月別アーカイブ / 2017年06月


僕はたまにふらっと本屋によっては読んでるマンガの新刊が出てないかチェックしてます。

この前は、ブログでも書いた「騎士団長殺し」という小説の後編を買いに行くついでにマンガの新刊もチェックして買って帰るつもりでした。

買ったマンガは「不滅のあなたへ」と「ベイビーステップ」。

不滅のあなたへは「聲の形」の作者の最新作です。聲の形が大好きなので続けて読んでます。

そしてベイビーステップは僕がテニスをやっているということもあり、読んでます。

このベイビーステップ、刊行スピードが驚異的です。本屋で新刊を見たときは毎回「この前買ったばっかなのに…!!」と驚きを隠せません。実際、発行日を見たら2ヶ月しか経ってませんでした。やべえ。

ベイビーステップはテニスをやってる人にはぜひ読んでもらいたいマンガです。非常にリアルにテニスを描いていて、めちゃくちゃ参考になります。主人公エーちゃんの戦い方「チェンジオブザペース」(色々な球種やスピード、弾道を混ぜながら戦うこと)は僕もまがりなりにもやってみたら、それまで格上でなかなか勝てなかった相手に勝てるようになりました。本当に実践的なテニスマンガです。テニプリとは違う。



この二つのマンガと騎士団長殺しを買うとき、ついビジネス書コーナーにもよってしまいました。

そこで平積みされていた一冊の本が目に止まってしまったのです。

それが、


「多動力」


堀江さんのツイッターはフォローしていて、いつもチェックしています。

だから多動力が今売れているらしいということはチラチラ耳に入っていました。(6月29日現在、16万部らしいです。はんぱねー!)

そんな情報もあって、そう、この多動力。

衝動買いしてしまいました。(お金がやばい…)



そして今日読み終わったので、レビューをしていこうかなと思います。(本題までが長いっ!)

そもそも多動力とは何か?「はじめに」で解説しています。

”「多動力」とは何か。
 それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。

 しかし、「多動力」がある人は、次から次に、興味が移り変わってしまい、まったくもって落ち着きがない。

 モノは忘れるし、なくすし、不注意で怪我だってする。
 やるべきことをしていないのに、やりたいことばかりしてしまう。"

なるほど。なるほど。つまり僕が、しなきゃいけない作業があるのにYouTubeを観たりしてしまうのも多動力と言えますね。(おい)



本の中では"見切り発車は成功のもと"という話が面白かったです。

”大事なことは、見切り発車でもいいからやってみることだ。
絶対に完璧なものを作ろうと5年間準備に費やして第1回のフェスを迎えるよりも、見切り発車でも、不完全でもいいからとりあえずやってしまって、5年間トライ&エラーを繰り返したフェスのほうがクオリティも高く、お客さんも集まるものになるだろう。
準備が足りないからと足踏みしていたらいつまでたっても満足行くものはできないのだ。やりたいと思ったら、今すぐやってしまおう。"

まさにその通りだと思います。いくら準備に時間をかけたところで、想定してなかった失敗はいくらでもやってくる。とりあえずやってしまって対応していったほうがいいと僕も思います。



"まずは、一つのことにサルのようにハマれ”という話も面白かったです。

堀江さんは何かにハマると一日中やってるなんてことがよくあったそうです。受験勉強も東大に行こうと決めてそれなら英単語を覚えなきゃと英単語帳を一日中眺めて、半年で東大に合格したそうです。

僕も、ひきこもった直後、クラッシュオブクランというゲームにハマったことがあります。その時はだんだんだんだんとプレイする時間が増えていき、最盛期には朝起きてから夜寝るまでプレイし続けるというのを2ヶ月繰り返したことがあります。しかも、毎回同じ動作を繰り返し続けるという単純作業なんです。ゲームなのにただただ辛い笑。

他にも、ゲーム実況動画を観たり、テニスをしたり、本を読んだりなんてことにそのくらいハマってきました。

その過程があったからこそ、ひきこもって鬱みたくなりましたが、吹き飛ばすことができました。

だから僕もハマることは本当に大事だと思います。



しかし、この次のページでは”僕は一つのことにサルのようにハマるが、あっさりと飽きて違うことへと興味が移る。”と書かれてます笑。

ある程度はまって80点を取れば大半のことは学べるので、100点取るよりさっさと次のジャンルへ行った方がいいとのこと。

僕もさっき書いた2ヶ月ゲームをやり続けた後、ぱたっとやめてしまいました笑。急に飽きてしまったんです。しかしゲームをやり続けて学んだことは特にありません。どうしよ。





”恥をかいた分だけ自由になれる”

この言葉も刺さりました。僕もこのブログだったり、SNSだったり、時々「なにやってるんだろ」と恥ずかしさに囚われてしまいます。。。

でもこの恥ずかしさは挑戦の証でもあるのかなと思うようにしてます。
(そんなブログも書きました。)
実際やらないよりやったほうが良い事は明白なので、どれだけ恥ずかしさに囚われようと進み続けるしかないのかなと思います。(かっこいい事言った)



”人生に目的なんてない。
今を楽しむことだけが、すべてなのだ。”

という話も面白かったです。堀江さんの行動は全てここに集約されてます。「楽しいからやる。」それだけだと。

僕も目的を決めた人生なんてつまらないと思ってます。
(これもブログ書きました。)

人生の意味とは、結局「感情」に行き着きます。ただ楽しい、幸せ、好き。そんな気持ちになることがいわば「目的」です。

お金持ちになりたい人はなんでお金持ちになりたいのか?それは結局のところ幸せになりたいからでしょう。

なんで僕が事業をやろうとしてるのか?それはシンプルに「楽しそう」だからです。

だから、そのために今の楽しさを放棄して自分を犠牲にするなんてことは本末転倒です。

「今を楽しむ」これができれば、他になにもいらないんじゃないかと思います。



ここまで書いて、多動力の考え方と僕の考え方ってかなり近いな(多動力に書いてること結構僕もブログに書いてた。)と思いました。僕すごい。



そう、もうそんな考えをしてたので、目新しい発見のようなものがなく、正直多動力面白い!とはあんまりなりませんでした。(ごめんなさい)

でも、多動力の作り方は面白いなと思いました。

まずビジュアルへのこだわり。

章ごとのタイトルはこんな感じになっています。
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また、一節一節ごとのタイトルもこうなってます。
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これは写真を撮ってインスタなどにあげやすくするためです。面白い。


それから、この本の文章量はかなり少なめになっています。早ければ1時間で読めてしまうのではないでしょうか。

これは多動力自身でも書かれてましたが、スマホの登場で「ヒマ」と思う感覚がめちゃくちゃ短くなってます。昔は、「ヒマだから映画観に行こう」なんてこともあったわけですが、今は絶対そんなことないですよね。たった5分のヒマでさえ、待ちきれなくてスマホで潰すようになってきているからです。

”現代人は「無駄な時間」を我慢できない。”

堀江さんは、「君の名は。」が売れた理由を現代人の時間感覚に合わせて、無駄なシーンをカットしカットし、1時間47分という短い時間に収めたからだと推測しています。

まさに多動力でもこれを実践しているのだと思います。

なるべく文章量を抑え、軽く読めるようにすることで現代人の感覚に合わせる。素晴らしい手法!

ビジュアルの工夫と時間感覚を意識する。この二つはすごく参考になりました。

でも逆説的ですが、自分のサービスではいかに相手の時間を奪えるか?を考えていきたいなとも思いました。

現代人は無駄な時間を使いません。だからこそ、相手が時間を使いたくなるほどの楽しい体験を提供していきたいなと。

さて、どうするかなあ…!



先日、SHOWROOM創業者の前田裕二さん初めての本「人生の勝算」の広告を打ったのですが、思わぬ気づきがあったので、ブログにまとめたいな思います。

(その時のブログ↓)

その前になぜこんなことをやったのか目的はというと、、、特に決めてません。

最近Twitterで前田さんは人生の勝算に関することなんでも取り上げてるので、前田さんが取り上げくれるだろうという期待はありました。それから西野さんの真似をしてやったことなので、もしかしたら西野さんまで届くかなあとも。

しかし、これもなんとなく思ってただけで、しっかり言語化して目的にしてた訳ではありません。

単純に「面白そう!」という気持ちが大きかったです。

それから、前田さんが登壇されたイベントで僕は前田さんの原体験を聞いたり、その謙虚な優しい姿をみるうちにファンになってしまいました。また、前田さんの「他者への想像力つまり思いやりが大事」という話を聞いて、僕も人のことを考えられるようになりたいという思いがふつふつ沸きあがってきてました。

だから、「前田さんのためになりたい」という思いが一番大きかったです。

自分のメリットももちろん考えてましたが、そのメリットよりももっと前田さんになんでもいいから”価値”を提供できたらなあという思いでやりました。

だから目的など特に決めずにやったのですが、だからこそ、想像以上の効果がありました。

まず第一にツイッターのフォロワーが15人も増えた!!
(少ないと思う人もいるかもしれませんが、元が43人なので超多いです。成長率134%!!!!)

そして、さらに2つの気づきというかアイデアを得られました。


まず、1つ目。

そうだ。人の物を宣伝するだけの公式ページを作ろう!と思い付いたこと。

僕が運営してるSuKiというWEBサービスのFacebookページや公式Twitterアカウントなんかを作って、人の物だけを宣伝していこうかなと思います。なかなかぶっ飛んでる。

今までそういう公式ページを作ってなかったんですが、というのも、作ったって誰も見ないだろと思ってたからです。だって宣伝なんか誰も見たくないじゃないですか。

だから作るにしても面白い切り口がいるなーと思ってたんですが、なかなか思い付かずずっと放置してました。でも、人の物を宣伝するだけのページというアイデアは超面白くていいなと思い付きました。

宣伝効果としても悪くない気がします。例えば今回のように、前田さんの本を宣伝したら、前田さんに認知してもらえるし、取り上げてもらえる可能性も高い。そうすれば、前田さんのファンにも「前田さんを応援してる人」と認知してもらえ、親近感を持ってもらいやすい気がします。僕のファンにもなってもらえるかもしれません。

これを色々な人にやっていけば、どんどんとファンを増やしていける。そんな気がしました。

何より、「人の物を宣伝するだけの公式ページ」って言葉が面白い。その言葉だけで話題になるかもしれません。

うん。考えれば考えるほどいいアイデアだ!


そして、2つ目ですが、これはSuKi自体をどうするか思い付いたアイデアです。

まずこのツイートを見てください。

この人は「人生の勝算」の編集者の方です。

僕のツイートを取り上げてくれて、さらに読書会やろう!というアイデアにまで繋げられて嬉しいです。

でも嬉しいだけじゃなく、さらに僕もこれでアイデアを思い付きました。

そうだ!SuKiで「講演会を作ろう!」というプロジェクトを立てればいいんだ!と。

というのも、このSuKiは何か「目標」を立てて、そのプロジェクトをみんなで集まって、実際に実現していこう、さらにお金を払ってそれをやろう!というコミュニティを作るサービスなんですが、このSuKiのターゲットを僕の「好きな人」にしようと決め、YouTuberの人やマンガ家の人のプロジェクトをこれから作っていこうと思ってました。

でも、今僕が一番好きな人は「経営者」の人たちです。(ビジネスやろうとしてるくらいだからね!)

そんな経営者の人たちのプロジェクトをなぜやろうとしてこなかったかというと、もうそんな経営者たちは自分でコミュニティをやってるからです。そもそも僕がそんな人たちを参考にしてるからこそ、こういうサービスを思い付いたんです笑。あと、経営者の人は超忙しいでしょうから、プロジェクトを立ててもらって、長期間関わってもらうなんてことは難しいだろうなと思ってました。

だから、そんな人たちのプロジェクトは作れないなあと思ってたんですが、でもさっきのツイートで講演会を作ればいいんだ!と気付きました。

「前田さんの講演会を一緒に作ろう!」というプロジェクトを立てて、僕がリーダーとなってやっていけば、前田さんに長期間関わってもらう必要もなくなるし、前田さんのためにもなる!と。

これならいろんな経営者の人に頼んでいけます。さらに、講演会を作るという貴重な経験も得ることができます。素晴らしい。

ずっとSuKiの広め方を考えてきましたが、新たな道を見つけることができました。僕にとって大きな道です。


こんな二つのアイデアを思い付くなんてことは、当初全く想定してませんでした。本当にやってよかったなあ。

やっぱり「面白い」と思ったことはやる!というのが自分を想像もしてなかったところまで連れて行ってくれるという仮説がより深まりました。

これからもどんどんと「面白い」と思ったことやっていこうと思います!!



SHOWROOM代表の前田裕二さんのはじめての著作「人生の勝算」が6/30に発売されます。



そしてこの本のFacebook広告を打ってみました。



勝手に。



許可なんて一切とってません。きっと大丈夫だろうという適当な予想。



そもそもなんで勝手に広告を打とうと思ったかのきっかけはというと、Twitterのタイムラインにこんなツイートが流れてきたことから始まります。


最初の感想は、「ほんとにどゆこと!?」でした。



でも超面白いですよね。それで思い付きました。



そうだ。僕もやろう。



そんなこんなでFacebook広告打ったので、その流れを公開します。



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まずFacebook左下の広告ボタンを押します。前から気になってたこれ。きっと広告打つときはこっからやるんだろうなーって思ってたのをついにやる時が…!!



そう。広告打つのはじめてです。



自分のWEBサービスは広告したことないのに他人の本を広告するという。なんだこの状況。




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リンクに飛んでみるとこんな画面に。



あ、だめだ。ナンダカムズカシイコトバガナランデル。



…よくわからないので、右上の「ヘルプ:広告の目的」を押してみます。




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するとこんなサイドバーが。多分、「ガイド:適切な広告の目的を選択する」がいいだろうということで、また押してみます。


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「キャンペーンの目標は、ビジネスの成長とともに変化するものです。たとえば最初は認知度を上げ、新規顧客を獲得することを目的とするキャンペーンを展開して、その後、商品の購入やイベントへの登録をオススメする、といった具合です。」



なるほど!!そういうことか!だからまず知ってもらう段階、興味を持ってもらう段階、買ってもらう段階、によって目的を決めようということなんですね。納得。



そこで、前田さんの本はどんな段階だろう?と思ったんですが、



部外者なんでわからなかったです。



そこでとりあえず初めの知ってもらう段階「ブランドの認知度アップ」を選択しました。認知度はあっても困らないでしょう!(適当)






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「ブランドの認知度アップ」を押すとこんな画面に。なんと広告キャンペーン名が決められます!なるべくかっこいい名前にしようと思って決まったのがこちら。




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「広告の勝算」。うん。いい()



広告には表示されないこんなところにこだわる!そこに痺れる!憧れるぅ!




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そして次は配信する地域やターゲットを決めるようです。



とりあえず地域が米国になってたので(なぜだ)、日本に変更し他はそのままにして起きました。変えた方がよかったのかな?






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しかし、最後の詳細ターゲット設定だけは「ビジネス」「起業」と入力しておきました。




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そして、大事な予算。デフォルト設定の一日500円で、期間はとりあえず本が発売する6/30までに。計3000円らしいです。安っ!!!



こういう小さな単位から広告を打てるのってほんといいですね。高校生でも打てました。さすがSNS。素晴らしい時代だ!




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そして肝心の投稿内容へ。主に画像とテキスト、それから飛ばせるリンクを決めるようです。



画像は本の表紙を拝借し(マジで大丈夫だろうか?)、テキストもアマゾンでの説明を引用しました。引用する内容は、本の内容紹介の部分ではなく、プロローグの文にしています。前田さんが直接書いた文章の方が想いが伝わってくるだろうと思ったからです。短いですが、熱さと優しさが伝わってくる素敵な文章です。



そして、ちょこっとだけ僕の文章も加えてます。広告主の文章があった方が親近感湧くかなーと思ったからです。



さらに、前田さんはキングコング西野さんのブログでプロローグを全公開(!)されてます。直接amazonとかのリンクに飛ぶより、そっちに飛んだ方が絶対にいい!ということで、そのリンクに飛ぶようにしました。

(↓そのブログ)




さて、投稿しようと思ったんですが、なぜかエラーに。



どうやらFacebookの個人アカウントではなく、Facebookページを作らなきゃいけないようです。なんてこった!パンナコッタ!







そこで、「めんどくさいな…」と思って作ってなかった自分のサービスのFacebookページを作って投稿することにしました。(おい)





そして、Facebookからの承認を待つこと27時間。(めっちゃ待った…)





なんと!ついに!公開されましたっ!!!!!



それがこちら。(ドン!って効果音を頭の中で鳴らしてください)





いやー、はじめての広告なのでわからないことだらけでした。なので、ここはもっとこうした方がいいんじゃない?って意見などありましたら、このブログのコメント欄かFacebook、Twitterでぜひ送ってください。

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また広告打った効果なども書いていこうと思います。

やったことない広告を打てて楽しかったです。

最後に!

前田さん初の本の出版おめでとうございます!!!!!

















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