そういえば昔なにかの雑誌でこんな記事を読んだことがある。

「自由とは依存する先を増やすこと」

依存って自由の反対なのに!ととても面白かった。

どういうことかというと、例えば車椅子の人が火事にあったとしよう。すると、逃げる手段がエレベーターしかない。つまり、依存先が一つしかないのだ。

だけど、健常者はどうだろう。エスカレーターもあるし、階段もある。梯子もあるかもしれない。そう、依存先がいくつもある。これこそ自由なのだ。

確かこんなことが書かれた記事だったと思う。すごく面白い。

人はよく、

「他人に頼るな。自立しろ。」

という。

でも、自立するというのは依存先を増やすことなのだ。

これは色んな場面で応用できる。

会社員なら他の会社にいつでもいけるという状態にすることかもしれない。または副業をいくつもこなすことかもしれない。

一人で抱え込んでしまう人は、人に頼ることかもしれない。みんなに頼ることかもしれない。


かの落合陽一先生も言っていた。

「計算機自然ではみんながみんなに依存しあう世界になる」

と。(わからなかったら調べてみてください。もっとわからなくなると思います。)


だから、僕はみんなを頼る。ので、みんなも僕を頼ってください。