月別アーカイブ / 2021年04月

個人的にスプリント(短距離)に対する興味がなかったというのが現在までだった。

今回の怪我により、体の正しい動作方法や、筋肉の反応に大きな興味を持ち、より細かく知りたいという想いからスプリント‼️ザ・アスリート という分野に足を突っ込みたくなった。

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なぜ今までその興味を持たなかったかというと、スピードを持ってる人と、スピードを持ってない人とは生まれつき違うんだ!と思う部分があまりに強かったからだ。

それは実際にあるだろう…

そして特に聞いて真に受けていたのが、外国人の選手は常に骨盤が立っているので足の出かたが違う説。
『それはまさにエンジンが違うんだ❗️』と知人…F1の車と軽自動車とのような違いだと比喩で例えられたぐらい。
あのお尻部分の盛り上がりは生まれつきであり、変えられないものだ!という話。

そういう諸説諸々の話を聞いて、速さについてじゃない他の違う部分に常に興味を持つように意識を向けるようにしていたのかもしれない。

ただ今回長い期間 

リハビリをするにあたってこの領域に踏み入れたいと思うようになった。


きっかけは10種競技の現日本代表選手であり、僕の一つ歳上の右代啓祐選手。
知人からの紹介で色々と右代さんの話を聞かせてもらっていたんですが、身長がほぼ一緒で日本人の領域とは思えない体つきと身体能力、そして真摯に競技に向かうメンタリティと自身への飽くなき向上心。
年齢という意味では一歳年上なので現在34歳です。
決して若いとは言えない年齢であるはず…
『身体能力がいくら凄いと言っても…』と思っていた。
でもその彼が先日自己ベストの数値を数年ぶりに叩き出したという話を聞きました。
実際に34歳にもなったらここ数年出なかった新記録というのは出せるものではないだろう!と僕は鷹を括っていたのは実際の想いでした。

なぜならサッカー選手として、34歳という年齢は決して若い❗️と見られる年齢ではないはず。
そしてその年齢ぐらいになって身体的な部分を前面に出すプレーから、頭脳的、または様々なテクニックを駆使して効率良くという部分を前面にプレー幅を変える選手も少なくないように思える。
それがベテランの良さでもあり、また身体的能力を使ってバリバリやられている方もいます…
((内容は個人的な意見です))
(ここに関しては良い意味でプレーの幅を見直してるケースが多々なのかな?) 

そういう様々な側面があるように思うので、尚更に筋力的な成長、記録的な成長とはあまり縁のないものだと思っていました。

個人としては前十字靭帯を断裂し、半月板も断裂して、カラダを全体的に見直して鍛えようとは思ってはいたが、スプリントの部分はホント未知の世界。

ただ今回その貴重な話を聞くことができ、新たな思考の元で今までの自身の常識や垣根を越えることができレベルアップを測れるんじゃないか!と思えるようになり、正直大興奮だった。
まさに新たな領域がある❗️というのを思い知らされた感じ👀
絶賛触発されまくりました。
その上で筋力量の問題、体脂肪の量の再把握も含め考えるきっかけに‼️

ここからは特に臀筋(お尻)の部分の鍛え方、使い方に注目をするようになった。
右代さんの臀筋は鋼のようなものでした。
膝の怪我を治すにあたっても大事な要素と言われていた臀筋部分。
この部分の強化を膝の曲げ具合の許容範囲と照らし合わせながら進める事にした。
同時に骨盤の位置というのが、まさにカラダの姿勢と精通してるということで、姿勢改善も行いつつ…
まさか1ヶ月ほどでお尻を使って歩いている感覚、走っている感覚を得ながら動く事が少しだけど可能になった。
これは大きな進歩だ‼️
今までお尻を鍛えろ❗️
臀筋は大事だ‼️
臀筋は大きい筋肉だから使えないと勿体ない‼️
など様々な事を受けてきてトライしても、なかなかこの感覚に至ったことはない…
以前までは漠然とやっていた臀筋トレーニングだったが…
でも今回は少しではあるけど、この部分の改善と手応えを得られたのだ。
そしてカラダのバランス感覚が向上したように思う。
そのバランス感覚が怪我のリスクを減らしてくれるのではないか❗️

いい事尽くめではないか?👀

今回色々な目標を自分に課してリハビリをしているが、ここにきて新たなテーマを追加する事になりそうだ。

*注意 臀筋を鍛えて股関節周りを硬くしてしまうことはあるので、そこの柔軟性は失わない様にすることをオススメします。


是非この文を読んでくれた方、試してみるのはどうでしょう。



木木

 


怪我が少しづつ癒えてきている今の状況を嬉しく感じると共にやはり考えているのは、このケガしてしまう以前より身体的成長、メンタル的成長を復帰までに図りたいと思っている。

↑この基本的な動作には膝の🦵可動域があって出来るのだと改めて感じることができた。

それはただリハビリメニューをこなしていくだけでは感じることのできなかった感覚かもしれない。
一つの動作に対する『何故⁉️』を突き詰めた結果が色んな細かいところに気を使えるきっかけになったのかもしれない。

一つ一つの動作はカラダに対してストレスをかけるということを改めて認識できた。

なので逆に考えればカラダの上手い使い方によってその動作ストレスを減らす事ができ、且つ機能性を上げる事ができるのでは?と思うようになった。
そしてそれは怪我の部位に負担を掛けづらくする事とつながるし、それが可能になれば長い期間継続して競技パフォーマンスを出せることに繋がるはず。

↑見てもらうと、なかなか上手く脚が地面を蹴り出せていない感じが否めない。

この状況が試合の中で幾度となく起こると、何処かの部位が容量いっぱいになり、何処かの部位がその肩替わりをして怪我が起こると思われる。

不慮の事故の様に、思いがけない接触による怪我などサッカーには耐えず起こりうる予想外の出来事。
それは時には免れようのないアクシデントだとも思う。

ただ怪我をするにあたって全てが予想外というわけではないと思う。
自分の身体の使い方を良い方向に変化させることによって避けれる怪我が多くあるのではないだろうか?

現在の自分も含めカラダに対して正しい使い方!というのを考えている人がどれだけいるのだろうか?
 

今までも多くの怪我をしてきたし、個人的に今回の怪我、前十字靭帯断裂、外側半月板水平断裂、内側側副靱帯損傷というトレーナー達の中でも良くない症例として挙げられる[アンハッピートライアングル]3箇所セットで損傷する総称!を受けて改めてカラダの仕組みを知るいい機会にしたいと思う。

色んなところで『臀筋のトレーニング!お尻お尻』と言われたり、『コアだ。コアが大事だ!』と言われることが多いが、どのようにその筋肉を使って、どのように鍛えて、何の作用がある!というところまで知って鍛えるのと、漠然とした知識からやるのとでは違いがあると思う。

その発言者としての成果として復帰した際に良いパフォーマンスが出せるように頑張りたいと思います。

もし怪我してる方など、この話をきっかけに少しでも意識する場になれば幸いです。

どうぞ!お試しあれ( ´ ▽ ` )




木木

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