"Piano Hero #1"という曲を演奏しました。
僕の作った曲は、Bass PaetzoldリコーダーとAltリコーダー+Live-Elektronikのもので、エフェクトはPitch Shifterを組み合わせ、和音をリコーダーの音の上や下に付けたり、Pitch Correctionの ソフトウェア的なエラーをあえて利用してみたり、Delayや Subbassなどで面白い表現を実験してみました。
僕が演奏した"Piano Hero #1"という曲はMidi Keyboardとパソコン、プロジェクターを使用したもので、鍵盤を押すとその音程が鳴るのではなく、映像と音声が流れるようにプログラムされたもので、(聴いていると分かりづらいけれど意外と 笑) リズムが複雑でチャレンジ気分で新たに空白や休符のキャラクターを学べ、楽しく演奏できました。

その他は授業やレッスンや試験などで毎週のように伴奏を頼まれたり、大学内のカフェの記念パーティにてソロでジャズを弾くなど、少人数で音楽を奏でる喜びを頻繁に感じることができ、楽しみました。

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